☆農園ビギン☆~笑う門にはイモ来たる~

新潟小千谷市で野菜の直売とサツマイモお菓子を作る農園ビギンのつぶやきブログ☆

助っ人yumiちゃん現る!!!!!!

2010年06月26日 | 農園ビギンでは
農大の後輩yumiちゃんが農園ビギンに農業実習に来てくれました~~~~~

実は以前のブログでも紹介したことのある彼女

在学中はかぶっていないんだけど、卒業後に仲良くなった後輩ちゃんです

yumiちゃんもブログ読者さんだったらしく、私のブログを読んでいるうちに「新潟行きたい病」になってしまったそうです

ふふふ・・・
作戦成功

話はそれますが、大切な大切なブログつながりのお友達はっちんさんが東京に転勤になってしまいました

本当にショックでショックで

まだ出会って1年も経っていないのに、すごく仲良くさせていただいて、農園ビギンツアーが実現できたのもはっちんさんのおかげ

私のブログ生活がこんなに楽しくなったのもはっちんさんの広い交友関係があったらこそ

仕方ないことなんだけど・・・
東京行って会うこともできるんだけど・・・

まだまだまだまだまだ
一緒に新潟のいいところ探しをしていきたかったので、本当に残念です

でも
一生の別れではないし、きっとすぐに会えるはず

そしてはっちんさんも必ず「新潟行きたい病」になるはず

だから笑っていってらっしゃいが言えると思います
はっちんさんのお引っ越し前日まで新潟の甘い汁をたっぷりしみこませ、新潟の味なしでは生きていけない体にしてしまおう作戦です

会いに行きますからね~~~~~~~



そしてそして
yumiちゃんは1週間の農業実習に入ります
昨日はまずネギの草取り~~~~~

農大時代の農業実習というと
「カマと草刈りと私と酒」(あれ、なんか違う?)

農業の原点は草取りです
植え付け、収穫というポイント以外の畑管理で大切な要素ですからね~~~


ひっぱりくんで植えつけたネギもこんなに大きくなりました

株元にこ~んなに草が伸びてる
それを手で抜いていきます

ここで、久しぶりの登場
「ワタシ、人間マシーン」に変身し、ものすごい勢いでぬいていきます
(しつこいが説明しよう。これは自分が機械だと思い込むことで、多少のつらさを軽減し、かつ機械的な動きで効率よく仕事ができるという自己マインドコントロールのことである)


これ、動画で撮りたかったけど、あまりにバカっぽいのでやめました

miyaくんにも「ボク、人間マシーン」やりなよ~~って強要してみると
「ボクはいいです」とあっさり断られた

ノリ悪いぞーーーーーーmiyaくん

「先輩のさつまいも畑も見たいですーーーーー」との
嬉しい声に一緒にまたまた植え付け

パープルスィートロードは植え付け後の活着率が悪く、ところどころ抜けてます
そこに補植☆

ふふふ・・・
キミのすっかりさつまいもの虜だね

農大時代も卒業後もこんな風に洗脳することを生きがいとしているワタシ
多くの人がさつまいもを見ると、いてもたってもいられなくなる体にするのが夢です

卒業して10年もたつのにこうして後輩が訪ねて来てくれること、本当に本当に嬉しくて幸せなことですね

大学時代「ファームステイ」と言って農家さんのおうちに泊まらせてもらって、農業実習をしていたので、いつか受け入れ農家になりたいってずっと思っていました

これからも後輩たちにとって「第2のふるさと」って思ってもらえるような場所になりたいと思います


余談ですが


学生時代から我が家に泊まりに来ていたyumiちゃん
トラの存在ももちろん知っていました
(参照「父の日~褒められて伸びる子、打たれて伸びる子~」)

なんとそれを
「新潟ってお嫁に行くとトラを贈る習慣があるんだあ~~」と思っていたらしいの



「兜とか送るじゃないですか~~~~新潟ではトラで先輩のおうちはいい家だからこんなでっかいトラなんだなって

もう!可愛いこと言うんだから

そんな可愛いことばかり言ってると、私のブログでS氏のようにいじられちゃうよ

「負けたことある、というのがいつか大きな財産になる」

2010年06月26日 | 果物の王様はメロンだ
格闘していたメロンのわき芽

作業前と作業後
無事終わると、次は3つにしてあったメロンを2つに摘果します(果樹ではよくあるいい果実だけを残して他は採ってしまうこと)
摘果したメロンが、いっぱい

