惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

やっばり虫害

2024-11-03 21:18:05 | 市民農園
昨日は大丈夫だった畑の小カブ。
今日、見に行くと5本ほど食べられていました。


汚い写真で申し訳ありません。緑の葉っぱがなくて、土だけが覗いているところが、被害を受けた場所です。

このまま手をこまねいているのも癪なので、夕方、コーヒー滓をもってゆき、残っている苗のまわりにバラ撒いてきました。
ヨトウムシがカフェインの匂いを嫌うそうなんです。
でも悪さをしているのがヨトウムシかどうかもわからない……。

なにとぞ効き目がありますように。

〈小説推理〉12月号、発売中です。担当しているSFレビューで次の3冊を取り上げています――

  • 藤井太洋『マン・カインド』(早川書房)
  • 円城塔『ムーンシャイン』(創元日本SF叢書)
  • 円城塔『コード・ブッダ』(文藝春秋)
『マン・カインド』に登場する「公正戦」というゲーム形式の戦争が、紛争解決の仕方について考えさせられます。もともとは藤井さんの短編集『公正的戦闘規範』(ハヤカワ文庫)収録の表題作で提案されたものでした。
円城さんの『ムーンシャイン』はタイトルを挙げた程度。『コード・ブッダ』の方に多くのスペースを費やしました。
この書評は双葉社のウェブサイト「CoLoRFuL」に掲載される予定です。

雨中散歩

2024-11-02 21:08:46 | 日記
朝から雨、西日本や韓国の済州島では激しい雨が降っていたようです。

当地では、小雨。時おり、やんでいるのではないかといった感じて、たいしたことはなかったのですが、夕方になってだんだん激しくなってきました。
ちょうどその頃が散歩に出るタイミング。ゴム長を履き、傘を差して歩きました。

まずは市民農園へ。
昨日、植えた小カブが虫に食われているのではないかと心配していたのですが、今のところは大丈夫。ホッとしました。

その後、ぐるっと市街地の方をまわって帰りましたが、雨粒はどんどん大きくなり、風も強く吹いてきて、ほとんど嵐。しっかりした装備で出かけてきて良かったと思いました。

こんな散歩も嫌いではありません。
それに今日は、歩いている前からぼんやり形になり始めていた考えがはっきりとしてきて、大きな収穫を得た気分。

明日からはしばらく良いお天気らしいので、秋の仕事がはかどりそうです。


『ケイコ、目を澄ませて』

2024-11-01 21:21:34 | 映画
昨夜は市の映画会に出かけていました。500円で劇場で映画鑑賞ができるのはありがたい。

作品は、三宅唱監督『ケイコ、目を澄ませて』。
2022年に公開された時、見たいと思いながら、見逃してしまいました。

耳の聞こえない女性がプロボクサーとしてスタートを切って間もない頃の話。小笠原恵子さんの自伝「負けないで!」をもとにしたドキュメンタリータッチの16ミリ作品です。

主演の岸井ゆきのさんがすべてといっていい映画だと思います。彼女の一挙手一投足を見続けるだけで1時間40分があっという間に終わります。
演技力というより、内側から溢れてくる存在感が凄い。もっとも、それも演技ではあるのでしょうが。
シナリオにはもうひと工夫できるのではないかと感じる部分がありましたが、ようやく見ることが出来て良かった。作品の魅力について、しばらく考え続けると思います。

今日、畑に芽生えたばかりの小カブの苗を植えました。


カブやダイコンなどの根菜類は、本来は、直播きにしなくてはなりません。大事な主根が、苗の植え替えで傷むと、きちんとした野菜にならないといいます。

なぜ、あえて苗の形で植えるかというと、種を蒔いても芽生えないからです。
土の中の虫が種そのものか、あるいは、芽生えてきた根や双葉を食べてしまうのではないかと考えています。
不耕起のせいか、土の中の生きものが多いようです。

なので、苗を育てるポットを紙製のもの(手作り)にして、ポットごと土に埋めると、紙は溶けてしまうので、根は傷まないのではないかと思って試しています。
うまくゆくかな?


夕映え

2024-10-30 21:17:00 | 天気
久しぶりにきれいな夕空を見ました。1週間以上、こんな夕映えはなかったんじゃないかな。


写真はリコーCX3で撮りました。
そう、このコンパクトデジカメは今日も元気なのでした!

こうやって2枚並べて撮る時、水準器が内蔵されているのが特に役立ちます。
人間の水平感覚というのはけっこうあやふやで、すぐに傾いてしまうんですよね。だから、どうしてもこの機能が欲しい。

カメラ内臓のものはアテにならないという話もあるみたいですが、私なんかの場合、わざわざ外付けのものを使うほどの精度を求めないことがほとんどなんです。


リコーCX3

2024-10-29 21:15:54 | 写真
朝、まだ雨が降らないうちに畑へ行って、パプリカや万願寺唐辛子などを収穫しました。
いつものように記録を残しておこうとコンパクトデジカメを取り出して電源ON。
「あれ?」

蓋が開いてレンズはせり出すのに、モニターは暗いまま。
どうなっているのかわかりませんが、光を感じていないようです。
何度か試してみましたが、どうしてもダメ。ついに寿命が来たのか、と思いました。


このカメラ。リコーのCX3です。
発売は2010年。すぐに買い、ずっと使ってきて、とても気に入っています。これまでに使ってきたデジカメの中で、もっとも使い勝手がいい。
ズームは10倍あって十分ですし、画質は地味目ながらなかなかのもの。マクロモードはピントが合いやすく、野草や虫を撮るのに重宝。水準器がモニターに表示され、水平がとりやすいのも便利。パソコンとの接続も簡単そのもの。名機だと思います。

しかし、15年も使ってきたのだから、耐用年数に達した――というか、もう過ぎているのかもしれません。
がっくり来はしたものの、しかたないかと自分を納得させました。

で、帰宅して家の人にそのことを話しながら、電源を入れてみると。
なんと、正常に復帰しているではありませんか!

それから半日経った今も、そのまま頑張ってくれています。

ありがとう!
大事に使うから、いつまでも元気でいてね(というのはちょっとムリか)。

なお、CX3の画像はもう一台のデジカメ、SONY-wx350で撮りました。