豪州帰りの「えりー」日記

メルボルンでの学生ワーホリ経験をシニカルに慎ましくご紹介。その経験を映像業界で活かしたり殺したりな趣味ブログ。

GABテストって何?的な

2019-05-20 00:00:00 | 日記

TOKYO STATIONを見るたびに東京に来たなあって気がします。え、しない…?

① あれから

先週東京都内で第1志望の企業に人生初の面接を受けに行きました。1対5の個人面接で私はこれほどなのか!と驚くほどの緊張を感じ、面接後には胃もたれに似た下腹部の違和感を味わいました。
そんな困惑と混乱の中で更新した前記事より早1週間。部活の前期リーグ最終戦も終わり、張り詰めていた空気と気合が少し緩和した頃にそれはやってきます。

件名:【株式会社〇〇】一次選考結果のお知らせ

あわわわわわわ。
ずしんと全身に恐怖に近い緊張感が走ります。そろそろ届くと分かっていてもこの通知には慣れません。一生かかっても慣れそうにありません。高まっていく鼓動の中、恐る恐るメール内容を拝見。その時の心情はまるでジェットコースターで限界点まで達した時のよう。そのまま地に落ちるか、落ちることなく続いていくのか。「頼む…!!」と心の中で何度も強く願います。
こんにちは。株式会社〇〇の採用担当です云々。はい!よろしくお願いします!えりーです!

選考の結果、えりー様は、通過となりましたのでご連絡いたします。

アッ!!

すごく嬉しい。ここまであっさりと報告するものなのかと思いましたが通ったので何でもいいです。何十、何百と居るであろう日本中の就活生たちに書類選考で、1次面接で勝った。御社に次の選考に進んでもらいたいと選んでもらえた。この事実は紛れもなく私も幸福に包んでくれます。まだ選考が終わったわけではありませんが、「内定」という大きな2文字が目の前に迫っているという現状に思わず笑みがこぼれてしまいます。そして興奮冷めやらぬ私は本文を読み進めていきます。

次の選考となるGABテスト最終面接のご案内をいたします。

つ、遂に最終面接か!
……って待て待て落ち着け、ジーエービーテストって何だ!!

② GABテスト

実は学内で細々と行われていた一般就職向けセミナーさえ余り足を運ばなかった私の就活に対する知識の無さはマンモス私立大学就職課を卒倒させるレベルです。特に筆記試験(いわゆるSPI?非言語?)に対する知識は酷いもので、インターンの際に受けた程度の経験しかありません(ちなみにお祈り済)
そんな私が次に直面したのがGABテスト。情報の宝庫であるインターネットで調べてみると広く採用の場で使われるWebテストであるようです。なんてテストを作ってくれたのか!と憤りたい気持ちもありますが、受験せよと言われたので受験するのみです。大学の就職支援課に対策用の参考書を探しに行くも8年前の参考書しかありませんでした(なんでやねん)
ESや面接では持ち前の力でどうにかしてきましたが、こればかりは非常にマズいです(本当にマズい)他のマンモス私立大学の優良就活生たちは「はがねのつるぎ」でボスに立ち向かうのでしょう。私は誠に残念なことに「ひのきのぼう」です。その辺の壺から取得しました。余談ですが、最弱の武器として認知されたひのきは何を思うのでしょうか。人間を代表して謝った方が良いのでしょうか。

③ GABテスト受けてきた

8年前の参考書とインターネットに転がっている問題に前日に解いた私は「これはダメっぽい」という諦観を抱いて大阪市内のテストセンターへ。
予約の確認を取った後、身分証明書とロッカーの鍵(事前に私物を預けるのです)以外の手荷物を持たない状態で1台のパソコンの前まで案内されます。わざわざセンターにまで出向いてWebテストを受けるという不便でしかない状況ですが、これも全部Webテスト団体受験、代理受験が横行したのが原因で、公平性を保つためには仕方ないのです。
画面の指示に従い問題に取り掛かります。受験時間は45分程度で(1)図やグラフから読み取る問題、(2)GAB形式の読解、(3)英文読解の全3題でした。45分ほどでは全てを解き切るにはまず不可能な問題数なので、出来る限り早く問題を理解し正解を見つけるという情報処理能力がリアルに試される試験だと思います。私は得意とする(はずの)英文読解すら時間不足でした。他の2つについてはあまり触れたくありません(あはは)
十分な睡眠を取り、適切な朝食を採ったのに関わらず集中力はどこかへ旅に出かけ、頭の中ではずうっとthe pillowsのストレンジカメレオンが流れていました。

I wanna be your gentleman. 変われる場所を、探しに、行こうか、誰かみたいに。

…受験前に音楽を聴くことは避けたほうが良いかもしれませんね。
「ひのきのぼう」で果敢にGABテストという強大なボスに立ち向かい言うまでもなくコテンパンにされた私は月末に控える最終面接に向けて気持ちを新たにしていきます。「そこで決まれば…」ではなく「そこで決める」と強気に前向きに向かっていきます。「交通費支給」や「採用予定人数」などの情報なんてものは一旦忘れて、御社にとって必要な人間と認めてもらえるよう自信と覚悟を持つのです。
もし、万が一、残念なことに、望み通り行かなかった場合は「特別編:インドで出家してみた的な」を始める予定です。少しの間独りになるので探さないで下さい、なんてね。
それでは!


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