2月26日(日) 宮崎アイビー 13時00分
広 島 000030000 3
ソフトバンク 000000011 2
福井、永川、岸本、中田、岩見、今井
先発の福井は去年の反省材料を踏まえてか、無四球無失点。極端に右膝がカクっと折れるフォームも修正され球に力強さが見られた。非常に楽しみな内容。
打線は4安打で3点を奪った5回以外は2安打。もっともその5回はソフトバンクの育成選手の2年目19歳の投手が相手なので喜ぶほどの内容でもない。
前日の試合について新聞を見てから思うこと。映像は見ていなかったので新聞記事だけではなんとも言えない部分もあるが、あまりの成長のなさに今年の期待も薄れていく一方。
①『右打者8人が連なった先発オーダーは~~』
この監督はまだ性懲りもなくまた今年もやるのか。左投手には右打線、右投手には左打線。相手の先発川原は先頭の東出に4球目に死球。緊急登板の2番手も同じサウスポーということであったが、これはオープン戦ならではのこと。これが公式戦なら当然右ピッチャーがでてくるはず。もうこういった采配は勘弁して欲しい。
しかも、これに対する監督コメントは「うちは打たなきゃいけない。多少のリスクがあっても打力への比重が高くなる」だ。もう機動力野球は捨ててしまうということか?それともプランのないその時その時で思いつきのコメントか。いずれにしてもこれでは選手が戸惑ってしまう。
セ・リーグも予告先発を検討している最中と聞くが、こんな制度ができてしまった日にはどんなことになるのか、考えただけでも怖ろしい。
②『(会沢)5番左翼でのフル出場は首脳陣の期待の大きさに他ならない』
昨日も触れたが、本当にレフトで使う気があるのか?こんな起用方法で本人は1年間プレーに集中できるのか?攻撃面に期待するのであれば多少のリスクは背負ってでもキャッチャーに専念させてあげた方が良いのではないか。
③『(会沢) 6回の第3打席では2死1、2塁から右前打でつなぎ~~』
この回結局点は入っていない。もちろん映像はみていないので単純には言えないが、普通に考えたら、2死1、2塁でヒットなら1点は入ってないか。あるいは本塁でのタッチアウトならまだしも…。結局、ヒット3本でも1点もとれない野球か?4つ目のヒットで始めて1点が取れる野球では去年となんら変わりない。あまりに策がない…。
④『練習でできていることが、試合で出ないのは残念』(監督コメント)
先日の広岡氏の「選手の無能を嘆くのは、自身の恥をさらすこと」というコメントを思い出した。選手が試合でのびのびとプレーできない環境を作っているのではないか。
⑤そして極めつけがこれ。『のほほんとしている選手は危うくなるよ』(監督コメント)
そもそもキャンプで「のほほんとしている選手」なんているのか?監督の目にそう映るのだとしたら、それは「のほほんとしている雰囲気を作っている」のではないか?
何よりも選手起用にだいぶ偏りが見られる。自分の気に入らない選手はすぐに2軍に落とし出場機会を与えず、その選手達のことを「のほほん」というのは笑止千万。
中日はキャンプ中に2軍監督から1軍との真剣勝負を打診して現在検討していると聞く。2軍の選手には絶好のアピールの場となるはず。1軍選手も変なプレーで自分がとって代えられると思えば必死になるはず。
平等と叫びつつ、偏りが見られる野村カープ、若い選手達にアピールの場をもっと与えてあげたいところ。
そして、今日の試合でも5回の攻撃では無死1、2塁で末永のライトオーバーで2塁走者の松山がタッチアップ体制に入ってスタートが遅れ、前が詰まってしまい結局打った末永は1塁止まり。その後、会沢はランナーを返せずサードゴロ。1死2、3塁として小窪は左中間を破り、2点の追加点を奪うものの打った小窪は三塁でタッチアウト。
チームが掲げる「隙のない野球」にはほど遠い。一方ソフトバンクの方は昨日といい今日といい足を絡めてくる。昨年チームで180個の盗塁をしただけあってどこからでも走ってくるし、常に次の塁を狙っている様子がよく見て取れる。かつてのカープ野球は完全にお株を奪われている。
そもそも今のカープで走れる選手は赤松くらい。期待の安部は2軍降格。梵は再び膝の怪我で2軍調整。その赤松にしてもレギュラーではない。これではヒット4本ないと1点が奪えないという現状もよく理解できる。
中畑新監督で何かと話題の横浜も「走る野球」を掲げ、昨日の巨人戦ではヒットのランナーが走って作ったチャンスをヒット1本で返すという理想的な試合運びをしていた。1試合できていたからと言って横浜が驚異だとはいわないが、この野球が浸透してくるとカープが最下位なんていうことも不思議ではない。
今年も打線はさほど期待できそうにない。唯一の光は投手陣がある程度期待が持てるということだが、はたして1年間持つかどうか…。
広 島 000030000 3
