明日のカープ

広島東洋カープの昨日・今日・明日を見つめます

自責点0で5失点

2014-08-13 10:08:45 | 2014年
8月12日(火) マツダ
広島 5 - 6 ヤクルト
●野村(4勝5敗)、中田、永川、中崎
本:菊池(8、9号)


 ダラダラと締まりのない試合をダラダラと綴ってみる。

 
 先発野村は立ち上がりからピリッしない。初回の1、3塁のピンチはしのいだものの2回につかまる。つかまると言うよりは味方に足を引っ張られる。と言うかキラに足を引っ張られる。

 1回裏に菊池のHRやキラ、田中のタイムリーで3点を先制。しかしその直後、畠山のヒットの後森岡のファーストゴロをキラが後逸でピンチ拡大、1、3塁。続く中村のファーストゴロでセカンドゲッツーを狙ったキラが悪送球で1点返されさらに2、3塁。続く山田は犠牲フライ、上田、川端は連続タイムリーであっさり逆転。たしかにキラのエラーは大きいが、その後のピンチでズルズルいってしまう投球だと良い意味での野手と投手の信頼関係は築けない。
 そういえば誰かがいっていた。「投手は野手が育て、野手は投手が育てる。カープが強い時代はそれができていた」と。


 3-4のまま試合は4回表。山田がヒットで出ると盗塁。会沢のセカンドへの送球がそれる間に山田は一気にサードへ。このランナーを川端に返され1点追加される。野村は自責点0で5失点。同情する部分がなくもないが、それでも防げる失点はあったはず。そうすればもう少し締まった試合になっていたはず。
 会沢は打撃ではここのところ充分にその力を発揮しているがキャッチャーとしては特にセカンドのスローイングに難あり。先日から見る度にセカンドまで届かなかったり、きちんとボールを握れなかったり…。当然相手チームにそのデータは入っているので走ってくるのは当たり前か…。


 こうなるとよくある負け試合のパターン。6回にカープは1点返し1点差に迫る。すると8回にヤクルトが1点を奪い再び2点差。その裏カープは1点返すがあと1点が取れずに試合はゲームセット。
 特に7回は1死満塁で堂林のセカンドライナーに赤松がセカンドベースに戻れずゲッツー。代走で登場した足のスペシャリストだけにここでは絶対にやってはいけないミス。
 さらに8回は1点取った直後に丸の2塁打。エルは凡退したが途中出場の木村の打球はセンターライナー。またしてもセカンドランナーの丸が帰塁できずにダブルプレー。同じようなミスの繰り返し。
 9回裏最終回。先頭の梵がヒットで出塁するもこの日3安打と当たっている田中は強硬策。これが裏目でショートゴロゲッツー。何をしてもうまくいかない。
 この場面、もし仮に田中が送っていたら1死2塁でバッターは石原。会沢の代走に赤松が送られていたため、石原の代わりのキャッチャーはもういない。となれば石原へと続く打線ではいずれにしても期待は薄いか。
 この2人体制、どうにかならないものか…。


50勝48敗2分

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