電気羊に旅を

「東南アジア一人旅32日」からブログタイトルを変更。東南アジア・中国・ネパール・インドの旅日記あり。南米ネタを公開中

2005年7月6日(水) カイラス巡礼一日目

2006年07月06日 | '05中国旅行記
西チベット カイラス コルラ一日目
朝食は皆でカップラーメン。
パッキングしてランクルに荷物を積み込む。カメラは少しでも軽くということで一眼レフEOS KISS DNを置いて コンパクトデジカメを持っていくことに。
カイラス用にカバンを小さくまとめ、8:25AMいざ出発。

トイレのある側から西へ向かう。
近道したつもりだったが、結局、町中のコンクリート製の橋のところから登り始めることに。
始めは、登山口の場所がよく分からなかったがマニ車が置いてあるところがあり、そこから歩く。
4人くらいのおばさんが五体投地で進んでいた。写真を撮ろうとしたら、嫌がっていたのでやめた。


西チベット カイラス コルラ一日目 コルラ犬

西チベット カイラス コルラ一日目 コルラ犬
自分達が歩く側を二匹の犬がついてくる。僕達は勝手にその片方の茶色の犬をドライバーと同じ名前の「ラパ」と名付けた。
歩き始めて数分後、ちょっとだけ頭が痛かったが(高山病の症状)、意識的に深呼吸していたら治った。


西チベット カイラス コルラ一日目

西チベット カイラス コルラ一日目
歩いているとしばらくして小雨が降りだす。結構寒くなってきた。成都で買ったフリース、ラサで買ったカッパ代わりのウィンドブレーカーが役に立つ。

10:40AM、しばらく歩いたところに石造りの小さな建物が見えてきた。雨脚が強くなってきたので、チュク・ゴンパ(標高4860M)が崖の上に望む、その建物に入り休憩することに。全員 そこで雨宿り。
ジャ・ンガーモ(チベット風ミルクティー)を注文(1ポット 10元=約130円)し飲む。暖まる~。
15分ほど休み出発。


西チベット カイラス コルラ一日目

西チベット カイラス コルラ一日目

西チベット カイラス コルラ一日目
しばらくして雨が止み、暑くなるほどの日差しが照りつけてきた。フリースを脱ぐ。
Sada氏とサンポ氏が少し先を歩いて、後に続く。

丘の上に石造りの建物とテントが見えた。
今日の目的地(宿泊地)としてカイラス北面のディラ・プク・ゴンパ(標高5210M)を目指していたわけだが、ゴンパというくらいだから立派なパゴタがあると思っていたので、自分は最初その建物をみたとき通り過ぎようとしていた。しかし、チラっとサンポ氏がテントに入っていくのが見えたので、そこに入ることに。するとここがディラ・プク・ゴンパだという。
まだ2:00PMだ・・・早い、予想していたよりも あっという間についてしまった。出発してから5時間30分(休憩時間含む)だ。

西チベット カイラス コルラ一日目 ディラ・プク・ゴンパ
テントの中の人と値段交渉して一泊一人25元(約325円)。
石造りの建物の中にベッドが壁際に8つほど並ぶ。毛布がかなり怪しげ(洗ってあるわけ無い)。
しばらく待ってタクマ君も到着。サンポ氏とタクマ君は軽い高山病でベッドでぐったり。

西チベット カイラス コルラ一日目
こんな明るいうちから寝るのはもったいないので、サダ氏と丘の上のタルチョがあるところに行って、カイラスを眺める。

西チベット カイラス コルラ一日目
これがチベット人の憧れ 聖なる山カイラスか。威厳のある顔をしていらっしゃる・・・。
辺りはすごく天気が良いが、カイラスの上部4分の1くらいのところが雲に隠れ頂上が見えない。
30,40分くらい岩の上に横になり、頂上が見えるのを待ったがダメ。

諦めて宿に戻る。
いまいちやることがなかったので昼寝をすることに。

6時頃起きて、4人で夕食のカップヌードル。
やることがないので再び寝た後、起きてテントへ。外に出てカイラス山をチェックするが、頂上に雲がかかっているのは相変わらず。
タクマ君とSada氏も起きてきて、暖房の前で話しをしながら温まる。何度も外に出て確認するが頂上は見えない。
テントの中で偉そうな僧侶が僕達に何か紐を売りつけようとしてくる。ケッまた金かよ。
隣のおっさんが僧侶の持っていた紐を適当に結び、「2元(約25円)」と言う。こっちが「いらないよ~」とジェスチャーをすると、そのおっちゃんはなぜか転げながらの大爆笑。しばらく3人で彼をひやかし遊ぶ。
しばらく マッタリするが、チベタンが3,4人テントに入ってきたので、石造りの建物に戻り寝ることに。

布団が汚くて臭いので、ウィンドブレーカーを着てフードを被り寝る。


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