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三十汁+α

いよいよ三十路のアタクシを、節度を保ちつつ、垂れ流していこうかな。
とか言ってるうちに、もう@年。

ブレイブ・ストーリー

2006-08-16 23:48:44 | 映画
 う~~~ん、微妙!!

 今回は松さんの天才っぷりと、大泉君の大泉っぷりを観たかったのが1番なので、そういう意味では最高でした。
 松さんは凄かった。
 松たか子っぽくないって事なんて、その凄さの一部でしかない。
 声だけでも、あんなに魅きつける。
 ……ベタ褒めなのは、松たか子好きだからです。てへ
 洋ちゃんは洋ちゃんやったなぁ(笑)
 やたら声の抜けがイイ。
 ウェンツ君は…なんでしょ、普通に良かったよ(笑)
 そつない、と言うか。
 常盤ちゃんはねー、惜しい!って感じ。
 クールさはよく出てたんだけど、どこか甘やかすぎるというか。
 闘う女にしては、ね。


 さてさて、内容ですがね。
 アニメつっても、演出ってものがあるんだなぁ、と。
 アニメに携わってる方々には失礼な事を、今更認識しました。
 キャラの動きにしても、アニメーターが描くんだろうけど、演技指導的なものがさ。
 もひとつやったわ。
 ま、好みの問題かもしらんけど。

 それと、それぞれのシーンにはすごく入れるんだけど、場面の合間合間にふっと醒めるっていうか。
 長いダイジェスト版を観てるような気分でした。
 だから、それぞれの理由が弱いんだよね。
 
 ま、古本屋で出回りだしたら、読みたいと思います。
 恐らくストーリー的には、絶対本の方が面白いはず。
 宮部さんだしね。



Shall We Dance?

2006-08-14 12:34:49 | 映画
 ハリウッド版リメイクを観ました。
 一言で言うなれば、リチャード・ギア、ダンディすぎって事ですな。
 あのヒト、バラが世界一似合うんではないでしょうか。むふふ
 
 以外に、日本版に割と忠実にリメイクされていたように思います。
 でもどうせなら、ねぇ。
 社交ダンスの社会における位置も、『サラリーマン』という概念も、家庭に対するアプローチも何もかも違う社会なのだから。
 そしてリチャード・ギアなのだから。
 もっと全然違う感じでも良かったのにな、と。
 だって、ダンスシーンなんて、格好良すぎ。
 リチャードのダンディさを、最初っから前面に出した方が、説得力があるってもんですよ。
 そもそもどんくさいオヤジが、ちょっとやそっと習ったからって、あんなに完璧に踊れるわけないやんけ。ぶつぶつ

 とにかく、内容如何よりもただただリチャート・ギアは素敵でした。

メゾン・ド・ヒミコ

2006-08-01 11:55:07 | 映画
 思ったより良かった。
 オダギリジョーも柴咲コウも好きでも嫌いでもなかったけど、ちょいとカブがあがりました。
 『美しい男』という形容詞が、すんなりハマるね。
 一つ気になるのは、ゲイのヒトから見たオダギリジョーの、色気の有無ですな。
 
 このDVD、レンタルのくせにコメンタリーまで付いてて、今コメンタリーを見てるまだ途中なんですが。
 ちゃんとゲイの人たちを使って撮ってるとは。
 経験の浅い女のアタシから見ると、出ている彼らがゲイなのか否かって、分からなくて。
 まぁそれでも私は映画を見ていて、その辺は違和感もなく楽しめたし集中できたんですけどね。
 でもホンマのゲイの人たちがこの映画を見たら、違和感を感じたりするんだろうか、と思っていたので。
 どうなんすかね。
 ま、映画って好みの問題もあるしな。

 個人的には、ロケーション的にあのホームに住みたいです。
 あんなに海に近いなんて。
 

コープス・ブライド

2006-07-29 23:10:36 | 映画
 本当は映画館で観たかった一作です。
 つい、観そびれてしまったのだ。


 感想を一言で言うとするなれば。

 『成仏やね、成仏したんやね?!』

 です。
 日本人で、仏教徒ですすすすいません。


 キャラクター達がとても特徴がある、というかかなり個性的なので、最初は馴染めるかなー、と思っていましたが。
 いやいや、やはりスバラシイものはスバラシ。
 コープスブライドが、時折ものすごく美しく見えるのです。
 虫食ってて、所々骨も見えているというのに。
 いや本当に。

 キリスト教社会で死後の世界をあれほど活き活きと描く事って、どうなの?
 と思ったりもしたけど、ま、いっか。
 だって作り手も演じ手も楽しそうだもんね。

千と千尋の神隠し

2006-07-20 11:18:22 | 映画
 いやぁ、何度見てもイイもんはイイね。
 とても楽しい、それでいて少し切なさが残る。

 いつもながらジブリ映画のスピード感は圧巻。
 空の青さ、緑の深さ、花の美しさもスバラシイ。
 
 しかしまぁ、ハクってば罪作りな男(神様?)だな。
 あんな状況であんな風なコトバをかけられたら、もうそりゃストンと惚れるしかないわよねぇ。
 でも川の神様ってコトは、実は爺さんなのかしら。
 それともあの姿は、神様年齢であれくらいってコトかしら。
 いずれにせよ、惚れる。

