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世界はやがてジャパネスクの時代を迎える(非公式)

「アベノミクスの抱える中期的なリスクが課題」とIMFが警告

2014-08-01 | 高貴な嘘

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 【2】IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉:「今日の焦点!」
   ~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢の
    ツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「『アベノミクスの抱える中期的なリスクが課題』とIMFが警告」です。


⇒その理由は……:

 ─「高貴なウソ」という言葉があります。
  米欧の統治エリートがその目的を達するためにつく嘘のことです。

 ─米欧の統治エリートは非常に巧みにこれを使いこなします。
  これに対して我が国の統治エリートはそうではありません。

 ─どうしても馬脚を現すのです。
  その結果、事態はより悲惨なことにすらなってしまいます。

 ─最大の問題は我が国の統治エリートに専門性が無いことです。
  専門性が全くなく、真のエリート教育を受けていないため挫折します。

 ─そしてそのことに繰り返しの中で多くが失われるのです。
  無論、国民全体において、です。

国際通貨基金(IMF)による恒例の対日審査の報告書が発表されました。
「アベノミクスは中期的にリスクを抱えている」と公言しています。

あたかもこれは外圧のように思えます。
しかし実際には異なるのです。

なぜならばこの国際機関には我が国の財務当局から主要な出向者が出向いて
いるからです。当然そうしたチャネルを経ての調整が行われます。

つまりここでの「警告」は我が国の財務当局自身によるものなのです。
なぜそのようなことをするのか、その真意は一体どこにあるのか?

そうしたトリックの謎解きをしていくこと。
これが「高貴なウソ」を見破っていくことにほかなりません。

一見したところ、デフレ脱却を華々しく掲げているように見える
アベノミクス。
その実、目標としているのは全く違うところなのではないか。

そのことを今、見据えての思考と行動が私たち日本人に求められています。

 

(メールマガジン 2014年8月1日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html



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