大好きなロンドンがどんどん壊されていく。テロほどひどいものはない。そこには何一つの義もない。21世紀になってまで、俺たちはこんなむなしい事を目にしないといけないのかな?
男飯とは奥山氏の小説に出てきた言葉。彼の言葉を読んでいたら、俺も男飯を食べたくなってきた。俺にとって男飯とは、まずいは言語道断、だがうますぎてもいけない、お洒落ではいけない、シンプルかつ豪快、あきがこない、ガツガツ食べれないといけない、火はワイルドに使う!安くなければ!!!って感じだ。で作ったのがこのワイルドパスタ。パスタをアルデンテよりやや硬めに茹でる。(柔らかいなんて男飯には言語道断)具はたまねぎを飴色ぎり手前で、歯ごたえも残っている状態まで炒める。(あと少しでも炒めすぎてはアウト!ってくらいギリギリを攻めろ!)そして、冷蔵庫にあったアスパラをちょっと炒める。茹で上がった麺を、この黄金色したたまねぎで占拠されているフライパンにぶち込む。もちろん、茹で汁も少々。そこにワイルドにオリーブオイルをぶちまける。シンプルな料理は素材が命だ。オリーブオイルはちょっと高くてもいい物を。フライパンファイアー状態でザクっと一瞬だけ炒める。ここで炒めすぎてはアルデンテ手前にした意味がない。そこに半熟2歩手前の玉子焼きをのせ、最高級パルメザンチーズを豪快にぶちまく。こうして出来たのが写真のワイルドパスタ。見た目を気にしてはいけない。旨い、安い、腹いっぱい、それこそが男飯の王道だ。多分原価は200円かかっていないだろう。これを男飯といわず、何と呼ぶ?全てがワイルドだったこの男飯、自画自賛であるが、男の中の男の味だった。男とは、たまにこういうものを食べたくなるものだ。ふう、満足満足。
あなたの男飯、大募集。
あなたの男飯、大募集。