懸案のサルスベリ剪定。
粉瘤に悩まされている間は、やる気になれませんでした。やろうと思ったということは、つまり、粉瘤が良くなったのですね。
庭にあるサルスベリにはコブがあります。毎年、決まった場所で枝を切る。すると、そこがどんどん膨れてくるのです。植木屋さんがやってくれていた頃からのことなので、サルスベリの剪定とはそんなものだと思っていました。
ところが、峰岸正樹『庭木の自然風剪定』(農文協)を見ると、このコブは解消できるとのこと。載っている写真で見る自然に近い枝ぶりの美しさに感激、我が家のサルスベリも是非、と思ったのでした。
で、今日の剪定。コブの下から枝を落とし、すっきりしたといえばいえないことはないものの、何だか頼りない格好になりました。これで本当に新しい枝が芽吹くのかしらん? ちょっと心配。
20年以上にわたって太りつづけたコブは、大きいもので直径10センチあまり。貫禄があって、眺めるだけでもおもしろい。籠に入れて乾燥させてありますが、何か使い道はないものか……。
日が落ちてから300メートルばかり北の斎藤さんちへ。 見事な枝垂れ梅を、今年もご主人がライトアップしてくれています(画像をクリックすると大きくなります)。
まるで能の舞台を見るかのよう。
場所は三鷹街道と佐須街道が交わる交差点の角。この梅を見ると、もうすぐ野川の夜桜です。