 暴れるハクにちょっとも怯えたりしないで苦団子を飲ませる千尋。
 あのシーン好き。
 愛だね。
 ひょろひょろの都会ッコには、全然見えないよ。
 
 湯屋で働くって決めてからの千尋の成長は、著しいと思う。
 働くってスバラシイ、って事かしら。
 宮崎さんの描く女の子が魅力的な理由の一つは、覚悟の深さとそれに付随する潔さなんじゃないかしら、と思ったりして。
  
 なんにせよ、素敵な映画です。



 ところで、得点映像の絵コンテ全編はスゴイよ。
 全部見てないけど。

グース

2006-07-19 17:17:29 | 映画
 どーせ動物の感動モノでしょ。
 と思っててすいません。

 まぁ動物の感動モノであることには違いないのですが、とりあえず可愛いのです。
 グースも可愛いし、出てくる人たちもキュート。
 おかしげな人ばっかりなんだけどさ。
 映像もステキです。
 さすがカナダ、外さないね。
 音楽も良いのではないでしょうか。

 まぁ色々とユルイとこもあるんです。
 子供があんなモノで長時間飛行しうるのかとか、その間ウンコはどうしてんだとか。
 何故前もって国境超えの申請をしないのだとか、ビルの間は無理だろとか。

 まぁその辺のユルさゆえに、「さぁ感動しろ!」という強圧的な感じがしないので、私的にはかなりイイ感じなんですがね。
 「そんなアホな」とつっこみつつ、可愛いグースとキュートな登場人物たちに和みつつ、観た後はほんのり暖かい気持ちになる、そんな感じの映画です。
 
 それにしても思春期の娘を持つ父として、赤いパンツっていうのはどうなんだい。

コンスタンティン

2006-07-18 12:13:01 | 映画
 何て言うか…キアヌかっこいい(≧▽≦)の一言しか言いようがないっていうか。

 中身はあまり印象に残ってないっす。
 色々分かりにくい部分とか、製作者側の自己満足なんじゃねぇの、っていうい部分がちらほらあり。
 一体どういうこと?っていう感じが、結構残ります。

 ところが!
 
 得点映像の、製作陣の音声入りで見るとあら不思議。
 わいわいマニア話に、ついついこっちもニヤっとしてしまうではありませんか。
 かくしてこの映画の印象は、「面白かった」と変化したわけであります。

 いずれにせよ、キアヌはカッコイイです。

花よりもなほ

2006-06-22 11:45:33 | 映画
 やっと観れた。
 危うい・・・

 思ったよりまったりした映画だったなぁ、という印象。
 もっとテンポ早くオモロイ事が次々起こるのかと思っていたので。
 ハッキリ言って、表面上は何も起こらない。
 あるのはただ日々の出来事ばかり。
 でも、ほんの少しだけどいつのまにか確実に、皆に変化が訪れているのよね。
 
 ステキな映画でした。
 『わっはっはっ、すんげぇ~おもしろかった!!』て感じではなかった(個人的に、ね)のに、気付いたら満たされてるっていうか。
 じわ~って感じで。

 MVPはキム兄やんですな。
 あのヒトお笑いのヒトのはずなのに、異彩を放ってるよね。
 あのナチュラルさと存在感は、なんなんでしょ。
 料理も上手いし。
 才能って、あるところにはゴロゴロあるんだな、と思いました。

 岡田クンについては、言うまでもない。
 宮沢りえちゃんと並んでいる姿は、お人形さんの様でした。
 愛らしい。
 

ハサミ男

2006-06-18 23:42:51 | 映画
 本が非常に面白かったのですが、映像化は難しいのではないか、と思ってました。
 
 うむ、上手いこと映像化したね。
 トヨエツカッコイイね。
 イイ感じに淡々としてたし。
 
 ただ、最後のトコって要らないんじゃ…
 
 も1回読も。

ポセイドン

2006-06-09 00:22:43 | 映画
 たまたまレディースデイに、仕事が早く終わってしまったので。
 折角早く帰れたんだから、レイトを待たずに観られるのを何か。
 という、邪道的チョイスにより鑑賞。
 いや~、全くこれっぽっちも期待せずに観たのが良かったんでしょうな。
 割に楽しめてしまいました。

 人が沢山死ぬけれど、やはりこの映画は非常に娯楽的エンタテイメントであり(ポセイドン)アドベンチャーなのです。
 と思って観てみれば、満点です。
 分かり易すぎたり、ご都合主義的だったり、そりゃあツッコミ所は山盛りあるんです。
 そういうトコをつっつく映画じゃないんでしょうな。
 素直に観れば、素直に楽しい。うぷぷ

 映像の迫力と分かり易い親子愛・異性愛、お好きなところを存分に楽しむべき、素敵な映画だと思います。