孫を3泊4日で預かりましたが、集中豪雨で どこにも連れていけませんでした。
パパとママが迎えに来て、盆の入りに去っていきました。帰り際にお仏壇に手を合わせてくれたようです。急に静かになり、部屋が広くなりました。14日には お寺さんがお参りにみえて、夫は15日に納骨堂の合同供養に参りました。
去年まで 盆になると 亡くなった義母がしていたように13日に『お迎え団子』15 日に『見送り団子 』を供えていました。去年は あんこでしたが、時には きな粉も まぶしました。
母は 時には キュウリで馬を、ナスで牛を作って飾り

父が15日に納骨堂の盆供養に行っている間に 母は庭で小さく火を焚いているのを見ました。『送り火』の心情だったのでしょう。
両親が亡くなり 私達の代になり、さすがに牛や馬は飾りませんが 13日には『お迎え団子』を、15日には『見送り団子』を欠かさず作って供えていました。義母の教えをつなげているという自負がありました。
がしかし
お寺の役を受けて 夫が なにかと勉強していたら 浄土真宗では『迎え火や送り火』を焚いたり、精霊馬や精霊牛を用意する必要はないそうです。 先祖は既にお浄土にいて、盆だからといって地上に戻るという考えは無いそうです。
で 今年から『お迎え団子』『見送り団子』を止めて、普通の盆向けの飾り方にしました。
『お義母さん そういうことです』…と手を合わせました。
私は昼間横になり、立ち上がろうとしたら天井が グルグル回り、吐いてしまいました。これが いわゆる『室内熱中症』でしょうか。夫が すぐエアコンを入れ、ポカリスエットを持って来てくれましたが、飲んだぶんだけ また吐きました。
ひと晩寝たら 普段に戻りました。回復は早いようです。盆過ぎの『鬼の霍乱』でした。