遊 悠 素 敵

なんて事ない日々を、野の花や野菜の花とともに綴っています。

入院生活 Ⅱ≪きゅうり草≫

2014-04-17 11:34:07 | 認知症

カテゴリーに認知症を加えました。認知症の例として参考になれば、、
サイドバーのカテゴリーのところをクリックしていただくと過去の記事が表示されます。

できるだけ冷静に、綴って生きたいと思いますので、今現在ではなく、
少し落ち着いた時に少しづつ、、、
同じ問題を抱えていらっしゃる方の参考にと思いますが、この話題が苦手、という方もいらっすると思います。
今日は認知症の話です。苦手な方は、お花だけでも楽しんでください。

 

元々、眠りの浅い人だったのかもしれません、宵っ張りでした。
最近、入院するまでの家でのハハ(姑)は、夜中に何度も起きて家中の確認をしていたのです。
ショートステイでも、家が気になる、帰らなければと言い続けたようです。
ショートステイでは、部屋の中を確認して回り、戸締りをしていたそうです。
自由に歩き回れていたのです。

ハハ(姑)の24時間は、細切れで起きて食事をし、何かを考え、誰かと話、眠って、の繰り返しです。
昼夜逆転とは、違うように思います。
ですから、ハハ(姑)に付き添うのは無理があったのでしょう。
今にして思えば、ベットから降りて部屋の中の気になる あれこれを自分の目で確認したかったのでしょう。
それを止められ、知らない場所に閉じ込められたのですから、パニックになるのも当然でしょう。

認知症の患者に、状況や立場を理解させることは、とても時間が掛かります。
でも状況は待ってくれません。たとえば、今回の骨折にしても
すぐに忘れてしまうのです。で、なぜここに居るのか判らない。また説明しても、、、、
説明する方が根負けしてしまいます。
当人は、変化に対応できず、うろたえるのでしょう。

今の手術は、何箇所か穴(?)を開けて、そこからの手術だそうです。
ですから、大きな傷も無く外からは判りません。
転んだことも忘れているのですから、ますます状況の説明は難しいです。
1ヵ月半経って、ハハ(姑)は今の状況をどう感じているのでしょう?

手術の翌日から、リハビリは始まりました。はじめは、マッサージのようなことから、
手術後すぐに歩こうとし、実際歩きました。すぐに歩いても大丈夫ではあっても、痛みはあります。
なので、気になる部屋の中を見て回ることはできず、ハハ(姑)にとっては長い長い時間だけが過ぎてゆきます。

歩く事、に意欲的でした。
すぐに、
歩行器のようなもので、歩くのもスムーズでした。それが私たちの希望でした。

手術の説明のとき、「手術後1ヶ月から2ヶ月はリハビリしてもらいますが、
その後、家に帰るのは無理でしょう」と、言われました。仰ることが、よく判りませんでした。



もう1枚、胡瓜草
 

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