のそのそ日記

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羅小黒戦記

2020-11-13 20:20:00 | ノンジャンル
 映画「羅小黒戦記」を見てきました。大変可愛かった!

 人間と妖精が共生している世界(舞台は現代の中国)黒猫の妖精シャオヘイの冒険のお話。
 半分強は人型の姿なんだけど黒猫姿がとにかくキュート、いやどっちもかわいい。他の妖精たちや人間(妖精機関で働く人間の執行人)もみんなかわいい。だけど棲み処の奪い合いで戦いが起こってえらいことにって展開で、人物がかわいい分かなしいお話でした。

 日本のアニメを見なれていると、いつも光源がけっこう大事に意識されてて影やハイライトがはいっている絵なんだけど、このアニメはほとんど影の塗りわけがなくて、さらっとしている分、格好いいアクションがかなりのハイスピードでも見やすくて動画がめっさきれいでした。
 かっこいい以外のちまちま細かい動きとか間もいい味なんだ、ちょっとコマ漫画のような感じで。
 はねっかえりで素直で一途なシャオヘイと、寡黙で鬼強くてわかりずらく優しく誠実なムゲン、胡散臭いけど温かいフーシーと仲間達、終盤にでてくる妖精の機関の方々(魅力的なメンツが一杯なので、登場バトルすぐ終盤、は勿体無い)みんな王道な配置のドラマでした。



 (冨岡さん好きな人はムゲン師匠おいしくいけるクチかと。格好良さと日常生活力のダメダメさ(と自覚の無さ)が可愛い。)

追記
アニメーションを作った人たちに他意はないと思うのだけど、今の国の状況を思うと反乱した妖精たちの結末の悲しさがとても重くて、私の趣味全開で言えばムゲン師匠が大変好みだしシャオヘイの最後のお願いはめちゃくちゃ幸せなはずなんだけど、つい感動にブレーキがかかってしまう。
作品と現実を重ねちゃいけねえよな。でも気になってしまうものなんだよ。
ってあたりも、逆にこの映画が作られた時期を覚える強い印象の一つになりました。
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