三十汁+α

いよいよ三十路のアタクシを、節度を保ちつつ、垂れ流していこうかな。
とか言ってるうちに、もう@年。

読書と喫茶店

2006-08-19 14:38:42 | 日記
 今日は2つ予定があって、その間に4時間程の空きが。
 飯食って必要な買い物してぶらぶらウインドウショッピングして、ようやく2時間。
 さて後は読書タイムだと喫茶店に。
 入ったはイイが、暗いがな!
 こんなとこで本読んだら目ぇ悪くなるがな!
 読書に適した喫茶店というのも、実は難しいのか。
 そもそも喫茶店というのは、恐らく飲食よりも会話がメインになる場所であろう。
 しかも関西人は声がデカい!
 こりゃあ中々読書に集中できるもんじゃないですぜ旦那。

 あーあっちの席なら本読めそうやのになー。ちぇ

 こうなったらこれを教訓に、ベスト読書喫茶店を是非見付けたいものです。
 店の人は嫌かもしらんけど…

ハゴロモ<吉本 ばなな>

2006-08-19 14:24:16 | 
 久しぶりに読んだ吉本ばななさん。
 あとがきに「久しぶりに書いた」「青春小説どまんなか」な作品とあったけど、確かに昔のばななさんぽい感じがしたわ。
 「キッチン」とか「哀しい予感」とか(ずいぶん幅があるのでは)を読んでた頃を思い出した。

 失恋した女の子が故郷に帰って癒される話なんて、今の私にはしっくりこないし安易だわ。
 なんて思っててごめんなさい。
 緩やかで丁寧で優しい話でした。
 長かった恋愛の終わりを迎えるという経験をした私にとって、深く頷けてじんわりと染みる言葉の数々。
 まさにハゴロモに包まれるように。
 って言うと、ちと大袈裟か。


 いずれにせよ、好きな感じのお話でした。
 さすが、ばななさん。