三十汁+α

いよいよ三十路のアタクシを、節度を保ちつつ、垂れ流していこうかな。
とか言ってるうちに、もう@年。

功名が辻〈2〉 <司馬 遼太郎>

2010-10-14 11:00:41 | 日記
 信長死んでしまった・・・
 いやそりゃまぁ、とっくに死んでる人なんだけど・・・
 
 そして晩年の秀吉、ひでぇな
 女子供を虐殺までしていたとは・・・
 
 やはり晩年をどう生きるかというのは、とても重要で難しいのでしょうな。
 特に権力者は。

 それと比例して、上り調子の青年てのは、清々しいな。
 知恵も泉のように湧き、回りも運も時代も、全てが味方するのねん。

 千代の聡明さは、相変わらずむふふです。

 さて今回響いたのは、天王山の戦い。
 あれほど(どれほどか知らんけど)有能だった光秀が、判断を誤ったのは疲れのためだったかもしれないのねぇ。
 『疲れほど人を無残にするものはない』 って。
 そうよねぇ~、疲れてちゃイケナイわよねぇ~。ふぅ








功名が辻〈2〉 (文春文庫)
司馬 遼太郎
文藝春秋


小魚

2010-10-13 14:41:04 | 日記
 職場の同じ島に、お猪口をひっくり返した裏側のくぼみぐらいの器の小さい奴がいて。
 それぐらい器が小さいって見限ってるんだから、つまり私にとってそいつは雑魚なわけで。
 しかし今となってはもう、姿が視界に入るだけでも若干イラッとするぐらい、嫌い(あ、ハッキリ言っちゃった)なわけで。
 
 あーキライキライ。

 でも、自分が雑魚と見限ってる奴に、こんなに反応してるのもどうなんだかな、と。
 
 もっと悠々とスルーしていきたいわけですよ。
 スルーしきれないてことは、ワタクシの器もそう大きくはないって事よな。トホ

同窓生と

2010-10-12 10:48:00 | 日記
 高校の同窓生2人と飲みに行ってきました。
 1人は2年ぶり、もう1人は卒業以来。
 っていうか、こっちの1人は在学中もほぼ接点はなかったような。。。
 ぶっちゃけ 『誰だっけ?』 ぐらいの勢いで。

 まぁでも酒が入れば、皆友達。
 当時の話やら今の話やらで盛り上がり、閉店まで5時間以上飲み&喋り倒してまだ足りない、みたいなね。
 いやぁ~、オトナになるってステキな事やね。

女子心

2010-10-08 13:04:45 | 日記

 クソ忙しい(あら、コトバが悪いわよ)日が続いたあまり、本気でどうでもイイ格好で出社。
 したら、男子に飲みに誘われた。
 まぁ前から何回も飲んだことのある人だし、別に好きってわけでもないし、イイっちゃあイイんだけど・・・もうちょっとマシな格好して来りゃ良かったっ(>_<)
 ぐはっ、しかも靴下には穴が!!
 お座敷禁止ですよぉ!!

 あぁ、どんなに忙しくてもくたびれてても、女子心を忘れちゃあイカンなぁ。とほ
 自戒の意味も込めて、飲みに行くか。(結局行くんかい) 


功名が辻(1) <司馬 遼太郎>

2010-10-07 10:22:03 | 日記
 久々の司馬様。
 やはり萌えます。
 いや、今回の場合 『燃える』 かな。

 戦国時代だから、合戦がすごいすごい。
 命のやりとりがすごいすごい。
 必死。
 すさまじいの。
 あぁ、昔のオトコの人(侍)はこんな風に生きてたのかぁ~って、なんかすごすぎ。
 1回の合戦のたびに、ホントに命がかかってるんだもんね。
 でも近代戦とはちがって、自分の腕がまだモノを言うの。
 
 千代がまたイイ。
 賢いの。
 聡明っていうのかな。
 トゲトゲしてないし。
 一豊と、超イイ夫婦。
 微笑ましい。

 長篠の戦はすごいな。
 信長は、世界の100年先を行っていたのね。
 惚れるわ。
 それだけに、周りには理解されにくそう。
 天才は孤独なものだものね。
 
 さて、2巻はどう動いていくのかな。
 楽しみ。むふっ

 
功名が辻〈1〉 (文春文庫)
司馬 遼太郎
文藝春秋

きのうの世界 <恩田 陸>

2010-10-06 10:01:28 | 
 夜、音なし(テレビもオーディオもつけずに)で読んでたら、怖ぇったら。
 『私の家ではなにも起こらない』より怖かったんですけど。
 途中まで。
 しかも、最後の方読んでるとき、雨降ってくるし。
 その妙なリンクが怖ぇって。


 以下、ネタバレあり!!
 







