ほっかいどう@genki.co.jp

「ほっかいどう」に関わる政治・行政・経済からスポーツまでさまざまなネタをそれなりに語ります。(^―^)

中心市街地活性化フォーラム(その3)

2006-02-26 21:34:11 | 地域づくりのセミナー

■1992年、7商店街の「中心商店街懇話会」をつくって、勉強会をスタ-ト。大型店には、品揃え、広告・宣伝費、販売戦略の機動性では足元にも及ばない。商店街の良さをいかに出していくかを議論。そこでたどり着いたのが、車を持たず郊外の大型店には行きにくい高齢者や障害者にやさしい街づくり、つまり「人にも緑にもやさしいまちづくり」のコンセプトをまとめ、このコンセプトを発展させ「福祉対応型商店街」を理念に掲げる。

■12mあった車道を10mに、片側6mの歩道を7mに広げ、段差の解消。100mおきにベンチと花壇を設置して、障害者用の電話ボックスを設置。電動スクーターや電動車いすも設置した。

■高齢者は、地域でのコミュニケーションを好んでおり、このような取組で商店街に愛着を持ってくれるようになっている。また、電動スクーターや電動車いすは、高齢者や障害者の「タウンモビリティ」を高めており買い物だけでなく、病院や役所に行くにも利用され好評を博している。

■このような努力もあり周辺に高齢者対応のマンション建設が相次ぎ、2年間で200戸が建っており、今後も建設される予定となっている。

■加藤氏は、商店街は単独では生き残れないと考えている。つまり商店街は、商業者のものではなく半公共的福祉施設と考えている。商業者は、常に「地域のために」という視点を持つことが重要。加藤氏は、そこで、行政にあることを働きかけることに・・・。(続く)

→中心市街地活性化フォーラム(その1)

→中心市街地活性化フォーラム(その2)

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今日の

2006-02-25 22:09:55 | Weblog
ニセコはこの時期にしては、最高のパウダースノーが。(^O^)皆さん楽しめますよ(^_^)v

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今日は

2006-02-25 13:09:16 | Weblog
ニセコに来ています(^O^)絶好のスキー日和o(^-^)o羊蹄山がバッチリ見えますよV(^-^)V

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中心市街地活性化フォーラム(その2)

2006-02-24 21:53:32 | 地域づくりのセミナー

■加藤氏は、ニチイ八戸支店長から、自分の思いどおりの商売をやりたくて退社。1986年に青森市新町商店街に婦人服専門店を開店した。88年、青函連絡船が廃止。青森駅前が急速に寂れ商店街のまちづくりに参画。加藤氏曰く「新幹線が来るから街づくりをしようとしても成功しない。新幹線はきっかけに過ぎず、危機感を持って将来の街を考えることが重要」と主張している。

■加藤氏自身は、新町商店街の青年部で街づくりの議論を重ねるうちに、旧来の商店主には、数字に基づいた経営観念が欠落していることを実感。「数字がわかれば経営はおもしろくなる」と力説、勉強会を繰り返し若手商店主に対して、自分が務めてきた大型店では従業員誰もが学んでいる経営管理の知識を浸透させ、商店街活動そのものが商店街に賑わいを持たせるための企業活動であるという考え方を説いていった。このような取組が商店街横断的なイベントの企画立案・実施などを行う「街づくりあきんど隊」に結びついている。

■大型店の素晴らしいところは、効率の良さ、販売戦略の決定が迅速なことも大きな特徴。しかし、街の持つ独特の匂い、温もり、人と人のふれあいなど日本の伝統的な良さを大型店は打ち消してしまっている。自分の考えでは、1人1㎡が売り場面積の限界。つまり青森市の人口30万人に対しては、30万㎡が限界で、それを超えると「オーバーストア」。これまで大型店もこのオーバーストアでつぶれていったと思っている。

