大門坂から登りきった所が、バスの終点の駐車場になります。
そこから、大社正面の石段がありますが、私は、駐車場から、回りこんで
紫陽花のいっぱい植えられた坂道を歩きました。
ドライフラワーのようになったものの中に、鮮やかに色を留めたものがあって。
登りきった所が、鳥居のある辺りに出ます。そして、最後の石段を登って那智大社。
本殿の右手奥に進んでいくと、青岸渡寺があります。今では珍しい、神社とお寺の共存です。

こちらは、本殿の左側、赤い柵の奥のしめ縄の掛けられた中に、ヤタガラスが休んで石になったというこんもりした岩と、見事な枝垂れ桜と、可愛い五葉オウレンが植えられています。
青岸渡寺のさらに右側へ進むと、展望所になっています。

手前の建物には、宿坊の看板がかかっていました。
この日は、雨が続いた後だったので滝の水が多いいです。
雨の少ない時期の滝は、薄いベールを垂らしたようだったり、日々姿を変えています。
聞きかじりですが、青岸渡寺も、那智大社も、三重塔も、全て滝の降り口と同じ高さに、なっているそうです。
滝より高い位置に、建物を建てないという事だそうです。