華麗なるギャツビー
'The Great Gatsby' 2013.7.25. (浴衣美人さんと)
原作は、F・スコット・フィッツェランドの「グレート ギャツビー」。この作品で映画化されるのは5度目。
私自身は、原作や過去の作品については何も知らずにディカプリオが出て来るゴージャスな映画なんだろうと思ってシアターへ。確かにギャツビーの家、そこでのパーティーなど・・・派手なシーン満載なのだが、最終的にギャツビーの思いは叶わず悲しい結末となる物語。何と言っても、ギャツビーが(こんな男ホンマにいるか?と思うくらい)女にたいして純粋といか単純というか,,,,,,,
戦争の前にギャツビーとディジーは恋人同士だったが、兵士となったギャツビーからの連絡も来ないままにディジーは親の勧めでトムと結婚することに。結婚式の前の日になんとギャツビーからの手紙が届く。戦争からもどってきたが、一旗挙げてから迎えに行く。」と、言うような内容だった。ディジーは待っていたかったが、周りがそれを許さずトムと結婚。
・・・・・・・ギャツビーはどんなにみすぼらしい格好でも一度ディジーに会いに来るべきだったのでは・・・・でも、そうしてたら、彼らの恋はここで終わってたかなぁ?
ディジーは、子供もできてトムとの豊かな生活にある意味満足してるのだが・・・・・でも、トムには、不倫の相手がいることをディジーも気づいていたかも。
そんな頃、近くの屋敷で頻繁に催される派手なパーティー。実はその屋敷の主はギャツビーで、ディジーの気を引くために・・・・彼女に会うためにだけこのパーティーを開催してたという訳。その後、ギャツビーとディジーはもちろん又恋仲となる。もう、パーティーは行われなくなって、広い屋敷でギャツビーとディジーだけが愛し合っている。
このままの密かなおつきあいでギャツビーが満足していればよかったのに~
・・・・・この時はディジーもギャツビーがこんなに自分のことを愛していてくれたなんて~大満足!!!(確かに昔の恋人に会えたことはうれしい!でも、トムへも不満をここで解消しようとしていたのかも?)
ギャツビーが、トムに「ディジーが愛したのは自分だけだ!」と言うシーンがあるけど、これは変。ディジーは、トムのことを結構好きだったのではないかな?夫として好きというのは、束縛もしたいし、豊かな生活も彼に求めるし・・・・・
後半、ギャツビーとディジーの乗ってる車が飛び出してきた女の人をはね殺す場面がある。この時運転してるのはディジーだし、殺されたのはトムの不倫の相手の女。もしかしたら、イライラした気持からトムに対しての嫉妬心がこの一瞬に爆発したんじゃないかな。
・・・・・・女の嫉妬、怖い怖い・・・・・・
そして、ギャツビーはこのひき殺された女の人の夫に殺されてしまう。自分の妻がディジーにではなくてギャツビーにひき殺されたと思い込んでたのだ。
この映画を思い返す時、派手なシーンよりもギャツビーの孤独なシーンが浮かんでくる。最後にプールでギャツビーが殺される前に電話を待ってるところ、・・・トムに学歴のことを言われて切れたように怒鳴り散らすシーン、・・・そして、ディジーが屋敷に来て逢引を重ねている頃。
この映画は、たった一人の真の友人と言えるニック(トビー・マクワイア)が、ギャツビーを見守っているというスタイルで描写されている。ニック役のトビー・マクワイアがすごくいい。(スパイダーマンからだいぶ大人になったのか?)この映画の中でニックだけが、友情、人の心を大切にして、常識を持っている人である。
映画の中の語りもニックで、その落ち着いた口調がよかった。
ディカプリオのギャツビー、女とっかえひっかえの役かと思ってたら、こんなお話でびっくりしました。
ディカプリオ、フィリップ・シーモアーに似てきた(?)
ディジー役は、キャリー・マリガン。この映画の中では、綺麗ではあったが髪型などちょっと子供っぽい感じがした。
なかなか面白い映画でした。
点数を付けるとしたら80点
'The Great Gatsby' 2013.7.25. (浴衣美人さんと)
原作は、F・スコット・フィッツェランドの「グレート ギャツビー」。この作品で映画化されるのは5度目。
私自身は、原作や過去の作品については何も知らずにディカプリオが出て来るゴージャスな映画なんだろうと思ってシアターへ。確かにギャツビーの家、そこでのパーティーなど・・・派手なシーン満載なのだが、最終的にギャツビーの思いは叶わず悲しい結末となる物語。何と言っても、ギャツビーが(こんな男ホンマにいるか?と思うくらい)女にたいして純粋といか単純というか,,,,,,,
戦争の前にギャツビーとディジーは恋人同士だったが、兵士となったギャツビーからの連絡も来ないままにディジーは親の勧めでトムと結婚することに。結婚式の前の日になんとギャツビーからの手紙が届く。戦争からもどってきたが、一旗挙げてから迎えに行く。」と、言うような内容だった。ディジーは待っていたかったが、周りがそれを許さずトムと結婚。
・・・・・・・ギャツビーはどんなにみすぼらしい格好でも一度ディジーに会いに来るべきだったのでは・・・・でも、そうしてたら、彼らの恋はここで終わってたかなぁ?
