●7月29日、函館市を縦断する亀田川で、「亀田川の生き物をさがそう」というイベントが開催されました。これは、子供達たちに、亀田川に慣れ親しんでもらうとともに、川の中の生き物を探すことで、川をきれいしていくことの大事さを理解してもらおうという試みです。今年で、第2回目となりました。
●私もこの川に関係する職場の関係からボランティアでお手伝いをしてきました。まずは、早めに行って、テント立て。流石に町内会の皆さんは手際がいいですね。そして、子供たちが安心して川に入ることができるように、ロープ張りを行いました。
●スタートは、午前10時からですが、9時にももう子供たちが集まり始めました。観察コーナーでは、亀田川の生き物を顕微鏡で見たりすることができます。
●そして、いよいよ午前10時。まずは、主催者のどうなん学びサポートセンターの理事長と亀田川をきれいにする会の会長からのあいさつです。
●次に、大学の先生から生き物の獲り方などで説明がありました。子供たちも真剣に聞いています。昨年は60名程度でしたが、それが好評だったようで、今年は、3倍以上の200名もの子供たちが集まりました。
●説明終了後、早速、川の中へ。みんな一目散に入っていきました。
●慣れるまでは、なかなかうまく獲れないようですが、だんだんうまく取れるようになったようです。獲物は、主に、ドジョウですが、カニやアユも獲れました。ニジマスも獲れたらしいです。ただし、残念ながら、亀田川はかなりきれいになったものの、まだ川が汚れていた頃の生物、ヒルなどもいたりして、獲れた魚は食べることはできません。先生の話では、まだ食べられるようになるまで数年はかかりそうとのこと。
●子供がなかなか獲れず、必死に魚を獲ろうとして、ロープの外まで行ってしまう人もいたりしてなかなか微笑ましい一日でした。生き物さがし以外にボート体験もやっていましたね。
●子供たちもちょっと深くて流れの速いところに行くと、足下がこけなどで滑るので、上半身までびしょぬれになってしまう子も続出です。それでも子供はへっちゃらのようですね。
●生き物さがしが終わると、先生から水質検査のやり方などの説明がありました。
●その間にFMいるかの取材がありました。
●最後は、町内会の皆さんがつくってくれた豚汁をごちそうになり終了。たくさんつくったこともありますが、開放的な雰囲気もあり私もついつい三杯も食べてしまいました。ズーズーしくてすみません。
●天気も始まる前に少し小雨になりましたが、始まるときには、すっかり上がり子供たちも川の大事さを学び、心から楽しんだようで、大成功となりました。今回の体験は、子供達が後日、絵日記にして提出し主催者が審査して賞を出すという企画もあります。入賞作品は、9月11日(月)から15日(金)まで、渡島支庁1階のロビーで展示されることなりますので、その際はまたレポートしたいと思います。
●皆さん、川をきれいにするとこんないいことができます。川にはゴミを投げないようにしましょうね。