(内容)
零細工場の息子・山崎瑛と大手海運会社東海郵船の御曹司・階堂彬。
生まれも育ちも違うふたりは、互いに宿命を背負い、自らの運命に抗って生きてきた。
やがてふたりが出会い、それぞれの人生が交差したとき、かつてない過酷な試練が降りかかる。
逆境に立ち向かうふたりのアキラの、人生を賭した戦いが始まったー。
感動の青春巨篇。
池井戸作品はここのところ、新刊が出るたびに購入してる。
その理由はハズレがないし、何度も読みたいから。
その新刊も大当たりやった。
彬と瑛、育った境遇の全くない違う二人の人生が少年時代から描かれている長編。
最初は二人はライバルとして、切磋琢磨して成長して行くのかと思ってた。
ところが、やっぱり運命に逆らえず…二人は共に大きな問題に立ち向かうという展開に。
これまでのような勧善懲悪って感じは弱いけど、大問題を切り抜けるアイデアについては度肝を抜かれる。
中身のない自己啓発本より、池井戸作品の方がよっぽどためになるし、モチベーションも上がる。
解説を読んで、この作品が「下町ロケット」以前に書かれたことも知り、さらに驚いた。
文句なしの満点。

★★★★★
零細工場の息子・山崎瑛と大手海運会社東海郵船の御曹司・階堂彬。
生まれも育ちも違うふたりは、互いに宿命を背負い、自らの運命に抗って生きてきた。
やがてふたりが出会い、それぞれの人生が交差したとき、かつてない過酷な試練が降りかかる。
逆境に立ち向かうふたりのアキラの、人生を賭した戦いが始まったー。
感動の青春巨篇。
池井戸作品はここのところ、新刊が出るたびに購入してる。
その理由はハズレがないし、何度も読みたいから。
その新刊も大当たりやった。
彬と瑛、育った境遇の全くない違う二人の人生が少年時代から描かれている長編。
最初は二人はライバルとして、切磋琢磨して成長して行くのかと思ってた。
ところが、やっぱり運命に逆らえず…二人は共に大きな問題に立ち向かうという展開に。
これまでのような勧善懲悪って感じは弱いけど、大問題を切り抜けるアイデアについては度肝を抜かれる。
中身のない自己啓発本より、池井戸作品の方がよっぽどためになるし、モチベーションも上がる。
解説を読んで、この作品が「下町ロケット」以前に書かれたことも知り、さらに驚いた。
文句なしの満点。

★★★★★