ほっかいどう@genki.co.jp

「ほっかいどう」に関わる政治・行政・経済からスポーツまでさまざまなネタをそれなりに語ります。(^―^)

日本は4位・・・。

2008-08-24 11:21:03 | 野球

●まずは、アジア代表で決勝に進出しキューバを破った韓国におめでとうと言いたい。キューバの機動力あふれる強力打線と真っ向からぶつかり、しかも9回は1アウト満塁をゲッツーで切り抜け勝利。見事というしかない。

●昨日、日本の試合以外のキューバVS韓国を見て、今回の日本チームがいかに元気がなかったかよくわかる。どちらのチームも国の威信をかけて戦っている気持が全面に出ていた。

●星野ジャパンは、3位決定戦も準決勝と同じ過ちを犯した。5試合目の登板となる川上を3イニング目まで引っ張り決定的とも言える痛打を浴びる。途中、ラジオで聞いていたけど、解説の与田がフォームの崩れと投げ急ぎが出ていると再三心配していたことが現実に。今の日本の打線からすると、だめ押しともいえる4点ビハンドを喫してしまった。しかも、先発メンバーにはGG佐藤と村田の名前が・・・。おそらく多くの人が「なぜなんだ」と思っているのでは。そして、最後は、エースに指名したはずのダルがなんと敗戦処理!

●星野流の「監督の起用に意気に感じて選手が発憤する」という構図は長いシーズンの中でこそ生きるもの。今回のような短期決戦ではなかなか難しいと思う。選手はみんな一所懸命やっているのだろうが、調子の上がらない選手からすると、使われること自体で苦しんだ面もあったと思うし回りの選手もそんな監督の起用に戸惑ったのではないかと思う。おそらく不協和音がチーム内にあったのではないか。朝日新聞でもかなりの酷評が書かれているが、今大会の結果は、選手のコンディショニングを見極めずに「気持」だけで選出し、使いつづけた首脳陣の責任に帰することになると思う。

●日本球界も今回の結果を見ていくつか改革しなければならない面があったと思う。特に、今大会のストライクゾーンは審判によって一定せず、しかも思った程、アウトコースは取っていなかったしインコースはからい。低めは膝よりちょっと上からベルトのちょっと上とかなり狭いストライクゾーン。日本では試合進行を早めるため、上下はかなり広く、インコースは甘い。投手はこのストライクゾーンの狭さに苦しんだのでは。打者を警戒してファーボールからの失点が多かった。日本でもストライクゾーンやカウントの仕方を国際標準にして、ストライクゾーン以外で試合進行を早める仕掛けをやる必要がある。まぁ、選手はみんなプロなのに、審判がアマチュアというこの構造自体に問題がありそうだけど。

●今回、タイブレーク制が導入されたことについても、日本の反応は否定的だった。元々、少年野球や軟式の中学野球では導入されているけどね。しかし、オリンピック種目として、復活することを目指す上では、試合時間の短縮は必然。バレーボールもバドミントンもラリーポイント制にしたし、もともとラリーポイントの卓球は21点制から11制に変えた。試合時間を短縮してTV放送を意識した国際ルールを考えない限り、復活はないと思う。ただし、大リーグはルールを変えないから日本のプロ野球もルールは変えない。となると、国際ルールと大リーグルールのダブルスタンダードになるので、日本がオリンピックで勝つためには、選手がこのダブルスタンダードに慣れる時間が必要。例えば、オリンピック前の1ヶ月くらいは代表選手による合宿を行うとか、毎年、シーズン中でもチームを抜けて国際大会に参加することぐらいのことをしないと金メダルは取れそうもないね。

●今大会を振り返ってみると、ケガ人が多く戦術の選択肢が狭く淡泊な攻撃に終始したこと、キューバ戦に負けた場合の戦略が明確ではなかったこと、チーム全体が国際試合に最後まで適応できずに終わったことなどで予選リーグを突破するのが精一杯になってしまった。韓国やキューバの気迫を見ると、ここ一番で力を出せず負けるべきして負けた感が強い。アテネ大会の反省から1チーム二人の枠を取り払ったが直前で怪我人続出でメンバー変更せず臨んだことが裏目に出てしまった。次回はおそらく東京大会で復活することになるので、短期決戦という国際大会に慣れたプロの監督を複数育成することも重要になってくるね。

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星野ジャパンヘ(´o`)ヘ

2008-08-23 11:03:51 | 野球

●星野ジャパンが韓国に2連敗・・・。しかも一番負けられない準決勝で。

●結果論だけど、あそこでなぜ岩瀬?その後が涌井?。星野監督いわく「藤川→岩瀬の必勝リレーで打たれたのだからしょうがない」的なコメントだが。岩瀬は予選リーグから調子が今一。最終戦のタイブレークでも打ち込まれている。サドンデスの決勝トーナメントは、調子のいい選手を使うのが鉄則のはず。調子の良い成瀬と岩瀬の順番を入れ替えていればどうなったか。まったく中継ぎで使われていない若い涌井をいきなりあの場面で起用するのも???。

