Around 50 人生はアドベンチャー!

40代半ばにして再婚
妊活のおかげでベビーを授かりました。
ベビーのこと・日常・野球・読書など気まぐれで綴ります。

甲子園が割れた日

2019-03-26 17:21:09 | 読書
(内容)
「甲子園なんてこなければよかった」-。球史に刻まれた一戦、1992年夏、星稜vs明徳義塾。松井との勝負を避けた明徳は非難を受け、試合をきっかけに両校ナインには大きな葛藤が生まれた。あれから15年、自らの人生を歩みだした監督・元球児たちが語る、封印された記憶。高校野球の聖地で、彼らは何を思い、何が行われたのか。球児たちの軌跡を丹念に追ったノンフィクション。


今日の甲子園行きのお供に昨夜ブックオフで購入したセール品。

今や語り尽くされた感もある松井の5打席連続敬遠。

1992年のことやったんやーとまずは懐かしむ。

松井のスケールの大きさは既に話題になってたし、甲子園で何本ホームランを打つのかを楽しみにしていた。

当時の明徳義塾はまだそれほど有名ではなかったが、この敬遠以降ヒール校としてかなり苦労したと思う。

オールドファンの私は未だになんとなく明徳が甲子園に来るたびに相手校を応援してしまっている。

結果的に松井はこの5敬遠で高校野球史に刻まれたし伝説になった。

その後の活躍は言うまでもない。

今となっては叶わないが、松井がメジャーで活躍する姿を生で観たかったなあー。



★★★☆☆

ボーダーレス

2019-03-26 06:57:41 | 読書
(内容)
なんてことのない夏の一日。でもこの日、人生の意味が、確かに変わる。教室の片隅で、密かに小説を書き続けているクラスメイト。事故で失明した妹と、彼女を気遣う姉。音大入試に失敗して目的を見失い、実家の喫茶店を手伝う姉と、彼女との会話を拒む妹。年上の彼女。暴力の気配をまとい、執拗に何者かを追う男。繋がるはずのない縁が繋がったとき、最悪の事態は避けられないところまで来ていたー。


「姫川シリーズ」や「武士道シリーズ」のシリーズものを結構読んでる誉田哲也作品。

単独ものはまだ少なめでこれから読んで行こうと思っている。

3つの別々のストーリーが少しずつ絡み合って最後に一つになるという内容。

なんとなく伊坂幸太郎の作品を思い起こさせられた。

暗い作品かと思いきやそれほどでもなく、若い女性たちが活躍するわりと明るめの作品。

途中までは先が気になったが、後半はやや息切れ気味。

再読したくなるような作品ではなかった。



★★★☆☆