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世界はやがてジャパネスクの時代を迎える(非公式)

検証実験の実施が決定される (続・「福島第一原発からトリチウム汚染水が消える日」)

2014-02-11 | 原子力・元素転換

皆様、おはようございます。原田武夫です。

我が国に漂う最大の暗雲の一つ。
それが福島第一原発からすさまじい日量で排出される「トリチウム汚染水」です。

その根本的な解決につながる技術開発を行っているA社の元素転換技術について、いよいよ検証実験が行われることになったという”事実”を広く皆様に知って頂くため、つい先ほど、Yahoo!ニュースにてコラムをアップロード致しました。

どうぞご覧ください。

そして・・・我が国を現在の状況から救い出すためには「真のイノヴェーション」と、それを受け入れ、大きく育てる「広き心」へと他ならぬ私たち日本人が立ち返らなければならないことを、是非、確認して頂ければと思います。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/haradatakeo/20140203-00032210/

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/10202768827724843?stream_ref=10


 
2014年2月3日 8時0分

かつて類稀なる調和の世界を創り出した日本。その精神の復活が今世界で求められている

A社の元素転換技術に対する「検証実験」の実施が遂に決定された

1月11日付の記事でお伝えしたとおり、引き続き我が国に重くのしかかり続けている「福島第一原発によるトリチウム汚染水排出問題」を元素転換技術により、一気に解決に導こうとするヴェンチャー企業「A社」による技術開発が鋭意進められている。そのような中、1月30日、某有名国立大学のイノヴェーション・リーダーたちによるA社に対する現場視察が行われ、私もその現場に立ち会い、その全てをこの目で見る機会に恵まれた。

結論を言うならば、その直後に同大学におけるこの技術に対する「検証実験の実施」が決定された。正にA社技術・経営陣による苦労の賜物といった展開であり、このことが持つ意味合いは計りし得ないほど大きい。なぜならば「検証実験」が正規の研究機関によって正規の手続きによって行われるということは、A社の技術がまがいものなどでは決してなく、それに値するものであるということが専門家の見地からもまずは確認されたということを意味しているからである。

自称「専門家」たちによる無責任な評論

私がこの展開について指摘したのは1月7日であったが、その後にネット上で展開された「罵詈雑言」の数々にはただ呆れるばかりであった。特に、いわゆる「専門家」を称する読者たちによる一見すると精緻な批判とそれに付け加えられた罵倒にも近い言葉の礫をぶつけられつつ、「ここまで我が国の科学界は荒んでしまっているのか」と絶句せざるを得なかった。

「元素転換などというものがこの世に存在しないのは科学界では常識だ」

「トリチウム汚染水の無害化など出来るわけがない」

「質量計を見た上で議論しているのか。現実には絶対にあり得ないことを憶測で書かないで欲しい」

「カトリック教会から弾圧され、自説を曲げざるを得なかったが『それでも地球は動いている』と地動説を信じてやまなかったガリレオ・ガリレイと、A社のインチキな技術を比べること自体がおこがましい」

中にはご丁寧に亀の甲の化学式を並べて、高校の化学の授業よろしく「解説」してくれるサイトまで登場した。よくよく暇な「専門家」がいたものだと失笑せざるをえなかった。

こうした「専門家」たちが完全に忘れてしまっていることが一つだけある。それは「科学の基本は現象そのものを自らの目で見て、確認するところにある」という点だ。教科書に書いてある定理・公式をどれだけ暗記したのかをひけらかすのだけが科学だと信じて良いのは理系大学生までなのであって、まがりなりにも「科学の専門家」と自称したいのであればまずは「現象そのもの」に立ち返るべきなのだ。そして仮にそれを直接観察する立場にないのであればとりあえずは事態の推移を見守れば良いのである。なぜならば、繰り返しになるが「現象そのもの」を見ていないのであるから。

「フクイチのトリチウム汚染水問題」はもはや一刻の猶予も許さない

無論、今回の視察においても当該イノヴェーション・リーダーらとA社技術・経営陣との間で激しい議論が展開された。私もその光景を目の当たりにした。なぜならば世界的にも有名なこのイノヴェーション・リーダーらにとっても同社の元素転換技術は全くもって新しいものであり、想像を超えていたからだ。議論の現場に置かれた白板は瞬く間に化学式で埋め尽くされた。

しかし結果は、「検証実験の実施」という決断だったのである。なぜならば今回の視察においても、明らかに「トリチウム汚染水の無害化」、すなわちトリチウム水から水素を分離することが明らかに可能であることを指し示す結果が目の前で現象としてあらわれたからである。正に「百聞は一見に如かず」なのであって、質量計からはじき出される結果をグラフで克明に示すPCの画面を前にこのイノヴェーション・リーダーらが絶句していた光景が私の脳裏には焼き付いている。

無論、このイノヴェーション・リーダーらが決断したのは単なる科学的好奇心からではないはずだ。この「トリチウム汚染水問題」が正に国難そのもなのであって、一分一秒でも早くに解決しなければならない問題だからである。仮に僅かばかりの光明であっても、解決に向けた可能性がイノヴェーションによってもたらされるというのであれば、それに真正面から是が非でも取り組むのが科学者として、そして日本人として求められる姿なのである。だからこそ私は言葉の礫を投げてきた「専門家」たちに是非お聞きしたいのである。「あなたは長年研究してきたようだが、果たしてこの国難にオール・ジャパンとして立ち向かうための技術や知恵を持ち合わせているのか」と。「ダメだ、出来ない」「無理だ、意味がない」と言っているだけなのであれば、申し訳ないがあなた方には「科学の専門家」としての資格はない。事実を後追いで無責任に語る「評論家」であることを自ら認められるのが良いだろう。私がこの技術に関係する企業や研究機関の実名をさしあたって伏しているのは、彼ら「評論家」たちからの風圧から、この救国のイノヴェーションを守るために他ならない。

