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遊 悠 素 敵

なんて事ない日々を、野の花や野菜の花とともに綴っています。

ショートステイ開始≪ホシノヒトミ≫

2014-04-07 13:25:26 | 認知症

可愛い名前でしょ、オオイヌフグリって名前があまりにもかわいそう
そう思ってたら、こんな別名を教えてくださって、
ホシノヒトミって名前を広める会(あったけ?)の会員です。

去年の暮れから、現在までハハ(姑)の症状や私たち、めまぐるしく変わりました。
先日から、その間のことを改めて書き留めています。楽しい話題ではございません。
コメントしにくいことでもあります。ですから、ここから、戻っていただいても読み逃げでも結構です。
けど、お読みいただいて 認知症について、認知症患者の家族のこと判って頂けたらと思います。


ショートスティ 第一日目、1月の末でした。
私たちの泊りがけの通院日で、ハハ(姑)が帰ってくる時間に帰り着くことは出来ないので、
義妹に迎えてもらいました。
帰ってきた時は、特に問題は無かったそうですが、
泊まると知ったハハ(姑)は、帰るといって聞かなかず、手こずったそうです。

でも特に、まったく、、嫌な記憶は無い様なので、
第一に、私たちがショートスティを利用しなければならない状況でした。

2月は練習も兼ね3回のショートスティを、お願いしました。

2度目も3度目も帰ってくるときは、泊まったことすら忘れています。
時々、お寺に泊まったのだと話してくれるようになり、
認知度が酷くなってきた様に思います。

通院が月に1回になったからといって、私たちの留守中 義妹の負担が大きすぎます。
それに、私たちも大急ぎで帰ってくる。って、状態です。
出来れば、2晩泊めてもらえれば帰宅を急がなくてすみます。
そんな相談もしてみましたが、今のハハ(姑)の状態では無理とのことでした。

ハハ(姑)の日常が、だんだん負担になってきました。
ディサービスのお休みの日、気が休まりません。
一日家に居る日は、ハハ(姑)や休んでやっとホッとします。
グッタリします。このままの状態が何時まで続くのか?
何時まで持ちこたえられるのか?などと考えるようになりました。

何とかしなくては、
ハハ(姑)のことを考えれば、私たちがハハ(姑)ンチに移るのが良いのでしょう。
古い日本家屋です、部屋の仕切りは襖だけ、
早朝に、、夜中に何度も起き出して家中を見回るハハ(姑)と、どう暮らせばいいのでしょう?

解決しなければ、、などと考えているうちに1ヶ月なんて過ぎてしまいます。



今考えると、ハハ(姑)にとってショートスティでの夜は、とても不安だったのでしょう。 
それが認知を加速させた。のではないかと、思います。 


 

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暮れから、≪ナズナ≫

2014-04-06 11:23:22 | 認知症

和歌山城のナズナ、春の七草のナズナです。ハートの実が可愛いですよね。
その形から、ぺんぺん草の名前がついています。

ソラジの腰痛、治療はしていましたが、現状維持というより緩やかに悪化、、って感じで、
ソラジも何とかせねばと
で、思い切って和歌山の病院へ行ってみることにしたのが昨年の12月。
日帰りは無理、泊りがけです。その間、また義妹にハハ(姑)を頼むことに、

最初の診察で、毎週の通院治療が必要との診断でした。当面4回。
やはり毎週というのは、回を重ねるごとに きつくなっていました。
留守を預かってくれた義妹の負担も大きく、その上、年末で普段より忙しいのです。
疲れが溜まってきてる事でしょう。
何とか、4回の治療が済み、1ヶ月後から月に1度ということになりましたが、、
義妹の負担を減らさねば、今後何が起きるか判りません。しぶってたソラジを説得し、
初めてショートスティを頼みました。
頼むのが遅れて、事前の練習なしで、私たちの出かける日からでしたが、それでも、安心して出かけられます。
と、ホッとしたのもつかの間、
ハハ(姑)がインフルエンザです。1週間の自宅待機を言い渡されました。
疲れた身体で、の看病では感染の率も高いでしょう。マスクにウガイの徹底。
義妹には立ち入りを禁止し、さて、次のソラジの通院に行けるのかしら?
幸い2日で熱は下がりましたが、下がった途端、施設に行きたいと言い出します。
今日はお休みだから、と、1週間。冬休みです。
毎日、いいえ、都度都度、なだめ、ごまかします。あやします。

