りらっくごブログ

上方落語に遠距離片想い
        by ことり@愛知

『落楽会~柳家権太楼独演会』(県民さん&鎌田さんからの投稿)

2011-03-07 08:31:21 | 落語会レポ(投稿)
『第45回落語を楽しむ会~柳家権太楼独演会』
3月6日(日)  於 法華寺(田原)

柳家おじさん「たらちね」
柳家右太楼 「しめこみ」
柳家権太楼 「猫の災難」
中入
柳家権太楼 「百年目」

猫の災難は先月、幸田で聞いたので、特に何も思わなかったんですが、百年目は良かったです。
百年目自体、そんなに面白い話だと思わないんですが、うまい人がやると面白いですね!
特に番頭が旦那と会ってからワクワクして聴いていました。
この落語会の情報はここのHPで知って足を運びました。ありがとうございます。
年3回で、3月、7月の第1日曜日と12月の第2日曜日にやっているそうです。
演者は直前にならないとわからないとか・・・。
 
余談ですが、この会の会員さんは200人近くいるそうです。
50人ぐらいはお寺だからではないですが、幽霊会員だそうです。と法華寺の住職がおっしゃっていました。
座布団1枚です。
 
HN 県民
-------------------------------------------------------コトリひとこと----------
以上、県民さんからの投稿でした。
ありがとうございます。

続いて、この会のメクリを書いていらっしゃる鎌田さんからのメールを転載させていただきます。
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先日は「落楽会」の情報を記載して頂き、誠にありがとうございました。
お陰様で、本日の「落楽会」は大盛会でした。
本日の落語会の情報をお伝えします。
 
第45回「落楽会」 柳家権太楼独演会
 
「たらちね」 柳家おじさん
一生懸命の語りは好感が持て、噺家の雰囲気を持ってますね。
とにかく今は一生懸命に噺を覚えて、元気よくしゃべってほしいですね。
 
「締め込み」柳家右太楼
二、三日前に急に出演が決まったようで、こちらは出演者が増えて大喜び。
昨年11月と、今年に入り毎月右太楼さんの噺を聴いていますが、
先月の「金明竹」から柔らかさが出て、ぐんと良くなりました。
口跡も声も良くなった気がします。今日の噺もうまさが出てました。
将来が楽しみな噺家さん。皆さん、応援しましょう。
 
「猫の災難」柳家権太楼
田原初登場の権太楼師匠。幸田町で聴いていましたが、最前列で聴く迫力は別物。
「落楽会」は畳にカーペット敷での客席。近寄れば、すぐそこに権太楼師匠。たまらない。
誘ってお連れした方々には、最前列の観賞を勧め、膝を寄せ合って一緒に聴きました。
権太楼師匠の、酒を呑んだあとの「あっー、あっー」という喜びの声がたまらない噺です。
会場は爆笑につぐ爆笑でした。
 
中入り
 
「百年目」柳家権太楼
お客さんに「今二つの根多で迷っています。お客さんに決めてもらおうと思います。
笑って帰りたいか。忍耐強く聴きたいか。」すぐに忍耐強く聴く噺に決まり、
「百年目」をやりますと言われ、マクラに。爆笑根多ではもちろん権太楼ワールドに
引き込まれてしまいますが、笑いの少ない大根多でも同じですね。
番頭、小僧、丁稚、一八、芸者、旦那、町医者と登場人物をきっちり演じられ、
あっという間の55分。この噺は旦那が演じられなければ成り立たない大根多。
権太楼師匠の旦那、良かった。「いい番頭さんに、おなりになさった。」と3回に分けて
しみじみと語る旦那。この噺は年輪を重ねた噺家さんで、しかも実力者じゃないと出来ないでしょうね。
この噺を十八番にしていた六代目圓生師のものまねを番頭がするくだりは、うれしかたったです。
 
前座から二つ目、そして大看板。「話芸」としての「落語」は改めてすごいと確認するほど、
今日の落語会は素晴らしかったし、自分の落語好きをうれしく思いました。
 
以上報告です。満足した「落語会」でした。
今後も「落楽会」情報の掲載をよろしくお願いします。
-------------------------------------------------------コトリひとこと----------
以上、鎌田さんからのメールを転載させていただきました。
ありがとうございます。

とても楽しい会だったようですね。
参加された方が羨ましいです。
家族の理解が得られる(と思われる)範囲で、あせらず、落語を楽しみつつ、
こうして、行けなかった会の雰囲気も味あわせていただけて、嬉しいかぎり。


※落語会レポ 募集中(演目だけでもかまいません。)
落語会レポには、
落語会名、日にち、投稿者名(ハンドルネーム)をご記入ください。
宛先(りらっくご事務局):o-rakugo@mail.goo.ne.jp
コメント
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