イノヴェーションの本質を思い出させた「割烹着のリケジョ」による快挙

「私たち日本人がどういうわけか、イノヴェーションを忌み嫌い、潰す習癖を持っていること」、そして「それでもめげずに突破することが如何に意味があり、有無を言わせない感銘を呼ぶか」を端的に示す出来事がここに来て我が国で起きた。理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの小保方晴子・研究ユニットリーダーによる革新的な万能細胞「STAP細胞」の開発だ。記者団に対して同ユニットリーダーが端的に語った言葉が真のイノヴェーションが如何にこの国で妨げられているのかを物語っている。

「誰も信じてくれなかったことが、何よりも大変だった。」

過去4年間にわたってA社による元素転換技術の研究開発をウォッチしてきた私には、この言葉の意味が痛いほど分かる。我が国におけるいわゆる「専門家」たちは、新しい技術・素晴らしい発見に出会うと、どういうわけかまず「そんなことはあり得ない」とものすごい剣幕で拒絶する。それでもめげずに説明しようとすると「もういい、帰ってくれ」と怒鳴る御仁までいるくらいだ。どうやら、自分が過去数十年にわたって依って立ってきたものが壊されるのがたまらなく嫌なようなのだ。「科学の専門家」であり、まがりなりにも我が国における研究開発を推し進める立場を自分も担っているという自負があるのであれば、まずは「へぇ、面白そうですね。もっと詳しく教えて下さい」と素直に言えば良いのだが、その一言を言うことが出来ないのである。

いや、こうした病巣は何も理系研究者たちの間だけで蔓延しているわけではない。ある意味、もっと悲惨な状況になっているのがビジネス・経済を含めたそれ以外の分野においてである。我が国では「出る釘は打たれる」のが当たり前となっており、何か新しいアイデアを提案しようとすると、年長者たちや専門家たちはそれを支えるのではなく、潰しにかかるのである。「こんな若い奴・地位の無い連中が思いついて、自分は思いつかなかった以上、無意味なアイデアだ」と端から決めてかかる。そのため、イノヴェーターたちはやがて説得するのを断念し、匙を投げてしまうのである。そして気が付くと、自分自身も年老い、地位に執着し、嫉妬心が旺盛な一言居士になっていることに気づくのである。

嫉妬心やプライドを捨て、今こそ全ての力を「パックス・ジャポニカ」の実現に向けるべき

「割烹着のリケジョ」小保方晴子女史を認めたのは、英国の科学雑誌「ネイチャー」であり、米国のハーヴァード大学だった。激しい気候変動の中、明らかに寒冷化が進展していることを背景に人智を超えたレヴェルで経済が低迷し、「デフレ縮小化」が加速度的に進む米欧からすれば、こうしたイノヴェーションは喉から手が出るほど欲しいものなのである。なぜならば、デフレーションの中でも高値で売れるのは、それが本当の意味での希少価値・付加価値を帯びたモノ・サーヴィスだけだからだ。彼らは必死である。だからこそ、極東の島国で苦しむ「割烹着のリケジョ」に手を差し伸べ、世界の大舞台へと引き上げたのである。

だが、これは同じ日本人として余りにも情けないことではないのか。「現象そのもの」が発見されたのは我が国においてなのである。本来ならばそれを「いいね!」と真っ先に取り上げ、育てるインキュベーターが明らかに世界トップ・レヴェルで金満でもある我が国にはいくらでもいて良いはずなのだ。そしてそれを通じてこれまでの世界史を動かし、とりわけ戦争経済をもツールとして用いてきた米欧のやり方ではなく、全く新しい発想・アイデアで真実の「平和」(=日本の平和 ”パックス・ジャポニカ(Pax Japonica)”)をもたらすことも私たち日本人には可能なのである。ところがそれを何かが妨げてしまっている。単なる「嫉妬心」「プライド」が壁となって立ちはだかることで、天が与えたそうした本当の「日本人の役割」を自ら捨ててしまっている。何とも恥ずかしく、情けないことではないだろうか。

20年にもわたって続いた「平成バブル不況」の中、国民的な現象となっているこうしたバカの壁を打ち破ったのは、可憐な大和撫子だった。次に現れるべきなのは、我が国において喫緊の課題を解決する技術開発に黙々と取組み、いよいよ”その時”を迎えることになる、丈夫(ますらお)たちである。その一翼を担う、A社による研究開発とそれを認証する「検証実験」の動向から目が離せない。


原田武夫

株式会社原田武夫国際戦略情報研究所(IISIA)代表取締役

http://bylines.news.yahoo.co.jp/haradatakeo/20140203-00032210/


 

パックス・ジャポニカへの道(その1)「続・『トリチウム汚染水が消える日』 検証実験の実施が決定される

http://blog.goo.ne.jp/shiome/e/4e7a7a5d0872333f11c08c3376754337



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