ゆのひらんおばちゃん Part3

創業70年の土産屋を 2023年3月末で閉めました。『夫婦で余生を どう生きるか』を模索していきます。

明るい閉店

2023-04-01 | 
とうとう この日を迎えました。

忙しい1日でした。朝から 近所にお悔やみに行き、浄化槽の業者が来て、旅館に茶菓子の配達に行き、ご遺体を見送り、17時にシャッターを閉め 夫は通夜に向かいました。

今日は店の最後の日でした。先日みえた湯布院のご婦人二人が再度みえて 残り物を買ってくれました。ゆのひらんアイスも たくさん。

昼前には夫の同級生が お祝いに『お寿司と手作りの桜餅ときなこ餅、高菜漬け』を、そして近所のお姉さんが 大好きな『焼きいも』を持ってきてくれました。

『美味しい 優しい』以外の言葉が見つかりません。




午後からは 上の方のお姉さんが シルクフラワーを持ってきてくれました。『永い間 ご苦労さま!』のメッセージが うれしい。



逆の立場だったら 『私は同じ事が出来ただろうか?』と自分に問うてみました。皆様に たくさん学びを受けました。これからに必ず活かします。


いつもより慌ただしくて 70年(私達は38年)続いた店を辞めるという感慨を感じる暇がありませんでした。


最後シャッターを閉める時には 『蛍の光』の音楽をバックに、頭を下げて 手を降り、シャッターを閉めるという『小芝居』をする夫を動画撮影するという『明るい閉店』でした。


無題

無題

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『感慨無量』『一抹の寂しさ』など 微塵も感じられませんでした。

動画を見るたびに 笑えて笑えて

悲しい時は この動画を見たらいいかも。残念ながら動画の載せ方 わかりません。


夜になって 閉店動画をラインで みんなに送ったら ウケました。孫からは『じぃじ、ばぁば ながいあいだ おつかれさまでした』の動画が届きました。


明るい閉店でした。

●復興の 槌音響く川端で
古稀の土産屋 静かに閉まる


復興の 槌音響く川端で
古稀の土産屋 笑いで閉まる

に変えました。

皆様 ありがとうございました多くの方々の優しさを忘れません。