野良耆の見聞記

いなか暮らしの野良着生活

古びていくものには味わいがある。そこに小さな歴史があるから・・・・・

来迎寺の石仏

2020-02-23 | 見上げれば鬼瓦

飯田市の白雲山紫雲院来迎寺です。

飯田観音のほうがわかりやすいでしょうか。

飯田市の中央広場、中央公民館のとなりにあり、

大宮桜並木の横で、枝垂桜もあります。

位置的には非常にわかりやすいところです。

本堂です。

鬼瓦と蛙股には卍の彫がありました。

狛犬のような阿吽の獅子が載っています。

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瀬戸内国際芸術祭(11)

2019-12-24 | 見上げれば鬼瓦

瀬戸内国際芸術祭を見に、

再び香川県に戻って直島に付きました。

フェリー乗り場のある宮浦から役場のある本村へ移動しました。

この島も個人的にいろいろ興味のあるものがありました。

半二階のような民家です。

南信州では、養蚕やたばこの農家ではこれに近い建物がありましたが、

ここではどのような構造になっているのでしょうか。

鬼瓦は小豆島と同じようです。

この料理屋の屋根には、恵比須様大黒様が鎮座していました。

南信州にも恵比須大黒がありますが、ポーズはちょっと違います。

ここの大黒様のように両手を上げているのはいいですね。

 

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瀬戸内国際芸術祭(7)

2019-12-11 | 見上げれば鬼瓦

小豆島の瀬戸内国際芸術祭を見て回る途中で

マルキン醤油記念館によってきました。

100年以上も前に建てられた蔵を使って、

醤油の製造過程などが紹介されています。

瀬戸内なので塩の生産が盛んで、それから醤油の

生産に移行していったようで、周辺に多くの醤油工場がありました。

当然のことながら、

個人的には外観が大事なのその写真です。

丸に金のマークが鬼瓦のようにあります。植物で分かりにくいですが。

手前が物産館で、奥が記念館です。

物産館も特徴がある建物です。

 

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瀬戸内国際芸術祭(2)

2019-11-25 | 見上げれば鬼瓦

小豆島にあるお寺の宝生院です。

真柏という国指定特別天然記念物の巨木です。

樹齢は1500年以上と言われているようです。

巨木なのでいろいろな形状をしたところがあります。

龍に見えますか。

象に見えますか。

亀に見えますか。

最後に

本堂の前に置かれてあった鬼瓦です。

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金毘羅神社の鬼瓦(2)

2019-11-16 | 見上げれば鬼瓦

金毘羅神社です。

鬼瓦のことには触れませんが、

カテゴリーは前回と同じにしました。

今回は本殿に掛けてあった額のことです。

明治天皇の即位の額だと思われます。

二重橋の前を白馬の馬車が通過しています。

富士山と荒波です。

葛飾北斎の構図を木彫で掘り出したような額です。

歌舞伎の公演記録です。

明治三拾八年で若松座と書かれています。

このころは歌舞伎役者が地方で公演をしていたようです。

額が高くまた雨などで風化してよく役者や題目が読めませんが、

「實川正朝」「中村吉十郎」「嵐〇〇」「市川〇〇」などと書かれています。

芸能人物事典(明治~平成の解説)で見ると、

「実川正朝(じつかわしょうちょう)」は、

初代の実川正朝は歌舞伎役者で、嘉永4年生まれで明治40年に亡くなっています。

「中村吉十郎(なかむらきちじゅうろう)」は、

初代の中村吉十郎は俳優で、明治18年生まれで没年は不明。

ただし、4歳で歌舞伎座で初舞台。中村吉右衛門の門人となり吉十郎を名乗った。

俳優になったのは大正になってからだから、

この時は20歳で歌舞伎をしていたと思われます。

本当であればかなりの本格的な歌舞伎が行われたことになります。

 

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