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就職難背景に“使い捨て”

2012-12-08 | トーションレース&繊維資材
 必要量をカットして
   引き糸を絞る・・・と
     コサージュの完成です!

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遠い過去の話になりますが・・・

私は高校卒業後、就職した会社の東京支店に赴任が決まり、希望・夢一杯に胸を膨らませて東京へと行きました。

初めての東京・・・デザイン研究室もあるという・・・そこで勉強もさせてもらえる約束でした・・・が、

初日から、デパート周りの後、帰社して直ぐに翌日納品の値札付けに深夜12時を回っておりました・・・

毎晩毎晩、これの繰り返し・・・仕事が終わった頃には、銭湯も締まり・・・結局、水道の蛇口に頭を付け頭、身体を洗いました

そんなある日、先輩に「ここにデザイン研究室があると聞いてたのですが、何処なんですか?」・・・と

先輩曰く、「君が言う住所から言えば、ここだよな・・・」・・・と

それは、私達が寝泊まりしている商品倉庫だったのです。

確かに、商品を見ながらデザインの勉強には成るのかもしれません・・・

しかし、デザイン研究室との文言を入れていたパンフレットは何だったのか・・・猛烈に腹が立ってきました・・・


結局、私自身、半年弱で退社することになりました・・・が・・・何年か後には、その企業は倒産・・・


現代社会でも同じような企業が横行しているという現実があります。

~以下、12月8日読売新聞朝刊より抜粋~

 サービス残業の強要など、法令違反を含む劣悪な環境で従業員を働かせる会社を「ブラック企業」と呼ぶ。

「ブラック企業」横行








 








使



 大阪市内の男性(33)は2010年8月、飲食チェーンを運営する会社を辞めた。大学院修了後に派遣社員などを転々とした後、07年に就職。2年目に店長になり、新店舗の設立も任された。

 午前9時に出勤し、店の仕事が終わるのは午後10時頃。その後、エリアを管轄する上司から「接客が悪い」「店が汚い」とダメ出しがある。連日、夜中まで接客の練習や店内清掃をさせられた。

 月給は約19万円。月の残業が100時間、200時間になっても、額はほぼ同じだ。疲れ果てて出勤が遅れがちになると、上司が自宅に来た。「家で遊んでいるせいだ」とパソコンやDVDを持ち去った。

 「もう限界」。個人加盟の労働組合に駆け込んだ。会社と団体交渉をする間に体調が悪化。うつ病と診断され、休職を経て退職した。今は生活保護を受けている。「やっとつかんだ正社員の職だったのに……。今は、社会復帰が出来るか不安」

年間相談300件超

 「仕事を続けたいなら、パートになってもらうと言われ困っている」。11月28日夜、NPO法人「POSSE(ポッセ)」の京都支部が入るビルの一室で、メンバー約20人が電話相談に応じていた。20代の学生が中心だ。

 ポッセは若者の労働問題を若者自身で解決しようと、06年に東京で発足。年間の相談件数は300件を超え、最近はブラック企業で働く正社員からの相談が急増している。労組を紹介し、生活保護の申請に同行することもある。

 若者の早期離職が問題となっている。厚生労働省によると、09年3月に卒業後、就職した大学生のうち、3年以内に辞めたのは28.8%。なぜ、そうなるのか。

 ポッセは10年6~10月、東京、仙台、大阪、京都のハローワーク前で、求職に訪れた若者(18~34歳)223人に聞き取りをした。半数以上の122人で、離職理由が「自己都合」とされていた。雇用保険では、自らの都合でやめると「会社都合」に比べて、失業手当の給付開始が遅れる場合がある。

 だが、事情を聞くと約8割で労働環境に問題があった。「産休を取らせてくれない」「頭を叩かれ、机を蹴られた」「辞めろ、死んでこい、と怒鳴られた」――。証言からパワハラが横行し、残業代不払いなどの違法行為が常態化している現実が浮かぶ

 ポッセ京都支部代表の川久保尭弘(たかひろ)さん(25)は「こうした企業は、就職難を背景に『変わりはいくらでもいる』と脅して働かせる。疲弊したら退職に追い込み、使い捨てる」と指摘。決して身勝手に職場を去っているわけではない――と強調する。

社会全体で解決を

 甲南大准教授で「搾取される若者たち」の著書がある阿部真大(まさひろ)さん(36)(労働社会学)によると、最近の若者は真面目で何でも器用にこなすタイプが多いという。「それは、大人が求める若者像に自分を合わせた結果」と分析する。

 阿部さんは「競争が激化し、若手を"コマ"としか見なさない企業が増えた。働き続けられないような社会に、未来はない」と話す。「若者の苦境を当事者だけの問題とせず、社会全体で解決策を探るべきだ」

(古岡三枝子)

自分を責めずに
専門家に話して

 「自分の会社はブラックかもしれない」と感じたら、どうすればいいのか。

 川久保さんは「けっして『つらいのは能力がないからだ』などと自分を責めないで」と訴える。ポッセに相談する若者の多くは、違法な状態で働かされていても会社の言い分を鵜呑みにし、非は自分にあると考えがちだという。「おかしい」と感じたら、その気持ちを大切にして欲しい。

 長時間労働やパワハラの被害を受けているなら、証拠を残すことが大切だ。勤務時間を手帳に記録し、ICレコーダーで上司とのやりとりを録音する。何より「弁護士や労働組合、NPOなど専門家に相談を。支えてくれる仲間がいます」と呼びかける。

 ポッセ京都支部への相談は
  • 電話
    075-365-5101
  • メール
    kyoto@npoposse.jp
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