そして通常に戻って、今度はショートステイを納得させねばなりません。
以前、大怪我をして通院していた時、傷が化膿して一日2度の消毒に通ってた時
夕方 暗くなってくる頃、病院に向かうのを入院させられると勘違いしてパニックになったことがありました。
その時の凄まじさを思い出し言い出せないまま、ソラジの通院日。
ショートステイ日に、なってしまいました。
騙まし討ちみたいで心苦しかったのですが、普段どおりに送り出しました。



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認知症のこと≪キケマン≫

2014-04-04 17:29:52 | 認知症

高齢化が進み、認知症に対する不安も強くなってると思います。
でも、その実態はそあまり知られていないと思います。私が知らなかっただけかも、
でも、それぞれ症例が違うこと、度合いも違います。ですから、
説明はとても難しい、理解しにくい事。
と、思っています。

でも、少し話をします。苦手な方はスルーしてください。でも、これだけは聞いて、
認知症の家族の介護をしてる人に、「怒らないで」とか、「優しくして」なんて簡単に言わないで、、
怒りたくって怒ってるんじゃないと思います。

許容量いっぱい我慢して、爆発してしまうのだと思います。
ですから、そう言う前に、その方の辛さ苦痛に耳を傾けてあげて、癒してあげて
それが出来ないのなら、、何も言わないで、 と、さえ思うのです。

ハハ(姑)の場合、耳も遠く、認知の所為で理解力も落ちています。
言葉の通じない(意思疎通の出来ない)、見えるものが違うようです。
出来るだけ、何とかハハ(姑)の言葉を行動を理解しようとしますが、とても難しい。
日々、見ている(観察している)私たちでさえ、何をしたいのか?何が不安なのか?判りません。
ですから、何が起こるか判らない、何をするか判らない。とてもストレスが溜まります。
だからと言って、怒鳴ったり暴力をしても良いというのじゃありません。
大変ね。」「頑張ってるね。」って、いつも私に下さる励ましの言葉をその方にも掛けてあげてください。
それだけで、とても救われるのです。 


さて、ここからが本題です。



ハハ(姑)は、「電話をかけてきたか?」の問い合わせの電話をよくかけてきました。
それを口実に何か頼みごと?でしたが、そうじゃないと思うことが、、増えてきました。

「何処からだろう?」と、あちこちに掛けて尋ねます。
用事があればまた掛かってくると言っても納得せず、親戚や友人に、電話します。
なので、ナンバーディスプレーを付けて見ました。
ところが、それの見方が判らない(忘れた)と言って、呼び出されます。
行ってみると、着信は遥か以前のものしかありません。そう言うと、「あんたじゃ、判らん」と、納得しません。
こちらも、ムッとして帰ってきていましたが、それが幻覚、幻聴だったのですね。
ハハ(姑)は、「聞き違いじゃないですか?」は、受け入れません。これも認知症の症状のようです。

よく認知症の人に、【否定をしないこと】と言われますが、その意味が判りませんでした。
どう対処すれば?でした。だって、電話は掛かっていないのですから、、

少し馴れた今、「何処からでしょうねー?私も判らないんですよ。」もしくは、
「おばあちゃん、心当たり無いですか?考えてみて、」と、下駄を預けます。
すると、私に向けられていた質問が自分で考えるうちに、、、解決してるようです。
ハハ(姑)の症状を理解するには、観察すること、慣れと諦めが必要です。
これにはこちらにも時間と忍耐が必要です。
ですが、症状はそれを待ってくれずに進みます。 次々に新しい問題、機能の衰えが起きてきます。

ずっと以前は、間違いを認めませんでした。間違った・失敗した。に、理由を作っていました。

そのうち、失敗した時、「ボケてきたよ」って、言うようになりました。以前は、「え?!」でしたが、
「そんなこと無いですよ。」「シッカリしてるじゃないですか」 と、言うと安心した顔をします。
否定して欲しいのだとわかってきました。
今、ハハ(姑)は、そんな風に取り繕うこともなくなりました。


認知症の症状、一つだけ書きました。羅列しても、とても理解できないことが多いと思います。

もし、同じような環境にあって、吐き出したい何かをお持ちの方、ここでどうぞ、、
自分が潰れたら、みんなが潰れる、だから、気晴らしをしながら、頑張りましょう~~

 この記事は、以前に書きかけていたものです。
その後すぐ、気持ちに余裕が無くなり、書けなくなりました。今、少し落ち着いて、改めて加筆修正しました。
その間のことを、少し書いて行きたいと思っています。
 

 

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