今日は埼玉ふれあいの道No10下久保ダムを望むみち(登仙橋バス停から城峰公園を周回するコース)を歩いてきた。
今年の4月にアルコで城峯山に登った序でに三波石(さんばせき)峡も歩く予定で、神流(かんな)湖の町営ボート場から湖畔を歩き出したがコースが良く分からず途中で諦めてしまった。
城峰公園を歩くなら名所の冬桜の時期が良いだろうとこの時期を選んだ。
コースは良く分からなくなった道を逆に歩くため、三波石峡の駐車場から町営ボート場経由で城峰公園に向かうコースとした。
歩いてみると埼玉県が提供している地図の町営ボート場の位置が全く違っていて、琴平橋まで往復してしまい1時間半のロス。森林浴ウォークと思えば恨みはしないが出来れば正確に書いてほしい。
三波石峡駐車場→下久保ダム→町営ボート場→冬桜の宿神泉→城峰公園→登仙橋→三波石峡駐車場
三波石峡のかなり広い駐車場。歩いた感想だが観光客はそれ程来ないと思う。渓谷沿いに遊歩道が整備されれば名所になると思うが今のままでは見所が少ない?
駐車場の直ぐ下が歩行者専用の叢石(そうせき)橋。
この叢石橋がNo10の撮影ポイント。
橋から見下ろす三波石峡。
登仙橋から下久保ダムまでの約1.3kmの三波石峡は、国の名勝・天然記念物にも指定されている美しい渓谷です。 三波石の巨岩や奇岩と周囲の樹木が織りなす景観は、まさに自然がつくりだした芸術です。「三波四十八石」といわれる48個の巨岩・奇岩にはそれぞれ名前がつけられています。
橋を渡り下久保ダムまで登る。ハイカーが少ない為か道が荒れている。
上から見る叢石橋と三波石峡。
下久保ダムのコンクリート堰が直角なのが珍しい?ダムの上は車道になっている。
ふれあいの道は湖畔を歩くのではなく車道を歩くようになっていた。
ここから湖畔に下りる。アルコで歩いた道で間違いはなかった。
湖畔までグングン下りる。
昔は湖畔沿いの道があったようだが今は通行禁止。
町営ボート場が出てきたが、場所がふれあいの地図からかなり西になっている。
何の木だか分からないが、パステルカラーの紅葉も珍しいかな?
ここもふれあいの道だったと思うが荒れていて通行不能。
車道に出て地図を見ながら西へ行ったのが間違いの元。ここで素直に左折するのがふれあいの道。
途中で地図がオカシイと気付いたが、どうせならと神流湖奥の琴平橋まで歩いてみた。ここから引き返す。
上武自然公園のモミジはグラデーションの色彩ばかり。モミジの木の種類が違うのかな?
道を戻り「冬桜の宿神泉」で昼飯にかき揚げソバを食べた。自慢じゃないが蕎麦の味は全く分からない。
弘法ノ池。弘法大師が岩の上に杖を突いたら穴が開き、そこから水が湧き出てきたそうだ。雨が降る前に水位が上がるという不思議な現象が起きるという。日本で一番小さな石の池だそうだ。直径5cm?
城峰公園の冬桜。今年は早くて見頃を過ぎたそうだ。700本あるようだが花が侘しくて「ムリして咲かなくてもいいんだよ」と話したくなる。冬桜の名所を謳っているには寂しい。10月下旬から12月上旬まで桜まつりを行っていて、例年なら今頃が見頃。
城峰公園のHPより10月14日撮影したもの。今年は早くて10月16日で8分咲だったそうだ。
城峰公園から登仙橋まで400m程の車道歩きの下りが続く。思いの外民家が多いが、このような場所に住むのは大変だろうな?
登仙橋に到着。橋を渡ると群馬県藤岡市。ここから上流の下久保ダムまでの1300mが三波石峡。
道筋に6ヶ所ほど降り口があるが岩礁の上を歩くのはトテモムリ。結局降りた所に戻る。案内板にも危険なため降りた所に戻れと書いてある。3ヶ所ほど降りてみたが登るのも大変で以降降りるのを諦めた。
ここもグラデーションのモミジ。上がダムで駐車場が近い。
降りなかったが上から眺めてNo4降り口とNo5降り口の間は岩の上を歩けるかもしれない?
今日は9時に歩き出して15時近くまで歩いた。三波石峡は川沿いを楽しく歩けるのかなと思ったが期待外れ。このコースの3/4は車道歩きでムリしてふれあいの道を設定したような気がする。
帰りに昨年12月にツアーで歩いた鬼石(おにし)桜山に寄ってみた。ここも冬桜で有名な所。
山の上にある日本庭園。ハイキングコースもあるが、9合目まで車で来られる。対面が山頂。
日本庭園だけあって流石にキレイなモミジです。
ここの冬桜はまだ6分咲だそうだ。城峰公園と桜の種類が違い、開花が半月遅く、花弁も大きい。
城峰公園の冬桜が700本に対し鬼石桜山は7000本だそうで、見栄えがする。ここの桜まつりは11月上旬から12月上旬。
16時からライトアップ。日本庭園の紅葉はキレイだけれど何となく整い過ぎているという感じだね。庭園の石組に1500トンの三波石を使っているそうだ。ご夫婦が暗くなって幻想的になる光景をジーと待っていました。
埼玉ふれあいの道No10はイマイチだったが鬼石の冬桜を丁度良い時期に見られて良しとしよう。でも冬桜は何となく儚さ、侘しさを感じる。
埼玉ふれあいの道の残りは撮影ポイントに失敗している棒ノ峰と黒山三滝の二つになった。今年中に終わるかな?
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