「病は気から」と人のいう。
健康診断の結果を見てからってもの、気にし過ぎちゃってか何なのか
5kg痩せちゃった。それは良しとしても、やる気、元気、本気が出ない。
季節の変わり目も相まってか、意気消沈しちゃって生ける屍と化していた。
ちなみに、病院行くくらいなら死んだほうがイイ!って考えなので悪しからず。
そんなある日の昼のこと。
ウチの台所に葉っぱが置いてあった。
葉っぱの名前は「キトビロ」とか「アイヌネギ」とか「行者にんにく」とかいう。
ウチの近所では専ら「キトビロ」。“にんにく”とも言われるだけあって匂いも強い。
その日の夜、わかめと一緒に酢味噌あえになって再登場。
美味かった♪
翌日。
さすが「行者にんにく」と言われるだけあって、スタミナ回復効果も凄かった。
あの半死半生だった自分が、すっかり生き返って1日仕事をしても疲れ知らずだった。
これはすごい!と感心したのに翌々日には、きっちりと弱り切った自分に戻っていた。
死期は近い。
{血圧上昇のよもやま話}
小生、普段から生気がない。気配がない。 存在感がない。
そのせいで罪なき人々をこれまでに何度となく、お化け屋敷に入った人並みに
驚かせてしまっては頭を下げて反省しきりだった。
報復措置として抜き足差し足で自分に近づいて
驚かせようとする人もチラホラ。
しかし残念なことに驚かない。
リアクション薄くてつまらない。
無い無い尽くしでヤリキレナイ。
なぜリアクションが薄いのか、ついこの間立証できた。
そもそも驚きにくい方なんだけど
自分が本気でびっくりした時は“固まる”性質がある。
で、状況を判断する。この間およそ1~2秒。
だからリアクションがない。
ジェットコースターに乗った時もそう。
ビビりすぎて固まる。結果無表情になる。
そういうときでも心臓バクバクなのよ。
今、下手に血圧上がったら心筋梗塞とか脳梗塞になっちゃうよ!って趣旨のことを
病院の先生が健康診断の時に言ってた。
普段から血圧上昇は気にかけている。
この間、歯医者さんに行ったとき。
いつもの人(かわいいタイプの人)にやってもらったんだけど
上の奥歯をやる時に、どうしても相手の胸がこちらの顔に急接近する。
サイズがあまり大きくないのか、タッチまで行かないものの
自分の頭髪が触角の役割を果たし、何とも言えない気分だ。
こっちの心音が聞こえてるんじゃないかってくらい、ドキドキする!
こんなにありがたい、嬉しい状況下にありながら
上の血圧は200を超えてるんじゃないか?と思うと
生きた心地がしない。
過去にケガをしてICUにぶち込まれた日の夜中。
20代の看護師に「薬の時間だよ」って起こされた。
飲み薬かと思えば、座薬の痛み止めだという。
必死に断ったのに「いいから!いいから!慣れてるから!」と
言葉巧みに人のズボンとパンツを下げさせ、菊門を冒された。
数分後、もう一人の看護師さんがやってきて
「何やってんの?あんた達⁉」という。
何事かとこちらが問うと「心電図が急に上がってさぁ」と。
菊門を冒した看護師は「ドキドキしてたんだぁ♪」とニヤリ。
自分、病気じゃなく、女性に殺されそうだ。
贅沢な死だな。