■自分は「よそ者」で当時は30代で「若者」、また「商店街に欠けているのは、競争と経営努力」と説く「バカ者」だった。まず、みんなに声をかけるのをやめ、「やる気人間」だけに絞り「一店逸品」運動を始める。大型店に絶対まねのできない作戦の一つがこの運動。あなたのところでできる商品を店の全面に押し出してほしい」とうこと。各店は、自分の切り札商品に自信を持つ必要があり大型店に作れるものなら作ってみろという強い理念が必要。更に商店街ならではの良さをどう打ち出すか、商店街の店主たちと議論を重ねていった1992年・・・。(続く)

→中心市街地活性化フォーラム(その1)

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中心市街地活性化フォーラム(その1)

2006-02-23 22:47:33 | 地域づくりのセミナー

◆2月14日に、函館で、「中心市街地活性化フォーラムー新幹線時代に向けた中心市街地活性化について」が開催されました。

◆基調講演は、青森市「街づくりあきんど隊」隊長の加藤博氏。商店街再生の立役者で、今話題の元気人。その後は、パネルディスカッションで、北海道、東北の屋台村の代表が集まり、街の活性化に屋台村の果たしている役割などを語り合いました。

◆加藤氏の発言はとてもメリハリのきいたもので、色々参考になることが・・・。(続く)

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道州制でゼロ回答(`0´)

2006-02-23 22:33:36 | 道州制

■北海道道州制特区推進法案で関係5省庁(国土交通省、農林水産省、厚生労働省、経済産業省、環境省)が、自民党北海道道州制特区検討小委員会に対して、「移譲は困難」と実質ゼロ回答を行った。

■難航する調整作業に事務サイドはお手上げぎみの状況。逆に、「北海道特例」は、財務省から「地方分権の観点からこれでいいのか。」とイチャモンをつけられる始末。

■3月1日には、小委員会で、桜田 内閣府副大臣が法案の素案を提示するようだが、この状況を突破するだけのインパクトを持てるだろうか。

■しかし、各省庁の「権限を手放したくない」という執着心は相当なもの。昨年の7月に道案に対して回答した案と同じような回答に終始しているらしい。まったく進歩のない組織だね。

■そもそも地域に自己決定権を委ね、自己責任よる地方主権型社会をつくろうというもの。例えば、砂防事業で「人命や財産を守るため国が実施する必要がある」というのが説得力ある理由だと思っているのだろうか。砂防事業では、都道府県も国と同様に事業を行っているし、人命、財産を守る使命があるのも同様だろう。むしろ、地域に近い組織の方が地域の実情に即したきめの細かいサービスを展開できるだろう。

■道州制を先行的に実施して、地域が工夫して活性化する仕組みをつくろうとして議論しているのに、まったくかみ合わない論理だし、”優秀な”国の官僚の”優秀さ”とはすれ違い答弁を書く能力なのかと思ってしまう。

■道州制に対する首相の関心も薄れているという報道もあるが、どうも首相は、道州制=リストラ的なイメージを持っているように思えてならない。地域が個性豊かで均衡のある発展をしていくという考えにはならないのだろうか。

■3月1日の桜田副大臣私案の提示前後には、また様々な動きがあると思うが、くれぐれも道州制の本筋に沿った議論をしてほしいものだ。

→道州制で時事通信社がアンケート

→道州制に交付金?

→道州制が大きく前進?

北海道道州制特区推進法案の検討始まる!

→道州制で「北海道特例」はどうなる?

→道州制で新展開

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残念ラージ団体(ノ_・。)

2006-02-22 21:47:20 | スキージャンプ

 

★「いよいよラージ団体o(^o^)o」で書いたようにはいかなかったけど、ラージ団体の印象を一言。

★やっぱなかなかシナリオどおりにはいかなっかたけど、夢は少し見れたかな。優勝したオーストリアの全員の飛距離を合計すると、1,035m、2位のフィンランドが1,029.5m、3位のノルウェーが1,014.5m、4位ドイツが1,004.5m、5位がポーランドで990.5m、日本は6位で989.5m。

