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世界はやがてジャパネスクの時代を迎える(非公式)

自動車及び通信セクターが「稼ぐこと」で平均株価高値と報道

2015-02-15 | 高貴な嘘

   □■□ IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉 □■□
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●「今日の焦点!」
 ~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「自動車及び通信セクターが『稼ぐこと』で平均株価高値と報道」です。


⇒その理由は……:

 ─我が国のマーケットにおける知られざる事実。
  それは平均株価が操作可能であるということです。

 ─加重平均で組み立てられているのが平均株価です。
  問題はその加重の仕方にあります。

 ─明らかにそれは為替が円安にぶれた時に上向くようになっています。
  つまり指標として特定の性向があり、本来は問題があるのです。

 ─ところがそれが公然と「我が国の株式マーケットの今」だと語られます。
  そこに、規模は小さいものの“高貴な嘘”が潜んでいるのです。

我が国において平均株価が7年7か月ぶりの高値となりました。
特定のセクターが「稼いでくれたから」と絶賛されています。

もっともその根本的な要因を知る必要があります。
為替を「円安」持ち込んでいるのは我が国の公的・準公的マネーだからです。

グローバル・マクロをある意味ゆがめているのがこの行為です。
日本株と同時にヘッジとして米国債を大量購入する。

そのために「円を売り、ドルを買う」。
ただそれだけのことですが、かなりの規模で行っているのです。

もっとも「作用には反作用が伴う」のが復元力の原則における鉄則。
すなわち作用である為替操作は必ず反作用が伴ってきます。

その結果、何がこれから起きるのか。
しっかりとあらかじめ見据えていく必要があります。

 

(メールマガジン 2015年2月13日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html



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