惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

土作り

2017-09-30 20:56:38 | 園芸

 午後、イチゴとニンニク栽培用の土作り。
 両方を同じコンテナで育てる(コンパニオンプランツ)ので、別々の土を用意するわけではありません(^-^;

 昨シーズン、初めて、この取り合わせで栽培してみたのですが、結果は上々でした。イチゴは良く熟れたし、ニンニクも立派なのが穫れました。ダンゴムシなどの被害も少なかったように思います。きっとニンニクを嫌ったのでしょう。

 コンテナの底に赤玉土(大)を敷いて、腐葉土をばらまき、その上に、鶏糞と堆肥を混ぜたものを薄く広げます。そうしておいて、メインの培養土をドバドバッと。
 培養土は、古い土に、まずミミズ堆肥、そして、水はけ改善のため赤玉土(小)を入れ、粉砕した鶏卵も少し混ぜてつくりました。

 数日、寝かせてから、植え付けする予定。

 その後、自転車で隣町のシャトレーゼへ。樽生ワインの買い出しです。
 自転車での往復ですが、行きは30分を切り、27分ぐらい。さっさと買い物をして帰途につき、ちょうど1時間で往復できました。まずまずの運動になったかも。


『三度目の殺人』

2017-09-29 21:14:14 | 映画

 昨夕は、雨の中を(バイクで!)出かけ、神田連雀亭にて「立川三四楼独演会」。

 三四楼くん、今回は古典専念で、「新聞記事」と「井戸の茶碗」。
 例によって肩ひじ張らない高座は、トチッて「巻き戻し」するのも芸にしたりして、まずまずの出来栄え。「井戸の茶碗」の「拙者は受け取らぬ!」の繰り返しが良かった。

 ゲストに、同じ立川流の二つ目、立川がじらさん。
 演目は、落語家が自分の存在そのものに疑問を抱くメタフィクション落語。新作ですが、これぞというオチが見つかれば、傑作になるかも。

 今日は我が町の駅ビル3館がオープン。C館のシネコンで映画を観てきました。
 時間があったので、他のビルも拝見と思ったのですが、B館(ビックカメラほか)は覗けたものの、いくつものショップが入ったA館は入場制限で長い列が出来ていて、中に入るのを断念。千客万来ですな。

 観た映画は、是枝裕和監督『三度目の殺人』。全編、スクリーンから切なさがしたたるような傑作でした。
 紋切型の思考に疑問を投げかける脚本の鋭さ。役者の魅力を存分に引き出した演出。リズム感のある編集がされた映像の心地よさ。素晴らしい。

 小説推理11月号が発売になりました。担当のSFレビューで次の作品を取り上げています――

  • アダム・ロバーツ 『ジャック・グラス伝―宇宙的殺人者―』 (内田昌之訳、新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)
  • 藤崎慎吾 『風待町医院異星人科』 (光文社)
  • 柞刈湯葉 『横浜駅SF 全国版』 (KADОKAWA)
  • 荒巻義雄 『もはや宇宙は迷宮の鏡のように』 (彩流社)

 アダム・ロバーツは1965年生まれの英国人作家。大学で文学を教える先生のようですが、2000年からSFも発表しつづけています。『ジャック・グラス伝』は、いかにも英国人の手になるSFという感じで、皮肉とユーモア、それに暴力性とが盛り込まれた楽しい作品。


カードがない!

2017-09-27 20:44:43 | 暮らし

 夕方、某銀行のキャッシュカードが見当たらないことに気づきました。

 一昨日、郵便局のATMで使ったばかり。使った後、これはしっかりしまっておかなくては、と考えたところまでは覚えているのです。
 しかし、ありそうな、いつもの場所にはありません。財布のカード入れ、ふだん使わないカードをしまっておくところ、カバンの中(ポケットも本体も)、一昨日着ていた服……全部、何度調べても出てきません。

 あり得ないけど、ATMに置き忘れた? 
 局が閉まる午後5時まで10分ほどあったので、慌てて出かけ、窓口で訊いてみました。
 ない。
 いや、あるとは思ってなかったんですよ。だって、しまいこんだことを覚えているんだもの。
 でも、どこにしまったかがわからないんだよね~。

 しょうがないので、別の用を足すため、文化会館まで出かけました。
 歩いてゆく道すがらも、カードの行方が気になります。
 あの時、ああやって、こうやって……と、状況を細かくたどってゆくうち、「あれだ!」と思い当たりました。細かい書類がいくつかあったので、クリアファイルにはさんで持ち歩いたのですが、そのクリアファイルにカードを入れた可能性が高い。
 文化会館は補修点検で休みだったので、用は足せなかったので、大急ぎで家に引き返し、棚にもどしたクリアファイルを見てみると……。

 ありましたぁ! よかったぁ!

 もの忘れをしがちだから、用心のためと思ってしたことが、裏目に出たみたい。
 というか、やっぱりもの忘れのせいなのか。しまったところを思い出せないんだものなあ。


伝統工芸展

2017-09-26 21:23:23 | アート・文化

 今日はお昼前から日本橋へ出かけました。三越デパートで開かれている「第64回日本伝統工芸展」を見るため。

 でも、その前に腹ごしらえ。
 近くの「天ぷらめし金子半之助」で、天麩羅定食(この店では「天ぷらめし」といいます)。
 店の外の路上で列に並ぶことは覚悟の上。店に入りカウンター席に座れるまで45分だったのは、割と運のいい方だったかもしれません。
 連れ合いはふつうの天ぷらめし(980円)。私は穴子の天ぷらめし(1380円)を張りこみました。

 いやあ、美味しい。金子半之助は天丼が主力のようですが、天ぷらとご飯、味噌汁、それに各自が好きなだけとれるたくあん・ゴボウ・烏賊の塩辛(?)のこのセットだと、ご飯と天ぷらを別々に楽しんだり、卵の天ぷらをご飯にのせて卵かけご飯にしたり、最後には掻き揚げと天つゆをご飯に混ぜ込んで天丼ふうにしたりと、色々に楽しめます。
 素材は良いし、揚げ方もサクサクと心地よく、お漬物も最高。大満足いたしました。

 そして、いよいよデパートの7階に上り、伝統工芸展。焼き物、木工、竹細工、ガラス工芸、漆、織物、染め物、人形……さまざまな工芸品が、見て歩くのも疲れるほどにたくさん並んでいます。
 近くに寄ってじっくり見たり、遠くに目をやって逸品が並ぶ風景を眺めたり。素晴らしい目の保養をさせてもらいました。

 この催しに足を運ぶようになって3年目でしょうか。知らずに過ごした、それまでの歳月が悔しい。
 こうした工芸の伝統と革新の歴史がいつまでも続くことを祈ります。


平成34年

2017-09-25 20:56:36 | 日記

 バイクの自賠責保険の期限が迫ってきたので、更新手続きをしました。
 もう歳だし、あと何年、バイクに乗れるのか自信がないのですが、余ったら余ったで次の人に譲れると思い、最長の5年間で再契約。

 で、新しい期限が「平成34年10月」までとなっているんですよね。
 平成は、たぶん、来年限り。長くて再来年の春まででしょう。「平成34年」という元号の年は来ないはず。

 それなのに、あえて使うのは、公文書は元号表記という原則があるから。間違いがわかっていて、無理矢理、使っているようで、間抜けな感じがします。
 こういう場合は西暦が適当だと思うのですが、杓子定規なんだなあ。なんとかならないもんですかねえ。