ソフトバンク 000000011 2
福井、永川、岸本、中田、岩見、今井
先発の福井は去年の反省材料を踏まえてか、無四球無失点。極端に右膝がカクっと折れるフォームも修正され球に力強さが見られた。非常に楽しみな内容。
打線は4安打で3点を奪った5回以外は2安打。もっともその5回はソフトバンクの育成選手の2年目19歳の投手が相手なので喜ぶほどの内容でもない。
前日の試合について新聞を見てから思うこと。映像は見ていなかったので新聞記事だけではなんとも言えない部分もあるが、あまりの成長のなさに今年の期待も薄れていく一方。
①『右打者8人が連なった先発オーダーは~~』
この監督はまだ性懲りもなくまた今年もやるのか。左投手には右打線、右投手には左打線。相手の先発川原は先頭の東出に4球目に死球。緊急登板の2番手も同じサウスポーということであったが、これはオープン戦ならではのこと。これが公式戦なら当然右ピッチャーがでてくるはず。もうこういった采配は勘弁して欲しい。
しかも、これに対する監督コメントは「うちは打たなきゃいけない。多少のリスクがあっても打力への比重が高くなる」だ。もう機動力野球は捨ててしまうということか?それともプランのないその時その時で思いつきのコメントか。いずれにしてもこれでは選手が戸惑ってしまう。
セ・リーグも予告先発を検討している最中と聞くが、こんな制度ができてしまった日にはどんなことになるのか、考えただけでも怖ろしい。
②『(会沢)5番左翼でのフル出場は首脳陣の期待の大きさに他ならない』
昨日も触れたが、本当にレフトで使う気があるのか?こんな起用方法で本人は1年間プレーに集中できるのか?攻撃面に期待するのであれば多少のリスクは背負ってでもキャッチャーに専念させてあげた方が良いのではないか。
③『(会沢) 6回の第3打席では2死1、2塁から右前打でつなぎ~~』
この回結局点は入っていない。もちろん映像はみていないので単純には言えないが、普通に考えたら、2死1、2塁でヒットなら1点は入ってないか。あるいは本塁でのタッチアウトならまだしも…。結局、ヒット3本でも1点もとれない野球か?4つ目のヒットで始めて1点が取れる野球では去年となんら変わりない。あまりに策がない…。
④『練習でできていることが、試合で出ないのは残念』(監督コメント)
先日の広岡氏の「選手の無能を嘆くのは、自身の恥をさらすこと」というコメントを思い出した。選手が試合でのびのびとプレーできない環境を作っているのではないか。
⑤そして極めつけがこれ。『のほほんとしている選手は危うくなるよ』(監督コメント)
そもそもキャンプで「のほほんとしている選手」なんているのか?監督の目にそう映るのだとしたら、それは「のほほんとしている雰囲気を作っている」のではないか?
何よりも選手起用にだいぶ偏りが見られる。自分の気に入らない選手はすぐに2軍に落とし出場機会を与えず、その選手達のことを「のほほん」というのは笑止千万。
中日はキャンプ中に2軍監督から1軍との真剣勝負を打診して現在検討していると聞く。2軍の選手には絶好のアピールの場となるはず。1軍選手も変なプレーで自分がとって代えられると思えば必死になるはず。
平等と叫びつつ、偏りが見られる野村カープ、若い選手達にアピールの場をもっと与えてあげたいところ。
そして、今日の試合でも5回の攻撃では無死1、2塁で末永のライトオーバーで2塁走者の松山がタッチアップ体制に入ってスタートが遅れ、前が詰まってしまい結局打った末永は1塁止まり。その後、会沢はランナーを返せずサードゴロ。1死2、3塁として小窪は左中間を破り、2点の追加点を奪うものの打った小窪は三塁でタッチアウト。
チームが掲げる「隙のない野球」にはほど遠い。一方ソフトバンクの方は昨日といい今日といい足を絡めてくる。昨年チームで180個の盗塁をしただけあってどこからでも走ってくるし、常に次の塁を狙っている様子がよく見て取れる。かつてのカープ野球は完全にお株を奪われている。
そもそも今のカープで走れる選手は赤松くらい。期待の安部は2軍降格。梵は再び膝の怪我で2軍調整。その赤松にしてもレギュラーではない。これではヒット4本ないと1点が奪えないという現状もよく理解できる。
中畑新監督で何かと話題の横浜も「走る野球」を掲げ、昨日の巨人戦ではヒットのランナーが走って作ったチャンスをヒット1本で返すという理想的な試合運びをしていた。1試合できていたからと言って横浜が驚異だとはいわないが、この野球が浸透してくるとカープが最下位なんていうことも不思議ではない。
今年も打線はさほど期待できそうにない。唯一の光は投手陣がある程度期待が持てるということだが、はたして1年間持つかどうか…。
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