もったいないと思うかもしれませんが、おいしいメロンを作るため必要な事なのです




これって食べられるんですよね~~~~~~
よく味噌漬けになったり、3個でいくら!とかで売られていたりします。

中を切ると

しっかりメロンなのです

可愛いなあ・・・


で、こちらがスイカ
こうやって着果したものから棒を立てていきます(着果棒)

スイカも同じく摘果します
こっちも食べちゃいます

摘果・・・ウィキペディアでは



調べる私ですが・・・

なんと「摘果」がなかった

なぜかその代り
「メロン漬け」・・・摘果したメロンを塩漬け、醤油漬けにしたもの
で出てました・・・

摘果した子って戦闘に破れた戦士のよう・・・
いざこれからーーーーーーーーーーーって時に、悲しくも散っていく。
自然界でも人間界でも仕方のないことだけど、せっかくメロンとして生まれたからにはおいしく人間に食べてもらいたかったよね

でもね
「負けたことある、というのがいつか大きな財産になる」SLAM DANKで山王の監督が残した言葉

メロンさんにも当てはまる

メロンさんにとってもこの敗戦(摘果)が必ず今後の他の子のメロン人生の財産となるんです



お店に並んでいるメロンもスイカも選ばれし、優秀な戦士たち

みなさん、味わって食べてくださいね~~~~~~

夏の日の俺の事情~S氏の日記~

2010年06月25日 | S氏の部屋
こんにちは

トマト男爵S氏です・・・

ルネッサーーーーンス



って

古くてすみません。


トマトはハウスの中なんで暑いですよ。
暑がりなんで、毎日かなり大変ですよ。

最近困ったことがあります。

聞いてもらえますか?


オレ

オレ

隠していたけど・・・


メガネ焼けしちゃったんです


しかも

しかも

うっかり鬼監督Rさんの前でメガネをはずしちゃったんです・・・

「わ~~~~~すごーーーーーい
見せて見せて~~~~~~」

相変わらず無駄にテンションが高い。
決して見せてはいけない人物に見せてしまった・・・

オレのバカ


「なんかエグザイルみたーーーい

そう?
オレそんなにカッコいい?

「ねーねー写メ撮っていい?」

は??
いつも隠し撮りしてるくせに、いきなりそれかい!?

最初は笑って逃げましたよ・・・
でもね
しつこいんですわ、この人・・・


除草剤しているのに、隠し撮り(パパラッチか!?)

メロンを撮るふりをして隠し撮り(電車の中の痴漢か!?)

休憩してるのに、隠し撮り(影で見えてるっつーーの

もう誰かこの人の携帯奪ってください


オレ
おでこもタオル焼けしてるから写メなんて嫌なんですよ・・・


はあ・・・


とりあえず一日メガネを外さず逃げたけど、まだまだいつ狙われるかわからない・・・

でもなんかおかしいんですよね・・・

Rさんは帽子が深くて、マスクもしてるから視界が狭いはずなのに
オレの隙を見計らって、近づいてくる・・・

誰かオレが油断しているのを密告してるんじゃ・・・



はっっ




キミかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

心を鬼に売るとは・・・

miyaくん



このメガネは決して外さない!!!!!!

みなさん
夏の日の半そで焼け、メガネ焼け、おでこのタオル焼けにご注意を・・・

メロンのわき芽取りで人生を語る・・・

2010年06月25日 | 果物の王様はメロンだ
メロンのトンネルがけで人生を語る
あの日から早いもので1ヶ月以上が経った・・・

農園ビギンの畑は今日もすがすがしい風が流れ、梅雨とは思えないくらいの青空の下、メロン畑で作業が行われていた。


miyaくん
入社して、早いもので2カ月だ。

土日も忙しい時は出社し、汗を流し、慣れない仕事に懸命に取り組む姿勢は、きっと誰の目にもキラキラと輝いているだろう・・・

今回は初めてのメロン作業

真剣な顔をした社長が一つ一つ丁寧に説明し、作業を進めていた。

メロンはつるに触るとかぶれやすく、素手で扱うにはシクシクと違和感を感じる。
体力仕事が多かったが、地道な手作業も農業をする上で重要なことだ。

そこで社長が人生を語りだした。

「miyaくん、キミは結婚についてどう思うかね?」


若干21歳の若者にその質問は重すぎるのではないか・・・
いや、
なにか深い意味でもあるのだろう。

「そうですね。一度はしたいと思いますが・・・」

突然の質問にちょっと戸惑いながら答えた。

「キミはまだわかっていないな・・・
結婚とは人生においての修行でもある。自分の修行、相手の修行、そしてそれは単につらいものだけではなく、他人と暮らすことによって身につける我慢の修行、その先にある喜びへの修行。
そういうものだ。」

