最近は本を読むことが少なくなってしまいました。
日中は家のことやって、蒼太のトレーニングして、
空いた時間にフェルトの作品作りして、Blogを書いて。。。
でも、年末からあえて時間を作って本を読んでいます。
読む前は、1冊の本を読むことがまどろっこしくてなかなか読み進まなかったのですが、
読むことに慣れてくると面白いことにズンズンと読めます。
それでも興味が湧くように、映像化された本ばかり選んで読んでいます。
「ビブリア古書堂の事件手帖」は、全7巻の推理小説です。
お話の中にいろんな本が出てきて古書のコレクターが事件を引き起こすんですが、
古書収集マニアという人々がいるんだって初めて知りました。
初版本から内容が変わってしまう本があったり、
作者が書き加えたり引いたりと手を加えていることもあったりと、
印刷して世に出てしまってるのにそんなことがあるなんてちょっと驚きました。
「日々是好日」は、作者がお茶を習って感じたことが書かれています。
お茶の作法を古臭く封建的だと感じてたという部分はものすごく共感できる。
でも、それは表面的で知れば知るほど遊び心や人をもてなす心に溢れてる。
複雑な作法をやっと覚えた頃に季節が変わりお道具が変わることで作法も変わる。
メモを取ろうとしたら怒られたり、次の手順を頭の中で考えていたら怒られたり、
今まで学校では褒められるべき行動の全てが否定されてしまう。
今までやったことは忘れなさいって言われる。
今、この瞬間に心を置いて集中する。
何事も本当はここが大切なんじゃないかなって気づかせてくれる、そんな本でした。
「舟を編む」は今読んでるところ。
実は半年ぐらい前に購入してたんだけど、全然読めなくて。。。
結局そのまま寝室の枕元に置きっぱなしになってた。
本を読む感覚を取り戻したせいか?もう一度読み直してみるとサクサクと読め、
そして面白い。
本を読み始めたきっかけは、最寄駅の駅ビルのショッピングセンターに
蔦屋書店とスタバが入ったことも影響してる。
我が街は、古くからある駅を中心に開発された住宅街。
なので、高齢者が絶対的に多い。
近所の小洒落たカフェの背の高いスツールとカウンターは、
おじいちゃんおばあちゃんの憩いの場だし。。。^ ^
蔦屋とスタバ?高齢者に受け入れられるの??って思ったけど、
意外や意外、できてみると若者が本を開いて一生懸命勉強してるではないか。
若者、居たのね〜。
そして駅前でお茶を飲む余裕のないミドルエイジの私は
スタバを横目に本だけ買って帰るという。
何はともあれ、生活に多少なりとも変化を与えてくれて、
本を読むゆとりを与えてくれているのだから
蔦屋とスタバ、ありがと〜。
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