りらっくごブログ

上方落語に遠距離片想い
        by ことり@愛知

『動楽亭昼席』(もずさんからの投稿)

2010-07-07 09:25:09 | 落語会レポ(投稿)
『動楽亭昼席』
2010年7月6日(火) 14:00~

入りは見たことのない程の大入り。
おそらく100人以上。障子もはずして客席拡大。
出演者も皆ビックリの様子でした。

桂 吉の丞「犬の目」
マクラは米朝師の骨折の時の新聞の見出しー国宝にひび(笑い)
随所に工夫あり。落ちは米朝師のとは、微妙に違うかも?

桂 吉坊 「馬の田楽」
先週、繁昌亭昼席に出演していたが、3人の客から、「プロに、ならはったらいいのに」と言われたとか(笑い)
生で聞くのは始めての演目。
馬にイタズラしようとした子供が、馬から反撃される様子が面白い。

桂 よね吉「芝居道楽」
マクラでは奈良の平城遷都1300年祭の話題。
七段目の短縮版。
彼は、この演目でNHKの賞もとっているので自信たっぷりの演技。

桂 南光 「壷算」
困惑する番頭の演技が絶妙。
「本来3円50銭の壷を3円で引き取るという事は、50銭を私が返さなくてはならないのですか?」
という南光流の番頭の困惑の仕方が、大受け。

桂 宗助 「一文笛」
安定した口調で、じっくりと聞かせてもらった。
米朝流を忠実に演じた感じ。

桂 米団治「千両みかん」
「いつも自分が動楽亭に出る時、お客さんが少ないので、是非来てくださいとラジオで訴えた。
 それを聞いて来てくださった人は、手を上げて下さい」
と言うと、約10人が手を上げた。
なぜ千両のような額を売り手が要求したのか?
それが明解に説明されていたので、分かり易かった。
おいしそうなみかんの食べ方がよかった。

以上でした。
-------------------------------------------------------コトリひとこと----------
以上、もずさんからの投稿でした。
ありがとうございます。

「動楽亭昼席」、めちゃくちゃ行きたいのですが、
今月も来月も紅雀さんの出番がフラのレッスン(木・金・土)と重なっていて行けず。
もずさん、またレポお願いします。
9月以降のプログラムはまだわかりませんが、雀三郎師匠と紅雀さんの出番を狙って行きたいな。

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コメント
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