夕方、南西の空を横切ってゆくのを見ました。
今日の部活(ポッカール&ウオーキング)は稲城市の南山(なんざん)。ずいぶんとひさしぶり。たぶん4月8日以来。
このサイトのトップにある地図でいうと、左側3分の1ぐらいの範囲を、ぐるぐると歩きまわり、下り坂ではポッカールを走らせます。凸凹が多く、濡れて滑りやすい山道でポッカールのバランスを取るのは大変。体のあちこちの筋肉に力が入り、思わぬ汗をかいてしまいました。まあ、今日はとても暖かかったせいもあります。
ステレオグラムは黄昏ゆく南山。雑木林はすっかり色づいています。
その後、「今日はISSの観測に具合がいいよ」と息子に教えてもらっていたので、見晴らしの良いところで空の観察。雲が多く、月齢10のお月さまや木星が隙間から見え隠れしています。
果たして宇宙ステーションが見られるのか、心配しながら北西の空に登場するという午後5時49分を待ちました。
あいにく、その方向は雲がびっしり。予定の時刻になっても観測は困難ですが、真上のあたりにはかなり雲の隙間が広がっています。
「どこに出てくるかなあ」と目をこらしていると、やがて、思ったよりも西に傾いた方向、ほとんど木星の近くをスーッと明るい光が動いているのに気づきました。明るさも木星と同じくらいか。
北西から南東に向けてかなりのスピードで動いてゆき、あっという間にまた雲の向こうに消えました。10秒近く見えたでしょうか。はっきりした時間を確認しそこなったのですが、5時53分ぐらいかな。
あれに人間が住んで、いろいろと仕事をしてるのかと思うとグッと来るものがありましたね。だって、まるで星なんだもの。ゆっくりとした流れ星が、いつまでも消えずにきっちり軌道を描いている――そんな感じでした。