●今日の試合の敗戦の伏線は予選リーグ最終戦のアメリカ戦からあった。既に決勝トーナメント進出を決めて準決勝はキューバと韓国のどちらとやるのがやりやすいかを考えながら試合を進めるべきだった。負ければ韓国、勝てばキューバ。やはりやりやすいのは韓国とみるのが順当。その試合で比較的調子のいい田中に5イニングを投げさせてしまった。中途半端に勝ちに行って、岩瀬が打ち込まれ敗戦。準決勝の投手リレーの選択肢を狭めてしまったなぁと思ったもの。そして、また岩瀬・・・。調子の上がっていない岩瀬は投入するにしても早めに使いその後は調子の良い投手でつなぐべきだったんだろうけどね。とにかく残念。

●打線も2点は先制したものの、その後追加点を取れず重たい展開にしてしまった。こうやってみると、WBC優勝のときのメンバーで今回出ているのは川崎、西岡、里崎、上原、杉内、藤川、青木、新井、宮本しかいない。しかもあのときのレギュラーで残っているは川崎、西岡、里崎。川崎、西岡はケガで万全ではないし、今回4番の新井は控えでほとんど試合に出ていない。韓国に比べて一発の怖さが感じられない軽量打線の感は否めないし、スモールベースベールに徹した訳でもない。星野監督は、明日の日本の野球を背負う若いメンバーにこだわったと思うけど、結果的には宮本以外に、DH制を使えるのだから小笠原か誰か4番をまかせられるベテランを入れておくべきだった。ダルが調子が上がらず決勝トーナメントの軸にできなかったり村田の絶不調も誤算だっただろうけど。

●ある人曰く「星野は日本シリーズに勝ったことがないので、短期決戦に弱い」と言っていたけど、それがはまったような敗戦。困ったときには、自分が過去に使ってきた選手や実績に頼るのはしょうがないが選手の調子を見ながら出番を考えるのが監督の役割。今回は、昨年の予選の韓国戦でスタメンだった矢野を先発させたり、岩瀬にこだわったりしたのが裏目に出てしまった。

●逆に韓国は2点のビハインドを跳ね返した底力を感じる試合だった。予選リーグも全勝だけど、必ずしも楽な試合ばかりではなく中国にも1×0の接戦をしているが「負けない」ところがすごい。韓国にはアジア代表として、キューバの厚い壁を打ち破ってほしいと思う。

●日本は今日、3位決定戦。アメリカは2A、3Aの若手ばかり。和田が先発すると思うけど、和田→ダル→田中→藤川→上原のリレー(ワンポイントで成瀬、川上)で、打線は、日本らしいきめの細かい攻めを展開して5×2くらいで勝ってほしい。今日の試合でいかに気持を切り替えて望めるかだろうけど。

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北海道のチーム総括!

2008-08-17 14:43:24 | 野球

●甲子園は、今まさに準決勝の真っ最中。4,000校以上の学校の頂点に立つチームが明日決まります。

●北海道からは、北海と岩駒の2校が出場。北海は初戦敗退。岩駒は2勝してベスト16まで勝ち上がり、国体出場までゲット。

●自分なりに今年の北海道の高校野球を勝手に総括すると、力的には北海の方が岩駒より若干上と見ていましたが、北海は東邦に力負け。岩駒は対戦相手に恵まれた面もありました(1回戦は初出場、2回戦は甲子園未勝利)が、3回戦まで勝ち上がりました。

●北海は、南北海道大会では、実質は本命視され順調に甲子園出場を決めました。道内ではまず打たれない鍵谷の高めに抜ける速球が甲子園での東邦戦ではことごとくフルスイングで打ち抜かれ北海道の野球とのレベルの差を見せつけられました。朝日新聞にも載っていましたが、得意のバントも東邦の守備フォーメーションに完璧に封じられ点差以上の完敗と言ってもいいでしょうね。今年の大会は打撃優位がまた鮮明になってきています。木製バットに戻さない限り、今後もこの傾向は変わらないでしょうね。投手がいくら145キロの速球を投げても制球力や球をもっと速く見せるコンビネーションがなければ棒球となって痛打を浴びるという構図です。しかも2番手にそれなりの力があり経験のある投手がいなければ試合自体を持ちこたえられない状態です。

●岩駒は、北北海道大会で予想外の大苦戦続きだったのがチーム力を引き上げる要因になったのではないかと思います。実質的には、南北海道のチームである岩駒を倒すという気持が北北海道の各チームには強かったのではないかと思います。ここ一番の守備や打撃はやはりプレッシャーのかかった実戦の厳しい場面でのみ向上するもので北北海道大会の戦いが結果的にプラスに働いたのではないかと感じました。戦力的には、投手を右、左と2枚、用意しておりどんな場面にもある程度対応可能な体制はできていましたし、それが1回戦では生きたと思います。そして2試合を経てチームが更に育っていくというのを実感したのではないでしょうか。それが智弁和歌山戦の7回までのリードにつながったと思います。しかし、最後は捕まってしまいました。あの8回のビックイニングを作らせないベンチワークや粘り強さが少し足りなかったのかもしれませんが、大健闘と言ってよいと思います。

