■コミュータ航空の可能性を感じていたところ、函館~帯広間のエアコミュター就航を目指すエアシェンペクスの社長とつながりができた。いつ飛ぶのかなぁ~と思っていたら、社長さんから電話がかかってきて「飛行機が飛ばなくなりました。ついては、この会社を10億で買ってください。」という突拍子のない電話でした。特にお金のあてがある訳ではないが、このチャンスを逃したらもうないかもと思い、気がついたときには、「買います。」という返事をしていた。
■航空業界は、航空関係者やマニアしかやっていない。素人がやってもうまくいかないというイメージが強かった。なんとかビジネスモデルとして成功させたかった。
■2004年8月に会社(会社名をエアトランセに改称)を引き継いでみると、意外とあっさり許可が下りて翌年の3月には函館-帯広間の就航にこぎ着ける。今だにそれまでなぜ飛べなかったかよくわからないとのこと。
■そんなことで、江村 林香 氏は今、エアトランセの経営を軌道に乗せることに邁進中。