社長の言葉は、前途有望な若者に結婚に対しての夢やあこがれを消さないように、そしていいことだけではない多難な道をも示唆している・・・

「ほら、これを見てみなさい。」


「これは雄花だ。一つの節に房状に花がつき、花弁の後ろにふくらみがないだろう?
雄花は毎日咲いては散っていく・・・
まるで、早く結婚したいがために、女性(雌花)が現れる前からあせって着飾ってしまうあわれな男性のようだろう?
愛がなければ実は結ばない。
なにごとも先走ってはいけない、まして結婚もあせってはいけない。」

メロンの雌花を女性と例えるなんて、社長・・・
今日はわかりやすく、丁寧に教えて下さりますね・・・

植え付けの遅かったメロンたちは低温障害と思われる症状がいくつか出ており、このように無駄な雄花がたくさんついてしまっているのも何らかの影響があると思われた

このようにわき芽からでたつるに咲く雌花からメロンになるのだ。


「どんな仕事もじっくりと我慢が必要だ。
今日はここを任せたぞ。俺はアスパラの管理にいってくる!」

そういうと颯爽とメロン畑を後にした

トンネルの中に頭を突っ込み、メロンがついている必要なわき芽だけを残し、無駄なわき芽をとっていく作業。
かなりの低姿勢の状態を続けるため、腰と首が痛くなる・・・

いや
これも修行だ

大切な意味がある修行なんだ・・・

この痛みの先にある喜びの意味を知るため、ただひたすら手をすすめる




黙々と作業し続けること2時間

やっと休憩だ!

腰や首は痛いけど、すごい達成感だ!満足感だ!
そうか、これを社長は教えるためにこの仕事をさせてくれたんだ!

農業って奥が深い!!!

いいことだけじゃないけど、つらいことばかりでもない。

つらい作業の先には大きな喜びがあるんだ!!!!!!

感動を胸にmiyaくんは社長に言った

「本当にけっこう首や腰が痛くなりますねーーーーーーーーーー」

でも、仕事の大切さがわかったと・・・

言葉をつづけようとしたとき





「でしょ?だからオレアスパラに逃げたんだもん。テヘ」
ええええええーーーーーーーーーーーーー
そうなん?????
我慢が大切なんじゃないん???



オレの感動っていったい・・・

呆然とするmiyaくん

「いいのいいの。年寄りは草取りが一番なの。」

いきなり自分を年寄り扱いしてる・・・

「オレ、早く隠居生活して旅行に行くんだもん」
そうやって   
夢を話す社長に鬼のような声が飛んできた。

「社長にはあと30年現役で頑張ってもらいますから
鬼監督Rだ!!!!!!!!!!

30年・・・
54歳の社長は84歳・・・

アワアワして何も言い返せない社長・・・

社長・・・
人生って


常に修行なんですね・・・

パン菜さん情報☆

2010年06月24日 | おいしいもの食べました☆
今週と来週は麦刈のためお休みですよ~~~~~

その代り7月4日日曜日に
はたけの直売所「花母茶」がオープンするらしいです

小千谷から片貝に抜ける道沿いにあるんですが、可愛い看板が出ているからわかるはず

結婚前にここを通った時、この看板を見て「なんて読むんだろ~~可愛いなあ」
って思っていたら、「かぼちゃ」なんですよね

小千谷に来てからその看板を作ったsayuriちゃんと仲良くなれて本当に感激しましたよ


鴻巣にはあちこちに看板があって、それもsayuriちゃんの手作り

可愛いのです


私はこの間パン菜さんで・・・

クリームパン、コシヒカリパン、レーズンパン、ラスクを買いました

袋に押してあるスタンプ、可愛いんですよ

ラスクは子供たちに大好評です

でね
今の時期は片貝の商店街がちょっとにぎやかチックです
「ねえ寄ってけてえ~~」

あ、ハイ(なぜビール?)
って引き込まれそうなのぼり


お天気悪くてわかりづらいけど、七夕飾りが出てるんです

片貝花火も最高だし、この地域の団結力は本当に素晴らしいです
地域一体となって行事に取り組んでいる様子がすっごくいいなあ


小千谷ファンにとって「片貝好き」もかなりのキーワードですよね

9月9,10日の片貝花火今からすっごく楽しみです