■時事通信社のアンケートによると、北海道知事ら28知事が道州制導入の必要性を感じているとのこと。
■必要性を感じていないのは、福島、兵庫の2知事だけ。確か、兵庫県知事は、朝日新聞に都道府県の重要性について投稿していたね。
■「どちらとも言えない」という知事も16知事いた。しかし、市町村合併がここまで進んでも「どちらとも言えない」と答える知事がいるとは。本人が答えていない都道府県もあるだろうけど、北海道道州制特区の成り行きよっては、恐ろしい程のスピードで進む可能性がある。早急に地域住民を巻き込んだ議論をしていく必要があると思うのだが・・・。
■民主党北海道では、自民党の試案に対抗して独自案を3月下旬までに出すとのこと。前ニセコ町長の逢坂氏が委員長の分権改革プロジェクトチームで検討していくらしい。自民党の検討が予想を超える速さで、アセッているとも言えそう。タイミングを見ても民主党の情報発信ベタという感じがする。自民党案に反対する理由は、
①道州制について、道民参加の議論が行われていない。
②分権ではなく、国の行革の観点で議論が進んでいる。
という点を挙げているが、これは既に指摘されてきたことだし、道庁が昨年度から道州制特区を提唱しているのに今さらという感じ。様々な論点のある道州制。限られた時間の中で、民主党の検討に期待したい気持もあるが、時間切れで第二の社会党にならないことを祈りたいな・・・。