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世界はやがてジャパネスクの時代を迎える(非公式)

佐渡沖における石油試掘 期待外れに終わる

2014-03-09 | 高貴な嘘

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●「今日の焦点!」
 ~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:
 
 「佐渡沖における石油試掘 期待外れに終わる」です。
 

⇒その理由は……:
 
 ─普通、資源は「存在するから価値がある」と思われています。
  もっともこのことは「誰にとってもそうである」のでしょうか。
 
 ─米欧を中心とした秩序の中には5段階の階層がありあす。
  「根源的な階層」「番頭」「支配人」「労働者」そして「その他」です。
 
 ─そして最初の2つのグループが行っているのが「統治」です。
  「統治」のために彼らがつくウソ、これが“高貴なウソ”です。
 
 ─大事なことは彼ら・彼女の目線から見て世界を語ることです。
  そこでは“高貴なウソ”にはまらない自由な目線が必要になります。
 
 ─「資源が存在しない」とすることの方がこのレヴェルでは価値があるの
  です。なぜならばそう言っても、後日「存在確認」が可能だからです。
 
 
我が国の新潟沖における「油田」。
これを最初に調べたのは明治時代にやってきたアメリカ人たちです。
 
しきりに試掘をし、「断念」したことになっています。
そして全ての施設を放棄し、当時の「日本石油」が創られました。
 
もっともこうしたストーリーの真意を探らなければならないのです。
なぜ我が国が「油田を持っていない」ことになったのか。
 
グローバル・マクロという観点から見た場合、マネーと資源の両方をつかんだ
者が最強の存在です。そこに「情報」がついてきて三種の神器となります。
 
だからこそそうした存在が生まれるのを防ぐ。
これが米欧のやり方であり、我が国の統治階級がその頃学んだことなのです。
 
「存在しない」とすることが持つ戦略性。
そのことに思いを馳せ、意味を感じ取ることが出来る日本人。
 
そうした日本人が・・・未来を創っていくことになるのです。

 

(メールマガジン 2013年7月23日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html



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