ワールドカップ

ワールドカップは決勝アルゼンチン対フランスの試合にアルゼンチンが勝って優勝。閉幕。
それぞれの試合はすばらしかったけど、開会前に会場工事で多くの外国人労働者が死亡した件や参加国の人権問題での問題も表にでたイベントでもありました。
下記はchange.orgの記事

『イランの通信社「イランワイヤ」によると、アミール・ナスル・アザダニ選手は、イラン国内での女性の権利と基本的な自由のため声をあげた後、「反逆罪」で死刑を宣告されたとのことです。
国際プロサッカー選手会（FIFPRO）はこの件について、「私たちはアミール選手と連帯し、直ちに彼への処罰を取り消すことを求める」と非難しています。』

選手が、自分と同じ自国民が性別が違うだけで権利も自由も奪われているという事に反対したから反逆罪で死刑、というのはひどい為政だけど、そんな社会の中で声をあげる選手の意思の強さよ。

しばらく前からちゃまが見ている「ブルーロック」ってサッカーアニメがあって、そこでは最強の選手をつくるためにサッカー以外の事に関心をよせずに自分だけを磨きハングリー精神をもたなきゃだめだみたいな糞理論をずっといい続けてるんだけど、現実の世界のトッププレイヤーたちはそれとは逆の、社会の中でサッカーができる場を守るために発言してコートの外でも戦って矜持を守り行動しているんだよな、としみじみ思った。
スパルタが大きな人間を作るはずって夢は、巨人の星時代で終わったものと思っていたけど、よもや世紀をまたいでまだ主張が続いてるとはとは。

ご意見募集コーナー投書

岸田首相が軍事費をGNP２％台、今の1.5倍に上げ増税や今まで復興支援税として徴収してきた税も軍事費まわす、専守防衛をやめて先制攻撃が可能な体制にするという、けんぽうってなんだっけというくらい滅茶苦茶な決定を、国会も通さず閣議決定で決めた旨をNHKで流していた。
翌日の朝日新聞にもちょっぴり非難のふりかけをしただけの提灯記事（将来に禍根を残さないかしんぱい…程度)が一面に載っていた。多分ほかの大手メディアも似たり寄ったりだろうな。
今まで憲法改正とか安保体制とかでまがりなりにも一線を守っていた政府が、国営放送とメディアの首ねっこを押さえてしまえば国会すら通さなくても日本は戦争ができる。と気がついてしまったのだな。とても恐ろしくて浅はかな。

こういう話のときに必ず引き合いに出されるウクライナの名前だけど、いや日本がやろうとしている事は完全にロシアと同じだろうに何を被害者気取りしているのかと不思議に思う。ニッポンスゴイのナルシズムはこういう認知の歪みの醸成に役立ってきたのですね。

あまりにも酷い内容なので、首相官邸ご意見募集のコーナーにやめてくださいとご意見を書いてきました。
政治家、ものすごく世間を知らないのではという行動をとる割に、意外に本気で言ってるんですかってツッコミには敏感みたいなので、どんどん送るといいと思うよ…いまどきの人はデモとかストっていう市民の当然の権利というか伝えないといけない義務の事を毛嫌いしているから、せめてこういう直球のご意見を届けるのは大事かと。

 

ご意見募集（首相官邸に対するご意見・ご感想） | ご意見・ご感想 | 首相官邸ホームページ

12月の展示会

　大阪のgallery TetoTeto様の展示会に参加させていただいています。会期は12月9日から18日（14,15日は休廊日）。

展示写真を送ってくださいました。こちらはとにかく飾りのセンスがすばらしい。うちの床で寸法を測って並べていた絵と同じものとは思えないくらいきれいなレイアウトです。センス以前に私は平衡感覚もしょぼいので…

こちらを送る前に、勢いをつけるべくまた小さい額を買ってきました。

今回使ったのは左上の木の額だけですが、下段は小さくてかわいい額が多分年末価格でお安くなっていたので。
左上のはちゃんとした額屋さんの定番です。せっかくならいくつか並べたいタイプだけど、揃ったレイアウトの絵が描けるかわからなかったので1枚ずつです。
来年も穏やかに絵が描けますように。