★1位のオーストリアとは、45.5mの差、3位とは、25m差だから、1位とは一人につき11m強の差があり、3位とは一人につき6mちょっと。1位、2位とはかなりの差を感じるけど、3位とは、ジャンプ1本につき3mの差。イメージとしては、4人全員が2本ともK点(125m)ジャンプで1,000m。今のジャンプ界ではK点ジャンプが標準という感じなので、風やチーム全体の調子で入れ替わる可能性もあったような気はする。

★結果的には、ワールドカップの順位から言っても、6位は順当なところ。今シーズンはここまで来たことでよしとするしかないね。ワールドカップの後半戦は、葛西が期待できそうな予感はあるけど・・・。

★団体戦も終わり、指導体制などで不協和音が聞かれているようだけど、来年は、もう札幌で世界ノルディック選手権が待っている。早急に、トリノオリンピックの総括を行って来年への体制を早く始動してほしいな。ソルトレイク2冠のアマンの低迷を見ても、ジャンプの技術や用具は常に日進月歩。日本の用具メーカーは世界有数なのだから、来年の世界選手権用の特別チームをつくってもらうことはできないのかな?とにかく世界最先端の技術、用具で戦える体制を整えてほしいし、競技人口の拡大もサッカーを見習って進めてほしい。

 

           

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いよいよラージ団体o(^o^)o

2006-02-21 00:36:46 | スキージャンプ

★ついに来たジャンプ団体。ラージの結果をみる限り、日本にもチャンスは十分。

★ラージ団体の展開を予想してみたい。

★ラージでは風に泣かされた伊東が一番手グループトップの124.5m、一戸も無難に123mで上位につける。オリンピック5回目の葛西が個人種目メダルゼロの汚名を注ぐ大ジャンプで132mで再度トップに。ゲートの下がったアンカーでは、モルゲンシュテルン、ハウタマキが追い風を感じさせない力強いフライトで130mを超えてくる。日本もここでついていかないと2本目が苦しくなるところ。岡部が必死にまとめて125m。1回目はオーストリア、ノルウェー、フィンランド、ドイツに続いて5位に。

★フィンランド、ドイツとは飛距離にして3m以内の僅差。しかし、6位、7位のスイス、ロシアも日本とはほとんど差のない状況で2本目は一人のミスが命取りになる緊迫した展開へ。

★いよいよ運命の2本目。次代のエース伊東大貴が若さにまかせた大胆な踏切で追い風をものともせず129m。ノルウェーのビステルに続き2位に。2番手当たりから追い風が強まり、各選手のスタートが待たされる神経質な展開。どの選手も集中力を失い失速していく不吉な流れ。一戸もかなり待たされるが、落ち着いたジャンプで119mとまずまずのジャンプ。2番手ではオーストリアのコフラーが実力どおりのジャンプでトップに、日本はノルウェー、ドイツに続き4位に下がるが点差はほとんどなく、3番手、4番手のできが勝負を決めることに。

★3番手は葛西。これまで「天才」と言われながら、ガラスの心臓といわれ大舞台で結果を出すことができなかった葛西。今までは、力みが空中でスキーが下がる悪い癖につながっていたが・・・。競技生活の集大成を見せ、風にも恵まれ1本目に続く大アーチを見せて138m(@O@)ここで一躍、日本が僅差のトップに躍り出る。

★葛西の大ジャンプで、アンカーは、追い風に加え一気にゲートが2段下がる厳しい状況に。どのチームも飛距離が伸びない中、岡部の番に。後ろにまだ4チームいるので、ここは最低でもk点を超えておきたいところ。初めてのアンカーとメダルへの期待という2重のプレッシャーを受けながら岡部がスタート。そしてメダルへの夢をかけて踏み切った!!!

