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【1】IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉:「今日の焦点!」
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢の
ツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:
「米FOMCにおいて量的緩和終了を最終的に判断するかに関心が集中」です。
⇒その理由は……:
─「ノーブル・ライ(高貴なウソ)」という言葉があります。
米欧の統治エリートが用いる言葉であり、概念です。
─「物事を収めるためには嘘も仕方がない」というわけです。
高貴な立場だからこそつかざるを得ない嘘と言われます。
─問題は「ノーブル・ライ」が余りにも美しすぎるという点なのです。
多くの人々はそれが真実だと信じ込み、行動します。
─ところが実際にはそうではない現実が後から続いてくる。
その結果、事態は阿鼻叫喚となるわけです。
─当の米欧の統治エリートは虚偽であることを知っています。
だからこそ、特に動じることなく対処できるのです。
─その結果、彼らの「統治者」としての地位は守られるのです。
保身のためにつくもの、それが「ノーブル・ライ」なのです。
米国がいよいよ「量的緩和」を終了させるかに注目が集まっています。
予定では「今月末に終了」ということになっています。
米国は今、民間経済の好調ぶりをアピールしています。
「そして何事も起きなかった」といわんばかりの様子です。
本当にそうなのかはよくよく見極める必要があります。
「本当の焦点」は公的債務問題なのであって、民間セクターでは
ありません。
大事なことは「なぜそのような二重のプレゼンテーションをするのか」
です。
「本当のこと」を見出すにはどうすれば良いのか、です。
今回ばかりは「ノーブル・ライ」がうまく機能するのかどうか。
機能しないとすれば何が起きてしまうのか。
注目すべきは・・・そのこと、なのです。
(メールマガジン 2014年10月29日号 より)
http://archive.mag2.com/0000228369/index.html
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