まだ、ほんの1輪ひっそり咲いてるだけですが、薄紫のスミレは存在感があります。
もうすぐ春よーって、言ってくれてるようで嬉しくなります。
入浴時間の読書を楽しんでいます。って、お話しました。
入浴時間ですから、、10数ページぐらいしか進みませんが、、
つい最近読み終えた角田光代著の短編集 【さがしもの】が、ちょうど良い分量でした。
本って、語れるような
読書量ではないのですが、、
だから?
本を選ぶって、けっこう難しい。
単に楽しみに読むのですから、読みやすいもの、読後感の良いもの。
なので、気に言った作家のものを、ばかりを選んでしまい勝ち、、
でも時には、山積みの本の中から興味をそそられ選ぶ場合もあるのです。
この本も、何の予備知識もなく、本屋さんで何となく手にして
裏表紙の説明書きで、良いかな?と購入を決めたのでした。
以前、読みやすく読後感の良かった[八日目の蝉]の作者だった事は、後で気が付きました。
この本のあとがきエッセイの中に、
つまらないと感じた本が後年読み直してみると、素晴らしい発見に溢れていた事などが
まさにエッセイとして編まれていました。
いつもは読み飛ばしていた後書きや解説が面白かったのも、
嬉しいオマケ、でした。
エッセイの中に[本はヒトを呼ぶのだ]という言葉がありました。
きっと私に、「読んで御覧なさい。退屈させないわよ」って、呼びかけてくれたのでしょう。