てな具合で、メダルに迫る好勝負を期待したいね。ガンバレ日本

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道州制で時事通信社がアンケート

2006-02-19 23:11:30 | 道州制

■時事通信社のアンケートによると、北海道知事ら28知事が道州制導入の必要性を感じているとのこと。

■必要性を感じていないのは、福島、兵庫の2知事だけ。確か、兵庫県知事は、朝日新聞に都道府県の重要性について投稿していたね。

■「どちらとも言えない」という知事も16知事いた。しかし、市町村合併がここまで進んでも「どちらとも言えない」と答える知事がいるとは。本人が答えていない都道府県もあるだろうけど、北海道道州制特区の成り行きよっては、恐ろしい程のスピードで進む可能性がある。早急に地域住民を巻き込んだ議論をしていく必要があると思うのだが・・・。

■民主党北海道では、自民党の試案に対抗して独自案を3月下旬までに出すとのこと。前ニセコ町長の逢坂氏が委員長の分権改革プロジェクトチームで検討していくらしい。自民党の検討が予想を超える速さで、アセッているとも言えそう。タイミングを見ても民主党の情報発信ベタという感じがする。自民党案に反対する理由は、

①道州制について、道民参加の議論が行われていない。

②分権ではなく、国の行革の観点で議論が進んでいる。

という点を挙げているが、これは既に指摘されてきたことだし、道庁が昨年度から道州制特区を提唱しているのに今さらという感じ。様々な論点のある道州制。限られた時間の中で、民主党の検討に期待したい気持もあるが、時間切れで第二の社会党にならないことを祈りたいな・・・。

→道州制に交付金?

→道州制が大きく前進?

北海道道州制特区推進法案の検討始まる!

→道州制で「北海道特例」はどうなる?

→道州制で新展開

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旭山動物園の入園者数が200万人超え!

2006-02-19 22:25:18 | 経済

旭山動物園の2005年度の入園者数が200万人を超えることが確実になったらしい。

 

■今年の冬は、冬の動物園の良さを知ってもらおうと、開園時間を2時間延長。木曜日の休園日も取りやめたとのこと。

■日本動物園水族館協会によると、上野動物園が278万人でトップ。旭山動物園は2位とのこと。すごく頑張っていると思うけど、開園時間の延長や休園日をなくすということのフォローが大丈夫なのか心配になっちゃうね。取り越し苦労ならいいけど、回りにあおられて無理しているとしたら長続きしないから、この辺は旭川市役所を中心にしっかりバックアップ体制を取ってほしい。

→旭山動物園の経済効果が

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(^―^)ラージの結果はまずまず

2006-02-19 09:40:28 | スキージャンプ

ラージは、岡部が8位入賞。葛西が2本目に粘り12位、一戸が25位でまずまずの結果かな。伊東大貴が2本目に進めなかったのは、飛ぶときの条件もあるししょうがないと思う。

■ラージの1位、2位は異次元の力だね。飛行曲線が別次元。個人種目でメダルを取るには、これぐらいの強さを発揮しないと取れないということだね。しかし最近は着地で単にテレマークを入れるだけではダメで、「きれいに」テレマークを入れないと減点されるというのが今回の2回目でよくわかった。2~3年前なら、2位のコフラーが文句なしの優勝だったはず。モルゲンシュタインの心のヒーローは紛れもなく、「船木」!長野のDNAで結果残すしかないぞ~~

岡部、1回目で8位に   高い飛躍

     【 8位入賞の岡部 】

■結局、個人種目は、ノーマルが1位ビルテル(ノルウェー)、2位ハウタマキ(フィンランド)、3位ヨケルソイ(ノルウェー)。1位と2位は1点差。ラージは1位がモルゲンシュテルン(オーストリア)、2位コフラー(オーストリア)、3位ビステル(ノルウェー)で1位と2位の差は0.1点。上位の差はランディングでちょっと動くかどうか程度の差で大接戦。ワールドカップポイントでみると、ノーマルは10位、8位、4位、ラージは6位、7位、10位の選手がそれぞれ1~3位を占めた。

■ワールドカップポイント10位のビステルの好調さが際だっているね。岡部はワールドカップポイントで11位だから、ビステル並みに絶好調だったらメダルの可能性もあったがオリンピックに調子のピークを合わせるのはやっぱ難しいね。

