惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

逆さ鼻毛

2005-03-19 21:39:42 | 日記・エッセイ・コラム
 わりと暖か。
 夕方、自転車で吉祥寺まで本の買出し。連休に入ったせいか、どこの道路も自動車であふれている。特に人見街道は渋滞がひどく片側一車線の上り下り双方に車がびっしり。狭い道路なので自転車で脇を通り抜けることもままならない。参りました。

 化学の専門家である山口素夫さんから、昨日書いた「セルロースからアミロース」関連のお便り――


 セルロースからアミロースを生産できるというのは素晴らしい技術ですね。
 ちょっと調べてみましたが、すでに知られている5種類の酵素を同時に作用させるとのことです。このように多くの酵素が同時に働くようにするためには、おそらくいろいろな工夫が必要だったと思われます。

 生物の仕組みからヒントを得たのかどうかはこの発表からは分かりませんが・・
 コロンブスの卵なのかもしれないですが、いずれにしても夢のある技術ですね。

 ところで、粉瘤の方はその後如何ですか?
 皮膚というのはときどき奇妙なことが起こりますね。
 私も実はずっと昔、鼻の頭に小さなできものが出来てほうっておいたところ、破れて中から長い毛が顔を出したので驚いてひっぱったら5ミリくらいの長さの毛が抜けてきたことがあります。おそらく鼻毛が逆に生えたのではないかと思われます。

 ではお大事に


 クックックッ……(笑)。
 鼻の頭のあたりは皮膚が薄くなっていますからねえ。逆に生えれば、こういうことになるかもしれませんね。
 おかげさまで私の粉瘤の経過は順調です。皮膚はぺちゃんこに戻りましたので、あとはお医者さまにひどくやられた――じゃなかった治療していただいた「噴火口」あたりの傷が治れば全快のはず。
 アミロース生成のことも併せて、山口さんどうもありがとうございました。

 高知新聞18日夕刊に森下雨村の記事