●駒苫の3年間の戦いと今年の結果をみると、全国で勝ち上がるチームは、スタメン9人に走攻守の穴がなく守備が固い(できれば控えも同じレベル。スター選手は不要)。打撃はコンパクトで力強いスイングができる(東邦の選手は構えは大きかったですがスイングはおそろしくコンパクトでしたね。)こと。投手は高いレベルで最低2枚、できれば3枚以上はほしいとところです。しかもそれぞれの投手に経験を積ませながら北海道の大会を勝ち上がっていく(これが難しい!この辺が香田監督はうまかった。)。これができれば全国のどんなタイプのチームとでもロースコア、ハイスコアどんなタイプの試合でも接戦ができると思います。

●駒苫が連覇+準優勝という結果を残した香田野球は、北海道の他チームに「やればできる!」という気持と「全国制覇」という目標設定を残したと思います。目標だけ高くてチーム力が伴わなければ単なるスローガンです。その目標を実現するためにはどんな戦力が必要でそれを当てはめたとき、自分たちのチームにはなにが足りないか、分析して計画的にチームを補強するなり、強化して埋めていく作業が必要でしょうね。今年のチームでは札幌第一がそれに一番近かったと思いましたが、やはり南北海道大会を勝ち抜けなかったという結果です。

●北海道の大会を勝ち上がるチームづくりと全国で勝ち上がるチームづくり。同じように見えてイコールではないチームづくりですが、第2の「駒苫」が出現することを期待したいですね。

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岩駒1回戦突破!

2008-08-03 10:31:44 | 野球

おめでとう

●「ひぐま打線」の異名を取り、選抜では実績を残している岩駒。夏は意外にも3回出場して未勝利だったんですね。

●確かに、選抜大会は、予選を前年の秋にやるので、大会の時点で強いチームが出てくる訳ではなく、出場校のチーム力にかなりのばらつきがあるので、相手によっては勝ちやすい可能性が夏に比べると格段に高くなると思います。21世紀枠のチームが結構活躍するのもこの辺のことがあるからかもと思ったりしています。

●それに比べ、夏はどこもがっちりチームを作り上げてくるので、実力がないとなかなか勝つことは難しいと思っています。岩駒は、ある意味、運良く2期連続開幕戦。極度に緊張する開幕試合。こればかりは経験のある方が有利と言えるでしょう。

●試合内容は御覧のとおりで、かなりドタバタの試合でしたね。岩駒は1、2回に送りバントを決められず相手もチャンスに拙攻続きと開幕戦の緊張の中、普段の野球がまったくできない状態だったようです。その中で、なんとか3回に集中打で6点、その後2点を取って逃げ切ったというところでしょうか。投手も1回からピンチ続きで5回まで無得点だったのは相手に助けられたとしかいいようのない感じでした。夏は勝ち上がってきたチームはどこも打力はかなりのものがありますし、しかも金属バット。序盤の8点リードでは流れが変われば安心はできないなぁと思っていましたが板木投手も5回まででかなり体力を消耗したようで、6回は先頭打者をデッドボールで出した時点で限界だったと思います。その後は相手が本来の力を発揮し始めじりじり追い込まれる悪い展開。8回の2アウト満塁での再登板はある意味賭だったでしょうが流れを断ち切ることができ監督の好判断だったと思います。

●試合の中で気になったのは、4回の1アウト3塁で関工が前進守備をしいている中、高いバウンドのセカンドゴロ。ここでランナーが判断よくホームインできなかった点です。かつての駒苫なら難なくホームインしていたはず。接戦になるとこういうところで相手にプレッシャーをかけられるか、1点を取れるかどうかで勝敗が決まってしまいます。

●守りは4失策、9被安打、10与四死球という厳しい状況ですが、経験の差と15安打の打線が相手のミスもあり勝利を呼んだというところでしょうか。

●これまで北海道のチームは1回勝てば目標達成的な雰囲気がだたよったところですが、駒苫の3年連続決勝進出という輝かしい実績を考えると、これで満足することなく、修正するところは修正して次の盛岡大付戦も勝って、智弁和歌山に一泡吹かせる意気込みでいってほしいと思います。

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遅くなりましたけど

2008-08-03 10:05:03 | 野球

●シニアの大会いわば中学生版北の甲子園!「財団法人全国リトル野球協会リトルシニア北海道連盟創立35周年記念全国選抜大会」は、新琴似リトルシニアが優勝。内地の並み居る強豪を撃破しての優勝は素晴らしいですね。

●自分的には、リトルシニアは、野球版の高校予備校だと思っています。高校野球の準備段階で、硬式球を使って野球小僧たちが切磋琢磨する場といえるでしょうね。

●ここで力を蓄えた子どもたちは、道内の私学や公立の強豪校、場合によっては内地の有名校に野球留学することになるんでしょうね。

●今年の甲子園の予選でも早実のキャプテンは札幌北シニアから、エースは旭川北陵シニアから行った子らしいし、日大三校にも北海道出身の子がいたらしいですね。何年か前には慶応義塾高校に行って甲子園に出場した子もいたはずです。

●中学生生活が終われば次は甲子園目指して高校野球!夢に向かってガンバってほしいですね。

 

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