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遊 悠 素 敵

なんて事ない日々を、野の花や野菜の花とともに綴っています。

老いの甘え 《百日紅》

2008-08-18 22:50:26 | つれづれ

去年も、投稿した≪百日紅≫
実家の庭にも、この白の百日紅が植えてあって、見慣れた花だったのですが、
今年初めて、小さな花の集まりだと思っていたのが、  花びらだった事に気付いたのです。

わぁー、 恥ずかしい。何を見て過ごしてきたんでしょう。

 

本州最南端の串本町は、長寿の方が多いです。しかもお元気。
先日、こんな会話を耳にしました。
「おばあさん達者やのー」
「そんな事も無いんやよ、こないだも、しんどおて
こんなんやったら死んだ方が良いよってゆうたんやよー」
「ほったら、ねえさん(お嫁さんの事)が、怒ってのー」
(声が嬉しそうです)

思わず、微笑んでしまいました。

年々、老化を感じて、痛いしんどいの不安を、口にして、
死にたいと言ってみる。
お嫁さんに、叱られて、家族の思いを確認して、安心するのでしょう。

また、別の日、別のおばあさんの畑にて。
「おばあさん、立派につくりやるのー」
嬉しそうな声で、「~~、持っていかんかぇ」
「おおきに」
「ほんでも、トマトは、もうひとつみたいやね~」
返事がありません。

「ほったら、おおきにねぇ」
お褒めの言葉しか耳に入らないようです。
今さら、収穫量アップの試行錯誤は、しんどいですよね~

もちろん、わが姑も元気です。
先日、姑の娘の同級生に会った時
「おばさん、元気やね~、うちのお母さんらボケてきてるけど、確りしてるし」
と言われたそうで、ますます張り切ってるようです。

時々は、誉めてもらって
煽ててもらって  
元気が出たり、ヤル気になるんですよね。

そうです。私も、お褒めのお言葉、受付中でーす。

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