■ワールドカップで岡部以外誰も2本目に進めないといったシーズンはじめの絶望的な結果からすると、日本チーム全体の調子がかなり上がってきていると思う。団体は4人で8本。失敗ジャンプを最小限にとどめるのと、3番手、4番手で飛距離を離されないこと。団体では、3番手、4番手で飛びすぎ防止のためスタートゲートを下げていくことが多いが、他国のトップ選手がそれでも飛距離を出していくので、どうしてもそれが大きなプレッシャーになる。リレハンメルの原田の2本目がいい例。

■団体のライバルは、ラージの結果からみると、オーストリア、ノルウェー、フィンランド、スイス、チェコ、ドイツ、ロシア。日本は4番手と考えられる一戸がラージで25位に入るレベルまで調子を上げてきたのは大きな収穫。団体に4人全員のピークを持っていければ、メダル争いの一角には間違い入ってくる。メダルへの期待感は大きく高まっていると思う。残り種目を考えるとメダルの可能性のあるのは、女子フィギュアとジャンプ団体だけ。出場する4人には、悔いのないジャンプを期待したい。

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ハーベスター八雲に行ってきました。(^―^)

2006-02-18 20:09:09 | 道南Info

■ついこの前、噴火湾を望む「ハーベスター八雲」に行ってきました。年間20万人を超える来場者があるそうで、冬場でも結構、来てましたね。 

■窓からみると、噴火湾が一望できます。ここを選んだ大河原会長は、元ケンタッキーフライドチキンの社長さんです。九州、北海道を回り視界に人工工作物の見えない景色を探してこの場所にたどり着いたとのこと。「癒し」をコンセプトにしています。 

■入り口付近には、物産館やアイスクリームを売る施設もありますが、冬は休業しています。  

■私は、メニューは色々ありますが、野菜カレーのセット1,050円+和風フライドチキンを注文しました。後から知りましたが、ここは、ピッツア(ピザとは言わないそうです。)が売りだそうです。皆さん今度トライしてみてください。カレーは、クリーミーでおいしかったです。

■反対側からみたハーベスター八雲です。厳寒の季節と好対照で、暖かみを感じさせる邸宅のようです。

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(~ヘ~;)縦貫道の新直轄方式

2006-02-18 16:04:19 | 行政

■北海道縦貫自動車道の大沼~七飯間(10km)がほぼ新直轄方式で建設される方向が明確になってきた。大沼~七飯間には、延長7kmの長いトンネルがあり、予想される事業費は、約788億円。(◎-◎;)

■費用負担は、国が85%、道が15%。残りの国縫~大沼は、東日本高速道路株式会社が、有料道路として建設する予定。

■昨年の北海道新幹線の起工式では、国土交通大臣が「新幹線開業までに、縦貫道を七飯まで、新外環状線も開通させる」と明言したが、2015年度中にこれらの2大プロジェクトが完成を迎える道筋はまったく見えていない。

■道南から道央までのアクセスを北海道新幹線と絡めて考えれば、あった方が良いに決まっているが、1km当たり約80億円という費用をかけて建設する必要性を冷静に考えると疑問が残る。10キロメートルという距離を時速60kmで移動するのと80kmで移動するのでは、3分弱しか違わない。しかも今時点でもこの区間は函館開発建設部が拡幅などの改良工事を行っている。

■沿線自治体は地元負担がなければ、「とにかくなんでもいいからつくってくれ!」の一点張りだろうけど、実際には、道が120億円弱の負担する訳で、これからはこのような負担がシビアに税金に跳ね返ってくる時代になる。自治体の破たん法制の議論でも、今までのように、起債をおこしてその返済財源を交付税で国に面倒をみてもらうスキームは風前の灯火。

■政治家としての知事、首長にとっては、判断が難しいと思われるが、そろそろ陳情行政から脱却して「自己責任」の意識を高めて対費用効果を厳格に見定めていく必要があるし、道民にもメリット、デメリットを示して議論できる土壌づくりが必要だと思う。

→やっぱり新直轄方式に?!

