りらっくごブログ

上方落語に遠距離片想い
        by ことり@愛知

『柳家三三ひとり会』(たぁどんさんからの投稿)

2012-04-17 08:25:26 | 落語会レポ(投稿)

『第13回 柳家三三ひとり会 昼の部』
【日時】2012年4月14日 14:00〜
【場所】愛知県芸術劇場 小ホール

柳家  三三 「大工調べ(通し)」
 仲入り
古今亭菊六 「あくび指南」
柳家  三三 「山崎屋」

「大工調べ」と「山崎屋」を各々1時間余りにわたって熱演する三三師には圧倒させられたけど、
間に挟まった菊六さんの「あくび指南」も大いに笑わせてもらった。
今秋28人抜きで真打昇進されるそうだけど、是非また観たい噺家さんリストにひとり加わった♪
三三師については、
昨年の「真景累ヶ淵・豊志賀の死」の凄みといい、今回の「大工調べ」の江戸前の啖呵といい、
とてもまだ30代前半の噺家さんとは思えない充実ぶりで将来が楽しみで仕方がない。
「山崎屋」の花魁のインパクトからすると、廓噺も良いんだろうなぁ〜
-------------------------------------------------------コトリひとこと----------
以上、たぁどんさんからの投稿でした。
ありがとうございます。

すごく行きたかった会です。
三三師匠も恋しいし、菊六さんも聴いてみたかった。

※落語会レポ 募集中(演目だけでもかまいません。)
落語会レポには、
落語会名、日にち、投稿者名(ハンドルネーム)をご記入ください。
宛先(りらっくご事務局):o-rakugo@mail.goo.ne.jp
-----------------------------------------------------------------------------
どろいどさんからも投稿いただきましたので、追載させていただきます。(2012.4.19)
-----------------------------------------------------------------------------
は満開、雨も上がって陽が射してきたころ開場。今回も満席。

めくりを自分でめくって、「自分のことは自分で」と三三師匠登場。
長めのまくらから、チラシ等で告知されていた「大工調べ(通し)」へ。
棟梁の政五郎の大家の素性についての啖呵、そ威勢のいいこと。
与太郎のとぼけ具合とも併せ、一時間しっかり楽しめました。

一席目が終わり仲入りとなった時、三三師匠が静かに現れめくりを「仲入り」とし、
座布団を返し端を揃え、
ご自分のうなじにを指をやりなんだか色っぽく去って行きました。
そんな三三師匠に拍手。

ゲストは今秋、28人抜きで真打昇進が決まった古今亭菊六さん。
菊六さん演じるあくびのお師匠さん、貫禄ありますね。
あくびを習う男は若々しいし、付き合わされた友達がバカバカしいと思ってる感もいい。
「あくび指南」は見る噺ですね。また名古屋へ来て欲しいです。

三三師匠の二席目「山崎屋」もたっぷり聴かせてくれました。
若旦那と番頭の掛け合いの場面はもちろんですが、
最後にやっと出てくる
元花魁のお花さんの仕草の優しいこと。
隠居
した旦那があっけにとられる姿に大笑い。

今回は本当に充実した会だと思いました。
次回は8月頃になるとのことです。
-------------------------------------------------------コトリひとこと----------
以上、どろいどさんからの投稿でした。
ありがとうございます。