ノーズワークの練習をするときは、いつも2mのリードをつけた状態で
ハンドリングしています。
競技会では指定がない限り、リード付きでサーチをします。
そのためにリードさばきに慣れておく必要があるからです。
でも、リードをつけた状態でハンドリングするとサーチ範囲が限られ
犬としてはなんとなくハンドラーの近くに必ずあるなぁと思ってしまいます。
するとどうしてもハンドラーを頼るようになってきて、
ちょっと探してなかったら、「ないです」って顔を見るようになってきます。
蒼太はどちらかというと依存度の高い犬です。
最近、すぐにアイコンタクトを取るのが気になっていました。
今日の練習は、リードなしでやって見ました。
もう少し距離が取れるといいのですが、この一つ前のセッションでは
離れるとついてきてしまって私に近いところを探し出してしまいました。
少しづつ距離をとって、モチベーションももっとあげてかないとダメだということが
この練習から分かりました。
端午は、私から離れても探し続けることができました。
まだそれほどリードの影響を受けてないことと、
もともと私への依存度が少ないので自主的に探し続けることができるということがわかりました。
リードの有る無しに関わらず、自主的に集中して継続的に探せることが
蒼太と端午の目標です。
ノーズワークでは犬の嗅覚に頼るだけでなく、
段階を踏んだ練習は犬のメンタルにおいても重要だと思います。