→自治体の破たん法制とは?

→自治体破たん法制・・・続報

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スカイマークの営業戦略

2006-02-18 12:30:04 | 経済

●4月末に新千歳~羽田間に進出するスカイマークエアラインが道内の営業活動を本格化される模様。営業社員約10人を派遣し16日には、道庁を訪問するほか、道内企業や大手企業の支援など約700社に売り込みを図る予定。

●出張などで航空券を購入するいわゆる業務用旅行に焦点を絞って、普通運賃の安さを強調して需要拡大を狙っていく。スカイマークは、新規需要創出とともに顧客の7割は他社のマーケットを想定しており、今後、同じディスカウンターであるエア・ドゥとのパイの奪い合いが懸念される。

●スカイマークは、道庁など官公庁が出張規定で「最も安価な運賃」を支給するとしているのを逆手に取って、エア・ドゥの市場を取り崩す構え。

●週内に約700社に売り込みを図るということは、わずか数日で、一人70社程度を回る計算になるね。郵送して電話でフォロー的なものもあるのかもしれないけど、ものすごい行動力。エア・ドゥも安穏とはしていられないね。

→新千歳~羽田で各社が値下げ競争

→スカイマークが新千歳に進出

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道州制導入で新展開

2006-02-18 12:06:16 | 道州制

◆首相の諮問機関である地方制度調査会の専門小委員会が道州制の区割りや権限移譲など道州制の導入について、最終答申を近々首相に提出する予定。

◆答申案では、区割り案を3案理事しており、権限移譲のリストも21項目を例示している。移行時期は、「必要な経過期間を設けた上で、全国において同時に行うことを原則とする」とし、具体的な導入時期の明示は見送られた。ただし、北海道道州制特区などの先行実施は容認しているとのこと。

◆現在、北海道では、「北海道道州制特区」が検討され、今国会での「北海道道州制特区推進法案」の提出も検討中である。新聞報道(日経新聞2月17日)をみる限り、地方制度調査会の案では、権限移譲の項目が21項目とさらに広がり、第二種空港の管理、旅行業、ホテル・旅館の登録、自動車登録検査、危険物規制、労働相談などが加えられている模様。

◆北海道特区では、約6,500人の北海道開発局の取扱い、他府県に比べ嵩上げされている補助率など「北海道特例」の取扱いが焦点となる。北海道の場合、本来都府県が維持管理するいわゆる3ケタ国道(「国道426号」など3ケタ番号の国道のこと)も開発局が維持管理するなど、北海道が他都府県と同じレベルでの維持管理を行っていない現実がある。また、今後、10年で約6,000人の定員削減目指す道庁に北海道開発局の職員を受け入れる隙間があるのだろうか。北海道特例についても、2005年度の北海道開発予算の事業費ベースでみると、7,320億円のうち嵩上げ額が907億円も達し、直ちに北海道特例をなくすことは北海道経済の「崩壊」に直結していると言っても過言ではない。つまり減り続けている北海道の建設業界の売上がさらに約15%減になる訳で、地域経済を支える建設業に壊滅的な影響を及ぼすと言える。

◆一方、国サイドは、どこもまだまだ省益にこだわっているようである。一部報道によると、厚生労働省は、自民党の試案に載っている権限移譲リストの中で挙げられているハローワークなどの権限移譲について、「引き続き国が責任をもって行うべき業務」と主張している。いくら良い案を出しても、国側が権限の温存を前提にして、門前払いを続けているようでは議論が深まっていかないと思うのだが・・・。

◆長期的には、市町村合併の進展や支庁制度改革など北海道の自治システムは大きく転換していく中で、道州制を推進していくことは必要と考えるが、北海道経済の安定、道民の雇用・生活を守るためのセーフティ・ネットを設けてソフトランディングしていく仕組みを作らなければ安易に受け入れることはできないと思う。

→道州制に交付金?

→道州制が大きく前進?

北海道道州制特区推進法案の検討始まる!

→道州制で「北海道特例」はどうなる?

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