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世界はやがてジャパネスクの時代を迎える(非公式)

モンゴル・ウランバートルで日朝局長級協議を実施

2014-07-25 | 北朝鮮

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●「今日の焦点!」
 ~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「モンゴル・ウランバートルで日朝局長級協議を実施」です。


⇒その理由は……:

 ─北朝鮮は一般的に「崩壊寸前の国」と思われています。
  特に我が国の国民世論においてはそうです。

 ─しかし実際には全くそうではありません。
  面白おかしく報道される部分像だけで全体像を描いてはならないのです。

 ─素直に考えてみるとすぐに分かることなのです。
  北朝鮮は世界最大級の外貨準備保有国である日本と中国の間にあります。

 ─表向きはともかく、実際にはそこから湿潤してくるマネーの恩恵に与かる
  には絶好の位置にあるのです。正にエマージング・マーケットです。

 ─事実、そうしたことをあらかじめとらえ動いている勢力がいます。
  欧州諸国です。

 ─そしてここにロシアが加わってきた感があります。
  北朝鮮もこのことを強く意識していることがうかがわれます。

 ─なぜならば伝統的な親露国であるモンゴルで今回の日朝協議を行った
  からです。そこでの会話の様子をつぶさにロシアは聞いているはずです。

今回の日朝協議はあたかも全く進んでいないかのように見えます。
しかし「今回だけは違う」という認識をむしろ持つべきです。

その背景にはパイプライン利権を巡る大きな合意があります。
ロシア、北朝鮮、そして我が国の間における事実上の「合意」です。

そうはいっても決して国家間の合意ではないのです。
むしろ連綿と築き上げられてきた北東アジアのネットワークが主体です。

その上を「外交官たち」がなぞらされているに過ぎない。
これが現実なのです。

いずれにせよ、世界の潮目が大きく動く段階で動き出すのが北朝鮮です。
「実質合意」として彼らが欲しいのはジャパン・マネー。

それを「日本バブル」と連動させる形でどうやってプログラミングして
いくのか。日朝間の密やかな攻防が始まっています。

 

(メールマガジン 2012年11月16日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html



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