オビディエンス2から必要になるフセてる状態から呼ばれて脚側に付き一緒に歩く。
ハンドラーの後方に伏せる犬を呼び、歩いている状態で脚側位置に付け一緒に歩くと犬は勢いよく来るのだが、行き過ぎてしまい慌てて戻ってくる感じになる。
呼ばれて走って来てもハンドラーの横でしっかりついて歩くことができなければならない。
横につくためにスローダウンし過ぎても気に入らない。
その練習をし始めて2ヶ月。
始めて形にして練習してみたらできた。
犬に新しいことを教えるとき、まずは完成形から細かくステップを組み立てる。
手をターゲットにして鼻をつけることを端午には小さいころから教えて来た。
それを応用して教えていく。
安定するまでは絶対に試すようなことはしない。
犬が理解し自分の中で消化するのを待つ。
教えて分かってないことを責めないのもコツの一つ。
理解し消化ができてることを前提に、一気に攻めに入る。
攻めとは、「お前ならできるはず、やってみろ!」と信じること。
信じられる自信をこちらが確信するまでは、地味な反復練習。
トレーニングはいつも犬が何をどう理解しているか?
そしてその過程を楽しんで前向きに取り組んでいるか?
犬の表情やボディーランゲージ、呼吸まで感じながら進めていく。
何かを置き去りにすれば、必ずそのつけは回ってくる。
一番大事なのは、自分が犬と作りたい形を頭の中に明確にすること。
こうなりたいが明確であればあるほどその領域に近づける。
夏は暑くて短い時間しかトレーニングできないけど、地味に積み上げるこの時期のトレーニングはとっても楽しい。