三十汁+α

いよいよ三十路のアタクシを、節度を保ちつつ、垂れ流していこうかな。
とか言ってるうちに、もう@年。

厭魅(まじもの)の如き憑くもの <三津田 信三>

2010-01-29 11:36:07 | 
 ジャケ買いです。へへ
 
 ホラー要素の強いミステリかと思ってたら、本格だったんですな。
 ミステリは好きですが、謎解きにあまり興味のない私としては、うーんな一冊でした。
 悪くはないんですけどね。


 以下、超ネタバレあり!!



 




 サギリばっかで、やっぱ人間関係分かりにくいよ。(それを言ってはイケナイ)
 可能性としてのいくつもの謎解きも、別になくても。。。(それも言ってはイケナイ)
 何個も謎解きを披露され、その度に「違うんかい!」となり。
 そのせいか、本当の答えを聞かされても、衝撃が減ってしまうような。

 憑き物筋だの、怪しげな田舎の村だの、設定は横溝正史ぽくてヨイのですが。
 ちょっとねっとり感が足りないのよー。

 それにしても、ねーちゃんが生きてたってのは、本格としてはどうなの?
 ワタシは本格ファンではないので、よく分かりませんが、アンフェアじゃないの?

 めちゃめちゃどうでもイイけど。
 シチュエーション良し、キャラ良しなので、栗山千明ちゃんあたりで、映像化してほしいものです。
  



厭魅(まじもの)の如き憑くもの (講談社文庫)
三津田 信三
講談社

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