ディジーは、子供もできてトムとの豊かな生活にある意味満足してるのだが・・・・・でも、トムには、不倫の相手がいることをディジーも気づいていたかも。
そんな頃、近くの屋敷で頻繁に催される派手なパーティー。実はその屋敷の主はギャツビーで、ディジーの気を引くために・・・・彼女に会うためにだけこのパーティーを開催してたという訳。その後、ギャツビーとディジーはもちろん又恋仲となる。もう、パーティーは行われなくなって、広い屋敷でギャツビーとディジーだけが愛し合っている。
このままの密かなおつきあいでギャツビーが満足していればよかったのに~
・・・・・この時はディジーもギャツビーがこんなに自分のことを愛していてくれたなんて~大満足!!!(確かに昔の恋人に会えたことはうれしい!でも、トムへも不満をここで解消しようとしていたのかも?)
ギャツビーが、トムに「ディジーが愛したのは自分だけだ!」と言うシーンがあるけど、これは変。ディジーは、トムのことを結構好きだったのではないかな?夫として好きというのは、束縛もしたいし、豊かな生活も彼に求めるし・・・・・
後半、ギャツビーとディジーの乗ってる車が飛び出してきた女の人をはね殺す場面がある。この時運転してるのはディジーだし、殺されたのはトムの不倫の相手の女。もしかしたら、イライラした気持からトムに対しての嫉妬心がこの一瞬に爆発したんじゃないかな。
・・・・・・女の嫉妬、怖い怖い・・・・・・
そして、ギャツビーはこのひき殺された女の人の夫に殺されてしまう。自分の妻がディジーにではなくてギャツビーにひき殺されたと思い込んでたのだ。
この映画を思い返す時、派手なシーンよりもギャツビーの孤独なシーンが浮かんでくる。最後にプールでギャツビーが殺される前に電話を待ってるところ、・・・トムに学歴のことを言われて切れたように怒鳴り散らすシーン、・・・そして、ディジーが屋敷に来て逢引を重ねている頃。
この映画は、たった一人の真の友人と言えるニック(トビー・マクワイア)が、ギャツビーを見守っているというスタイルで描写されている。ニック役のトビー・マクワイアがすごくいい。(スパイダーマンからだいぶ大人になったのか?)この映画の中でニックだけが、友情、人の心を大切にして、常識を持っている人である。
映画の中の語りもニックで、その落ち着いた口調がよかった。
ディカプリオのギャツビー、女とっかえひっかえの役かと思ってたら、こんなお話でびっくりしました。
ディカプリオ、フィリップ・シーモアーに似てきた(?)
ディジー役は、キャリー・マリガン。この映画の中では、綺麗ではあったが髪型などちょっと子供っぽい感じがした。
なかなか面白い映画でした。
点数を付けるとしたら80点
事あるごとに old sport(お友達) と呼びかけてましたね。
村上春樹の訳は、このニュアンスをとても訳しきれないので
そのまま old sport を使っていて、とても読みにくい。
ちなみに昔、私の読んだ訳では「お友達」でしたが。
こーゆー気障ったらしい呼びかけとか、ピンクスーツの着こなしとかが
トムの気に触るんだろうな、私だってイラッとしたもの。
ニックに「過去は変えられない」と言われた時、
Of course, you can と言ってのけた?!
そもそもこれが間違いの元なんだなあと、しみじみ思った。
イジーはきっと親の勧めで若くして結婚出産した
成長しきれてない幼な妻、あんな時代に一杯居たでしょう。
株の大暴落で消えていった大金持ちも多いだろうな。
金きら金のバブリーを、(レッドフォードより)3D映画でゴージャスに表現していましたね。
しばらくブログアップしてなかったのですが、又見た映画を載せていきますのでよろしくお願いします。
でも、わざわざ3Dにしなくてもいいのではと思いました。
フィリップ、亡くなっちゃったね。
レオと共演してほしかったなぁ。
ほんま!ほんま!3Dにする必要なかったですねぇ。
フィリップス・シーモアー・ホフマンがなくなったことは知りませんでした。宇佐井さんのコメントを見て知りました。46歳という若さで・・・・・
また、私のブログに遊びに来てくださいね!!