 恩田異世界炸裂でしたなー。
 特殊な能力を持った人と家系と、特殊な土地。
 
 しかしまぁ、それが殺人事件と絡むと、ちょっとなぁ・・・
 今回の市川吾郎の死の真相は、さすがにちょっと・・・
 中盤辺りまでミステリ色が濃かったので、違和感を感じましただ。
 もうちょっとしょっぱなっから、こういう異世界・異能モノ感が前面に出てれば、そうでもなかったかもしれませんが。。。
 でも洋題を見ると、一目瞭然なのかしらん。
 恩田ファンのワタクシですが、流石に今回はちょっとうーん、でした。

 がっ!

 Amazonのカスタマーレビューで、素晴らしいレビュを発見し、うならされました。
 その人はこの物語を『視点に関する技巧を凝らし、物語世界を俯瞰する視点とは何なのかについて思いを凝らした物語』として読んだそうで。
 ぎゃふん!
 すげー、深ぇ~!
 そう考えるとすごく腑に落ちるというか、また違った読み方ができそうな。
 
 ま、コレがホントに作者の思いなのかどうかは、分かんないんですけどね。ふふ
 
 再読の余地アリ、です(えらそうだな) 








きのうの世界
恩田 陸
講談社

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レインツリーの国 <有川 浩>

2010-10-05 10:34:00 | 
 これはヤられたー。くぅ
 ベタ甘のただの恋愛モノと思ってたんですが、もっと真摯な物語だったのね。
 くそ、すげーぞ有川浩。
 まぁニヤニヤさせられる感じは相変わらずで、嬉しくて更にニヤニヤしちゃうんですけどね。
 電車の中で読んでたら、もうニヤけるわ泣けるわで、すっかり変人でしたよ。



 以下、ネタバレあり!!










 各章のタイトルを先に読んで、てっきりひとみが伸に会いたくないのは、重量オーバーのせいだと思ってました。
 でもあのタイトルは、そんなに軽くなかった。
 『ごめん、君が泣いてくれて~』も、なんて酷いシチュエーションで使われている事か。
 傷ついて、傷付けあって、それが結構本気で抉るようなコトバの応酬だったりして、読んでても痛かった。
 
 ま、それでもちゃんとハッピーエンドなんですけどね。むふふ

 思えば、耳が聞こえないっていうのは、目が見えない事より想像しづらいかもしれませんな。
 耳が聞こえない人だけじゃなくて、所謂障害者(あんまりイイ言葉じゃないよね)が身近にいたことがないのですが、これってやっぱりそういう人たちは世間一般から隔たったところに立たされるからなのかしら。
 物理的にも、心理的にも。
 まず学校で、そういうコ達はクラスかあるいは学校自体が違うし。
 そういう社会のありようも、どっかオカシイのかもしれないなぁ。
 でも差別ってのは、もともと人間に備わっちゃってる感覚だしなぁ。。。難しい。

 そういう社会で育ったのに、いくら好きな人だからとは言え、あそこまで素のままで接せられる伸て、やっぱデカイと思う。
 そっかこういうのって、そういう人が身近にいたかいないかとか、そういう問題じゃないんだね。
 どんな思いを味わって、どんな苦労をして、それをどう昇華させてきたか、どう生きてきたかって事なのか。

 それにしても、ひとみも伸も、まっすぐで一生懸命だなー。
 こんな好青年、どこかにいないものかちらん。

 




レインツリーの国 (新潮文庫 あ 62-1)
有川 浩
新潮社

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けいおん 映画化 だとぅ?!

2010-10-04 10:47:50 | アニメ
 とうとう番外編も終わり、ホントに終わっちゃうのねー
 と思っていたら。
 映画化ですってぇぇ?!

 すげーな、けいおん。
 CDも売れてたし、サブカル系の雑誌でもよく取り上げられてるし、こりゃーもう社会現象ってやつでしょ。
 
 しかし、このまったりユルユル日常系のアニメが、どう映画になるんだろうか。。。
 いやそりゃ好きなんだけどね。
 もしかしたら、観に行っちゃうけどね。

オカマだけどOLやってます。完全版 <能町 みね子>

2010-10-01 11:02:06 | 
 屍鬼一気読みの反動(?)で、再読。
 再読するような本じゃない気もする(失礼な)が、まぁ気楽でイイのだよ。

 なんか、力入りすぎてない感じがイイんだよね。
 自分のコト、特別視してないっていうか、変に悲観してないっつーか。
 いやそりゃ、色々あったんだろけどさ。

 その後が気になります。
 てのは、前も書いたか?

オカマだけどOLやってます。完全版 (文春文庫)
能町 みね子
文藝春秋

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