のそのそ日記

イベント・展示会案内、その他つれづれ

散漫なつれづれ事

2018-01-21 00:28:00 | ノンジャンル
 経済に明るくない私が言うのもなんだけど、不況が続くと「公務員の給与を下げる」とか「公務員に人数を減らす」って話を上の方から言ってくる傾向があって、でもそれやったら余計に経済の血流量が減って貧血がひどくなるんじゃ?と思うんだけどどうなんだろうか。
 ちょっと「最低賃金で働いていると生活保護を受けてる人より収入が低い→生活保護の金額を下げろ」って理屈に通じる気がするんだ。感情でたたいてすっきりしたいだけで、解決しようって方には向いていない意見。

ユーロ圏経済の担い手は、ドイツに逆らうポルトガル/2018.1.6 ポール・ホッケノス

ドイツ色の薄れた経済ガバナンスを行う未来が来るのかもしれない──センテーノもポルトガル政府もそんな可能性の象徴と見なされている。ポルトガルは南欧で先陣を切って債務危機から抜け出した。近年は急速な経済成長を続け、失業率も13年の17.5%から8.5%にまで低下している。

ポルトガル政府は着々と債務を返済する一方で、年金や公務員給与の削減措置を撤回。水道局や鉄道会社などの民営化を停止し、祝日数も元通りにした。さらにトロイカから非難されながらも最低賃金を上げ、増税案を破棄し、貧困世帯への社会保障を増やした。

EU幹部の脅しめいた忠告もあったが、これらの措置によってポルトガルの内需と投資は16年によみがえった。経済成長も安定し、17年9月には国の信用格付けは5年半ぶりに投資適格級に復活。まさに不可能と言われていたことを成し遂げたのだ。

ユーロ圏でも不可能を可能にするのか。センテーノの手腕に注目するのはメルケルだけではないだろう。

From Foreign Policy Magazine」より

 ポルトガルっていうと、スペインとかよりずっと経済不況が深刻でしんどいってイメージがあったから、この記事にはびっくりだった…マジカ。

 前にピケティ先生の本で不況(社会のお金が回らなくなる状態)の時、普通の企業が賃上げしてもらうのは大前提だけど、それをするにはまず公務員給与からあげないと企業は動かないでー。って話があって、特に公務員の中でサービス業が大事っていうから「公務員のサービス業って何だ」と思ったら教育畑に従事してる人(まあ、先生だよね)だって。

 私はわりと子どもにつきあって学校の活動やボラに参加する機会が多いほうだったと思うんだけど、それでしみじみ思った、学校の先生(とりわけ義務教育の先生)は死ぬほど忙しくて「やな先生だな」と思う人も、人格がどうっていうよりも、ちょっとメンタル参りすぎてるんじゃ?みたいなタイプがわりかしいらしたんだ。
 だけど学校で使う印刷物だの教科書系は「ここまでゴージャスだと逆に読みにくくね?」みたいな、散漫というか情報過多な作りのものが多かったんだ。印刷物過剰に華美にするより、人件費にまわしてくれよー。
 こういうのは現場の先生ががんばってどうこうのしようもない問題だから大変だろうな、折り合いをつけるのが悩ましそう、としみじみ思った次第。
 更にもってきて、義務教育が終って高校に行って感じたのは「先生がのびのびしてるーyellow23」だったのよ…単に校風が明るいだけなのかもしれないけど、明らかに縛りが少なくなってるよね、教える内容は難しくなってるはずなのに!

 私は決して教育熱心な方じゃないけど!人生のはじめの方の10年間を育む機関が病んでるような環境ってかなりイヤだ!年寄りになってからでさえも、あの環境で10年いろって言われたらやだよ!BOOOO---animal4





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