NHK・TV「ジオ ジャパン 絶景列島を行く 北海道 東北編」を見た。
三千万年ほど前から現在までの列島形成を、「引張期」「静穏期」「圧縮期」の三つに分けて説明している。
中でも、静穏期のグリーンタフや巨大カルデラについては興味深いものである。
巨大カルデラ
東北地域だけで110のカルデラ噴火跡があると・・・・
『超巨大カルデラの多くは長きにわたる浸食によって消滅』ということになると
岩木、八甲田、十和田、恐山のまわりにあるあまり目立たない山や地層はその名残りのように見えてくるのではないか・・・・・・・・
青森県立郷土館資料
たとえば、この地形図全体が一つのカルデラに見えてくるのでは?・・・・・・とか
十和田湖 発荷峠から 十和田山(御子岳)は外輪山か?・・・・・・・
以下に古い活動の名残と見られるものを列挙してみる
十和田市惣辺から南八甲田を望む
田茂萢岳山頂から南八甲田と古いカルデラを望む
大中台から黒森と北八甲田を望む
七戸から八幡岳を望む
野辺地の烏帽子岳山頂から 東岳の方角の山々を望む
浅虫から夏泊半島を望む
夏泊半島の茂浦
浅虫の鴎島と裸島を望む
白岩
雲谷から東岳(左端)~上北鉱山のあった方角を望む
青森市街地から雲谷と北八甲田を望む
北八甲田の異質の山石倉岳(左)
田子 みろくの滝
グリーンタフ 千畳敷
グリーンタフ 仏ヶ浦
種差海岸 三陸海岸に続いていく更に古い地質
大陸から引き離され、海底と陸地で巨大な火成活動があり、東西圧縮で盛り上がり、そして、常に削られている日本列島・・・・・・・・